Friday, March 27, 2009

初老の紳士の言葉

 たまたま寿司バーに座った初老の紳士。 ウニが大好きということでいろいろ作って差し上げました。その後の会話でした。
若さの秘訣は何か? 多くの高齢の人が「あーあのときは良かった。若いときにはねえ、、、。」と過去ばかり語る。「明日は00をしよう」と先のことをあまり考えない。それは老い先が短いからか? そうではないだろう。明日のやる気を引き出すには、明日何をやるか考えることだ」と彼は語ったのです。ウエストパームビーチの近くに住んでいますが、2日ほどボランティアでアトランタに来ているそうです。
 確かにそうです。過ぎ去ってしまった過去を語る、ノスタルジーに浸るよりは、未来を語ることの方が前向きな人生にとっては大事なことなのでしょう。

Thursday, March 26, 2009

今日の朝刊から

2日分まとめています。

1、まずは関係ありませんが、所得税が少し下がったようです。1週間前のペイロールが届いたときに、従業員の税金が少し下がっているのに気づきました。 約2%程度だと思います。私のペイチェックは別に下がっていませんでした。 別に高額納税者ではありませんが、中の上ランク、高所得者の最下層だと認識しています。 おそらく年収5-6万ドル以下の人をターゲットにしたものでしょう。
私は33%近い税金を取られています。それを確定申告で少しだけ取り返しています。

2、食用のオリーブオイルは、家事の助けになります。まず家具を磨くのに役立ちます。他にもファスナーとか開けづらいドアなど油を差すのと同じ要領です。また皮膚に付いたペンキも剥がすことができます。

3、GA州政府は、ハイウェイで85mph、一般道で75mphを超えるスピード違反者に対し罰金とは別に200ドルを課税することを決めました。このような違反者を「Super Speeders」と名づけています。この罰金は外傷関連の医療目的に使われるそうです。

4、先週のDunwoody 地区での Texacoガソリンスタンドにおける殺人事件の容疑者が逮捕されました。防犯カメラに顔が映っていたので時間の問題でしたが、どうやらドラッグ絡みの事件のようです。

5、Brookhavenにある名門ゴルフクラブ Capital City Clubがアトランタ市から、汚水垂れ流しで15万ドルの罰金を課せられています。 同ゴルフクラブはリノベーションのため閉鎖中ですが、その土砂が雨で流れ出して河川を汚したというものです。

6、赤字に悩むMARTAは、最悪の場合週6日運行になると責任者が警告をしています。 MARTAは万年赤字で、その資金を運行しているFultonと Dekalbから主に得ています。

7、住宅価格が少し持ち直しています。 12-1月比でわずかに1.7%上昇しています。 08年通期では6.3%の下落でした。ちなみに南部では12-1月に3.6%上昇しています。08年通期では7.3%の下落でした。

8、アメリカ人の労働者の5人に1人は健康保険がないそうです。昨日のラジオからです。これはGAを含む14州での調査の結果です。 折りしも今日はオバマが「今こそ国民皆健康保険を導入する時期なのです。4年後では遅し、2年後でも遅しなのです」と名演説でした。優しい語り、分かりやすい言葉、国民よこの言葉に酔え、そしてコントロールされて従うのだ!って感じですね。問題は国民ではありません、保険業界、医薬業界、医師会、そして彼らから献金をもらっている議員の問題なのです。国民はこれに関して投票できませんからね。そりゃ、取り分が減るんですから、必死に抵抗するでしょうよ。日本の「公務員削減、財政再建」と中身は同じです。我が身をまず守れですね。

 昨日、投資信託を確認しましたが、17.4%の上昇でした。皆さんご存知だと思いますが、VanguardのS&P 500連動型です。この2週間の株価の持ち直しでようやくプラスに転じました。ただ、ここで買い増すかどうかは疑問です。私の予測ではここでかなりの戻り売りが出ると思い、一度調整をすると思います。そこで買いだと考えています。

 久しぶりに金融関連の予測をしてみましょう。
A:金 底堅い展開です。900を一時期割りましたが、ウルトラCで950まで回復、その後は940-950ドルのレンジで動いています。1ヶ月ぐらいをかけて1000ドル台になると予測しています。 不安要因が消えない中、金は常に確実な資産としてその主役です。 利子を生まないだけで、安全、為替に関係ないなど優等生です。

