これを使えばワインが美味しくなる!?

 昨夜、友人のNさんからいただいたものです。 N家では、10ドル程度のワインを買い、これから注ぐとそのワインがこれを使わないで飲むよりも数倍美味しくなると証言しています。
 メカニズムとは言いませんが、管の中に入っているボールが回転することにより、エアが入り、デキャンタする仕組みなっていて、他の瓶に移してデキャンタしなくて済むそうです。価格は15ドル程度と聞いています。ワイン好きで、予算のない方はぜひお試しください。
商品名はBall Pourerです。

 ただ私が思ったものは違うことです。これは金属製品ですから、金属を扱うメーカーであれば作れるということですね。例えば自動車の部品メーカーが部品ばかり作ってても儲からない時代でしょ? だったらもっと一般に普及するようなものを今後は作っていかないと会社は生き残れないということですね。かつて日立造船が杜仲茶を販売していました、何が悪い? サバイバルするためには、何でもやらないといけないということです。
 自動車産業でいえば、電気自動車の時代が今後来ると思いますが、そうなると既存のメーカーに加え、新規に参入する会社が増えてきます。素材メーカーが参入する可能性もあるわけです。
 今ある事業は1つの柱として残し、新しい柱をどんどん立てていかないと、支えられない時代になっています。

 昨日、会った友人の話ではCA州で酒の輸入商をしているTさんはぐいぐいやっているらしい。彼は日本の酒蔵と組み、Trader's JoeのPBを作っているそうです。Trader's Joeは今250店舗ぐらいあるんじゃないですかね。そういうところに納入すれば売り上げは一気に上がります。彼はさらにWalmartも狙っているといいます。同社ですぐに日本酒が売れるとは思いませんが、世界的な大企業に納入できれば、莫大な売り上げと利益が転がり込んでくるわけですね。Home Depotにしてもそうです。実は私の長年のお客さんであり、友人はブラインドの世界的企業のCEOでHome Depotにもしっかり納入しています。業績は今は不振のようですが、それでもものすごい売り上げだと思います。

 アメリカでビジネスをするなら、そういう大きなところに焦点を当て邁進してみてはいかがでしょう。
 これも昨日、来られた日本人のお客さんとの話ですが、「TAKAさん、今日は日本人の方が少ないですねえ」とおっしゃるのです。その日は6人でした。それで米人の数が44人でしたね。私は正直に「OOさん、アトランタに住む5千人を相手にしても意味がありません。400万人のメトロアトランタに住むアメリカ人を相手にしているので、これで良いのです。これで満席、理想じゃないですか?」とお答えしました。1人に6人も日本人がいれば私の店では多いほうです。

 あとはブログを見て、全米からお客さんが来るわけですから、50席の店を繁盛させるには十分ではないでしょうか。暇なときには、その50席でさえ埋まらないのが現状ですからね。

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