B:株価 持ち直していますが、嵐の前の静けさではないでしょうか? ただ、最近出てくる数字が良いのでそれを反映しています。 株価と失業率は関係ありませんからね。  株価=企業業績ですから、人切りをして体力を温存した企業の収益が上がっていけば株価も持ち直すということです。ただ、小売とかを見ていて回復の兆しは見えませんが。8000ドルの壁を簡単に破れば8500も見えてきますし、7500を簡単に割るようであれば、7000に近づくと思います。オバママジックに期待しましょう。

C:円ドル相場:これが一番難しいですね。現在97円ですが、アメリカが回復基調を示せばドル安にならないと思います。今の先行きはアメリカのほうが楽観的ですからね。日本はむしろ暗い。かつてない失業を経験中です。結局、輸出を頼りに伸びてきたのが痛いですね。内需を考えればよいのですが、そういう頭がある人はいない。例えばルクルーゼの鍋があります。アメリカではMarshallsでも売られています。もちろん倒産品とかだと思いますが、無傷です。だいたい安くて90ドル、高いと130ドルですね。この同じ鍋が日本では3-5万円もします。なんでやねん?の世界でしょう? 人を小馬鹿にしているのか? ルクルーゼの鍋は確かに良い。一生物です。ただ5万円で誰か買うのですか? これを1万5千円で売れる店ができたらどうなりますか? 皆買いますよ。良い品お安くですからね。どうしてこれができないのか? 鍋1つ取ってもこれです。他にも馬鹿高いものが山ほどあります。日本人はお金を持っていて高級志向です。価格というのは実に面白くて、あるラインを割ると爆発的に売れるのです。テレビもそうでしょう? アメリカのほうが安い。日本でも50型で10万円を割り切れば皆買いますよ。プライドですか? それよりも拡販、消費者奉仕! こうして考えていくと、私なんか日本に帰ってもすることが山ほどあります。ビジネスを起こすこともできますしね。失業した人はビジネス起こせばいい。自営業は失業しませんし、首切りもありませんからね。話は逸れましたが、しばらく円高を考えることは難しいと思います。従って95-100円のレンジか105円までを予測しています。

 この前も書きましたが、景気は回復する、それで仕事に復帰できるのか?ということです。 今朝のもGAではすでに10以上の郡で失業率が10%を超えています。 メトロでは2つの郡が該当しています。仕事を失った人の受け皿ができて、初めて景気回復といえるのではないでしょうか? 企業収益が回復するのが先、そしてまた人を雇用しますかねえ? そこに疑問があります。
 幸いにも私のところは今月も前年比UPで終わる予定です、前半は苦しかったですけどね。明日から1人採用します。 彼女は州政府の外郭団体で働いていましたが、レイオフされました。 金ー土の2日間だけですが、これも1つの人助けです。決して余裕があるわけではありませんが、週末のサービス向上に向けた取り組みです。

驚いてください! AXIS4月号の出来栄え

 まだ配布していませんが、すでにAXIS4月号は2日前に出来上がっています。あまりに早く上がったので配布していないだけの話なのです。どうして?と思うでしょう。 それは新しい印刷屋に変更したからです。この印刷屋がまた、すばらしいの何の。南田陽子の世界です。(私はたまにこういう古典的なジョーク?を使いますが、この前も「クリープを入れないコーヒーなんて」と使用しました)なんと意味もなく、単なる語呂合わせです。

 実は長年使っていた米系の印刷屋がルーズで品質が悪く、場所も遠いので家から近い中華系のA社に切り替えたのが昨年の8月ぐらいでした。場所は近くなったものの、品質は悪く、文句を言うと「もうできない」と印刷を断り、同じ中華系のB社に変更しました。実はA社はB社に外注していたんです。笑うなかれ、建設業界の下請けみたいなものです。当然ながら品質が悪い、そしてそれを改善できなかったのです。
 今月に入り、いろいろ探した結果(これは私の功績ではありませんが)、最新の機械を持った印刷屋を探し出し、デジタルプリントできるようになったのです。といっても、日本では当たり前のようですが。要するに設備投資をしないで、古い機械を使った会社ばかりを巡っていたことになります。それでも最新の設備を持った印刷屋の多くは値段が馬鹿高く、AXISのような部数では割が合いませんでした。今回の会社は何でも8ページ分をまとめて刷ることができるのでコストダウンができ、また日数も短く仕上がるということだそうです。紙質も今回からつや紙に変更し、「らしく」なりました。特に写真が鮮明です。濃淡があってもこれまでのようにつぶれたりせず、真黒になったりせず、そのまま出ますので、クレームが今後は発生しないと思います。
 「AXIS変わったね」と皆さんに満足してもらえると思います、
 こういうことからも、「常に設備投資を怠るなかれ」が証明されます。 景気は悪いが、高い品質の製品を作りだすところには仕事が回ってくるということです。高品質で納期が早く、価格が適切であれば、誰でも注文しますよね? おかげで原稿の締め切りをこれまでの18日から20日にしても間に合います。これでも十分ですが、2日余裕を見て22日前後にデータを送れば、5日後には上がってくるという仕組みです。中華系では「最低10日必要、バインディングがあるので2日必要」とか言われたものです。なんとことはない、そういう仕事を外注するから日数がかかるのです。
 そしてオフィスが綺麗なこと。以前に使っていた3社のうち最初の米系は普通、中華系2社は汚いを通り越したオフィスでした。日系の自動車メーカーの工場と米系の工場の違いみたいなもんでしょう。
汚い工場からは綺麗な製品は生まれないのです。コストを抑えて金儲けという中華系でしたが、もう2度と使うことはないでしょうし、これで私の中華系企業に対するイメージがまたもや下がるのです。信用するにはほど遠いということです。

Wednesday, March 25, 2009

アメリカ経済の行方

 今週は株価が月曜日に500ポイント近くも上昇しました。前週からの上げも考えると平均で17%上昇したことになります。「そうか、やはりオバマ政権だねえ。不良債権を受ける皿も作ったし、これでアメリカは不景気を脱し、年内の景気回復に向かうんだねえ」と錯覚しそうな勢いですが、そんなに簡単に事は運ぶでしょうか?
シティは1-2月は黒字だったようですが、第一四半期で見ると赤字のようです。不良債権は増加中だと考えてよいでしょう。例えば「00ドルの不良債権があります」が12月だとすれば、それから数ヵ月後にはその00ドルがさらに増えているのです。それは企業の倒産であり、個人の失業による自動車ローンの滞納、クレジットカードの未払いなど、次から次へと増えていくからです。
実際に、失業率は月毎に上がっていっています。 GA州が一騎に9%台に入ったのは少し驚きでしたが、多くの州でその予備軍も含めるとすでに10%を超えているのです。こうした個人レベルで悪化している数字を見て、「どこが景気回復の兆しなの?さらに悪くなっているだけじゃない?」と思うのは当然のことです。
そして政府のマスターベーションのやりすぎはやがてドルを暴落させることでしょう。マスターベーション? 自分のところで発行した債券を自分のところで発行した通貨で購入するということです。お札さえ刷ればいくらでも買うことができます。すでにアメリカの国債を一番買っていた中国が警戒し始めています。中国は米ドルの暴落を見越して、新しい基軸通貨を作る方向に向かっています。結局のところ、この国の国債を買ってくれる国が減ってきているため、現金欲しさにFRBが買わないといけないのです。 そしてドルの流通量が増えると暴落します。「じゃあ、止めたら?」と思うでしょう。財政赤字の米国政府は国債を連発してお金を作らないと運営ができない状態にあるのえす。
ただ、財政赤字を誘発した根源(ガンですが)をなくせば正しい方向に向かうのです。それは軍事費です。 莫大な軍事費を抑えて、それを経済復興にまわすことができれば、あめりかは経済的には再生できると思います。ただ、それはこの軍事国家にとってはできないことです。 仮に軍事費を削るとしましょう。 F22戦闘機をキャンセルしましょう。となるとマリエッタにあるロッキードの工場でレイオフ、2000人に影響が出ます。全米各地に軍需工場があり、そこで働く人の数も多いのです、それに釣られて政治家が群がり、軍事族議員が圧力をかけますから、なかなかこうした軍縮はできない。やはり、この国にとって手っ取り早いのは戦争を継続することしかないようです。中東をかく乱するとか、やり方はいろいろあります。日本もかつて「朝鮮特需」で復興した節がありますから、戦争による盛り上がりの凄さは分かると思います。それしかないですね。
少し上がった株価を見て、ある人は「よーし景気回復だ。出てくる数字も良くなってきている」と思い、ある人は「よしよし、ここで売り逃げするのが得策だな」と株式市場から逃げ、金などの確実な投資に向かわせるでしょう。人の判断それぞれですが、私は、どちらに転んでも良いようにしておくことだと思います。
今朝のAPのニュースの中に、ペンシルベニアで自動車販売店を営んでいた初老の兄弟のうち、兄が車に放火し、自分もそこで死亡(死因は心臓発作)、弟はその1ヵ月後失踪しやはり死亡したという悲しいニュースがありました。楽観主義アメリカ人の成れの果て? 最後は自分で自分の命を絶つケースが多いように思います。 少し引いて考え、最悪の事態を想定し常に蓄えを維持するということができない民族、国民性の表れでしょう。前にも書きましたが、彼らは狩猟民族ですから、その日暮らしなんですよね、私たち日本人は農耕民族ですから、その日暮らしはできない。何しろ種を植えてから収穫するまで我慢しないといけないですからね。それでも天候異変などで収穫できないこともある。だから蓄えておき、万一のときに使うわけです。今後もこうした悲しいニュースが続くと思いますが、人を巻き添えにしないでほしいものです(銃乱射とか)。

Saturday, March 21, 2009

週末往来:今朝も早くから芝刈りに!

 今日は、朝6時に起きて芝刈りに行ってきました。8時のティータイムなので、これぐらいの時間に起きないと体が動きません。 1ホールからいきなりバーディを取りラッキーな前半を41で回り後半は多少崩れたものの、90は切ったと思います。 明日は11時からラウンドです。 そして来週の日曜日はローカルコンペの今シーズン第2戦があります。
 なぜゴルフ?と言われても困りますが、ゴルフは年齢に性別にまた巧い下手に関係なく一緒にプレイできる唯一のスポーツだと思います。
 始めたのはアメリカに来てからですが、アトランタに来ていなければやらなかったでしょう。今ではしっかり嵌ってしまい毎週日曜日の日課となっています。
 だいたい85-95の間で回りますが、精神面の大切さを思い知らされます。またほんの少しのことが大きな違いを生むのだと思います。従い年齢の高い人の方が巧い方が多ように思います。そこは冷静さと技であり、力は最初のドライバーぐらいです。そういう目でではビジネスマンには向いているのだと思います。ミスをしてもそこで終わりでなく、そこからゲームを再開できるバンカーや池、小川などの障害物を乗り越えてグリーンに乗せればあとは、カップに沈めるのですが、この単純なスポーツが実は奥が深いのだと思います。
 おそらく、半分ぐらいの人は面白さを知る前にやめてしまうと思います。本当の楽しみの前に苦しみがありますから、そこで挫折する人が多いのでしょう。
 その苦しみを克服し、パーを取り、場合によってはバーディもあり、スコアが縮まることも大事ですが、やはりカップにボールが沈んだ瞬間の快感は最高です。
長年、100が切れずにそれでも継続している友人もいます。何かの魅力があるからでしょう。皆さん、アトランタにいる間にゴルフを始めましょう。
 商工会のコンペも4月から開幕です。私は今年、全試合出場をしたいと思います。

Friday, March 20, 2009

どうして金が急騰したのか?

 経済についての解説です。 19日の朝例のごとくCNBCを見ていましたが、金が一時60ドルも急騰していました。何が原因なのか? それを知りたかった私は、Googleしました。こういうときにGoogleは役に立ちます。その答えが下です。

 ドル建て金現物価格は18日ニューヨーク午後、883ドル台から947ドル台まで一気に急騰した。米FRBによる長期国債買い入れ発表をきっかけに米国債相場が急反発(利回りは急低下)、株価も反発するなか、ドルが全面的に急落し、金はわずか1時間で50ドルも急騰するなど、市場は大きく混乱した。19日午前8時現在939.3ドル。昨日東京午後5時30分に比べ29.2ドル高。ドル円は2.48円高の96.20円。東京金先物価格は15円高の2913円前後の計算。  昨日の東京市場では915ドル前後からジリジリと下落。相変わらずアジア市場の弱さが目立つ中、終盤には910ドル割れ。欧州に移ると小じっかりなったが、ニューヨークでは先物市場の立会い開始とともに急落。株安・ドル安の中でも手仕舞い売りが止まらず、中盤には883.75ドルの約1カ月半ぶり安値。だが、ニューヨークの立会い取引が終った直後のニューヨーク午後2時過ぎ、FRBはFOMC声明を発表。向こう6カ月間で最大3000億ドルの長期国債買い取りとモーゲージ債の買い取り拡大を表明すると、債券や株、為替、そして金市場も流れが一変。ドルが対ユーロで1.31ドルから1.35ドル台、対円で98円台から95円台に急落するなか、金は一気に950ドル目前まで噴き上げた。  こうした金価格の急騰について、市場では過剰反応で行き過ぎとの声も。だが、株価や債券などドル資産のリスクのみならず、基軸通貨たるドルが数時間で3%も変動してしまうこと自体、現在の世界の投資家とマネーが抱えるリスクの大きさを物語る。  金価格の上昇を受けて、主要金鉱株価も上昇。昨日、ジョン・ポールソン氏率いる有力ヘッジファンド、ポールソン・アンド・カンパニーが、アングロアメリカン社の保有する残り11.3%の株式を購入した大手金鉱山アングロアメリカン・アシャンティ株は、37.79ドルに約9%も上昇。金鉱山株に対するこうした動きの本質は、単に地上の金や金鉱山株の値上がりを期待したものではなく、むしろその「地下に眠る金」への投資と見るべき。  先物市場にリードされる日々の動きは不安定にも見えるが、多様化・複雑化する「リスク」を逃れる資金が最も古典的な資産である金に向かうという大きな流れは、今後しばらく強まりこそすれ、後退する可能性は低い。まずは950ドル台を回復し、段階的に1000ドル、1100ドルとレンジを切り上げていく公算が大きい。東京市場の金先物価格も当面は円高に圧迫されながらも、3000円台、3200円台と上昇する可能性あり。日本以外の世界各国内の金価格が既に1980年の高値を超えている今、日本の金価格だけは当時の高値の半値にも満たない。
 これプラスやはり、不安材料が多いことから安全確実な金に向かっているという説もありました。今後、原油と金は上がっていくそうです。 この予測はいかなるものか?

Wednesday, March 18, 2009

今日の朝刊から

1、GA400の50セント徴収はいつまで続くのか? すでに道路財源としては十分に元を取っていますが、今後のために備えて空くな事も2011年までは続くというのが当局の見解で、その後なくなるかどうかは未定だそうです。

2、鶏はペットなのか? Roswell市で鶏を4羽飼っている男性が市の条例違反で訴えられました。この男性は4年前から自宅の裏で鶏を飼い始めましたが、今年に入って何者かが市に対して訴えを起こしました。Roswellの条例では鶏を飼うことが認められていません。男性はこれはペットである、卵も産むし素晴らしい生き物であると反論しています。おそらく鳥インフルエンザなど人体への影響を考慮して鶏を飼うことが禁止されていると思うのですが、まあお堅いことを言わないでといった感じですね。

3、ドイツの調査機関は今年中にドイツは景気後退から抜け出すという明るい見通しを出しました。アメリカでも2月の住宅着工件数が前月より増えるなど、少し明るいニュースが出ています。
 ところがCNNの世論調査によると、一般人は悲観的で「来年に恐慌になるのではないか」と心配する人が多くいることが分かっています。今朝もキャタピラーがGA州内の工場閉鎖で約300人のレイオフを発表しました。ノキアも世界中でレイオフがあります。こうしたことから企業サイドでは景気が回復し収益も上がるとしても、クビを切られた従業員の行き先はないのではないかということです。
 昨日、アジア系の女性が1人面接に来ましたが、きちんと大学も出ているのにレストランに面接に来るわけです。彼女の場合、州政府の出先機関のような部署で働いていて、ご存知の通りの州財政悪化により閉鎖になりレイオフされたそうです。こういう人達が将来、元の職場に戻れる保証はなく、その中で株価だけが上がり、「経済が戻りました」とはいえないでしょう。これによってまたもや格差が生まれるのです。 
 このところの株価上昇(6500から7400ということは約14%も上がっています)で一儲けした人もいると思います。ましてや、つぶれかけていたCITIとかバンカメを底値で買っていた人は50%以上儲かっているはずです。驚くことなかれ、私の投資信託は昨夜見たらプラスになっていました。
 一般的に「アメリカ人は401Kや株で損をしている」というのが大方の見方ですが、私のように今年に入って始めたファンドは損害も少なく、プラスになるということです。これが本当に景気回復に道を示す株価上昇であるならば、夏までの8000ドル、そして年末の9000ドルも夢ではなく、この過程で資産形成も可能なのです。昨日、来た常連のタイラー(親父が証券会社を持っていてそこで働いていますが)こんなことを言っていました。「Taka、今は買いだよ。別に今週上がった下がったでどうこうするもんでもないだろう? 10年後とか長いスパンで見たら今はとにかく買いなんだよ、ただお金がないと買えないけどね」。これはある意味、的を得ているのです。少なくとも今後5-10年はアメリカを押しのけて台頭してくる国は現れないでしょう。そうなるとアメリカ株は銘柄によってですが、買いなのです。そして自信のない人は私のようにS&P連動型を買うのが最も賢明ということになります。

Tuesday, March 17, 2009

今日の朝刊から

 なかなか面白い記事があります。
1、Johns Creek市は、市内にある橋が狭くて消防車が通過できないのですが、その橋を広げる予算がないため、あきらめています。 火事など緊急の事態が起きた場合に、一刻も早く現場に駆けつけないといけないのですが、財政難の折それができないということです。アトランタ市も消防署の多くを閉鎖しました。これも財政難のためです。

2、GA工科大学の職員による使い込みの裁判で判決が下りました。10年の刑と10万ドルの返還です。この41歳の女性は職員の立場を利用し、本来学校の事務関係のものしか購入できないクレジットカードを私的に使用したものです。その額は4年間で17万3千ドルでした。このような不正がどうして早めに発覚しなかったのか不思議でなりません。

3、このところの雨で水瓶、Lake Lanierの水位がずいぶん上がりましたが、それでもまだ不足です。現在、20ft満タンよりも低い水位にあります。

4、Gwinnett Co. のJailで、土曜日に男の子が生まれました。これは保護観察を破った女性を収監したものですが、妊娠中でたまたまそこで生まれてしまったというものです。彼女は一度外の病院に行きましたが、その後は塀の中へと戻されました。

5、GA州の児童ポルノ事件ですが、3月10日からGBIによる本格的な捜査が始まり、すでに27人が逮捕されうち4人は未成年者でした。押収されたパソコンは103台です。この事件では50人に逮捕状が出ており、米国至上最大の児童ポルノ事件に発展する見込みです。これまでは昨年11月にオハイオで起きた41人の逮捕状発行が最大でした。

6、2010年もGA州の財政は厳しいものとなりそうです。7月1日から実質始まりますが、州職員の削減など経費カットが行われます。すでにカリフォルニアと同様に職員の無給休暇が始まっています。

7、ジョージア州民は詐欺に引っかかりやすい? 先ごろ出されたデータによると、GAは全米で4番目に高い水準で住宅ローン詐欺に引っかかっています。1位はRI,2位FL、3位IL、5位MD,6位MI、7位NY,8位CA、9位MS、10位COの順です。全米では07-08年比で詐欺は26%増えています。

8、住宅差し押さえが悪化しています。メトロアトランタでは4月に約1万個の住宅が競売にかけられます。州の経済と失業率を見ると別に驚くべきことではありませんが、失業した=お金がないではその人の人生設計を疑いますが、「今を楽しむ」アメリカ人にそれを要求するのは酷かも知れません。最低無収入でも1年間ぐらいは住宅ローンが払える程度の貯蓄を心がけたいものです。 何が起こるかわかりませんからね。

9、Turnerが約1万人いる従業員のうち1%以下の削減を行いました。各部署で少しずつ行われましたが、今後も続く可能性があります。実はこの中の1人は私の友人、キャロラインでした。 CNNでPRをしていましたが、突然上司に呼ばれ2週間のNoticeだったそうです。 家を買ったばかりの彼女ですが、どうするんでしょうか? それも彼女は一軒家でなくコンドを買っていました。買う前に相談してくれれば良かったのに、、、。コンドなんで誰も買わないご時勢です。破産かい、キャロル?


昨日、書いたFace Bookですが、すでに4-5人と友人関係になりました。ネット上でこうした新しい関係が増殖していくのです。そしてここに登録してあったNYCに住むブランディにコンタクトをしました。彼女とはアメリカのレストランで一緒に仕事をしていたのが縁ですが、たまにメールのやり取りをする仲です。昔なら「ちょいと電話」ですが、今はすべてがメールです。夜に忙しいのなんの、そして朝起きれば「あなたはリストに入りました、あなたは00さんの友人になりました」と勧誘が来るのです。多忙の中、さらに多忙になっていくのです。ゴルフの素振りはいつやるんだ? これじゃ、常時90は切れないぞ?と自分に言い聞かせる毎日です。

すべては「疑ってみる」ことから始まるのではないか?

 人を信じますか?、毎日流れる報道を信じますか?、店で売られているものを信じますか? 神を信じますか?

 私はビジネスに関しては疑り深くなりました。人に任せ信じることは大切ですが、信じ切ることは怖いことです。 すべて自分に降りかかってきますからね。特にアメリカにおいては、人を蹴落として這い上がるような国ですから(これが国際ビジネスの常道なのかも知れませんが)、信じるのは自分だけにする人が多いように思います。
 まずは疑うことから物事が始まるのではないかということです。 例えば魚の鮮度。 通常3-4日OKとします。ところがこれを信じてよいものか?とんでもない、状況は常に変わりますから自分の目で見ないといけない。まず、その魚が入ってきた状態から持ちが違ってきますね、そして置かれた状態でも持ちが違います。そういういろいろなところから判断して2日で捨てる場合もあれば、逆に5日持つ場合もあります。一概に3-4日と言えないのです。だから疑わないといけない。
 何か不味いものを出した場合もそうです。 かならず原因を追究するようにしますが、その当事者に聞いても「はい、私が悪かったです」とはアメリカではなかなか聞くことはありません。メキシコ人がまずそう、そしてアジア人も「はいすみません」と謝るようなことはしません。これは「負けを認めることは良くない」という国民性でしょうか? 日本人はすぐに謝ります、私も大抵すぐに謝ります。 負けるが勝ちだと思うからですね。後を引きたくないということもありますが。
 店が暇なときも「あー暇だねえ」ではなく「なんで暇なんだ?」と疑う、そして原因を追究していかないといけない。何か過去にミスがあったのか、悪い噂が出ていないだろうか? メニューが汚いかもしれない、、、と小さな原因は山ほどあります。それらが仮に主原因でなくとも、修正することにより安心感が生まれるものです。
 疑うことは、How come?であり、それが解決への第一歩になることでしょう。小さな子供と同じで、「どうして?」の連続です。素朴に疑問を持つことが問題意識を常に持つことになり、人とは違う目でモノを見ることができると思うのです。

Doveアイスクリームが今なら$1.99

 たまたまKrogerへ行きましたが、Doveのアイスクリームが通常$3.99ですが、半額の$1.99になっていました。 私は思わず6個も買ってしまいました。
 Doveはお気に入りアイスクリームの1つです。ちなみに発音はドーヴではなくダヴに近いようです。

Monday, March 16, 2009

今日のニュースから

1、連邦政府はスーパーなどで販売する肉類について、原産地表示を行うことを義務づけました。例えば牛肉についてどこで生まれた牛で、どこで飼育されたとかなどの情報を消費者が知ることができます。確か魚についてはすでに実行されていると思います。
 日本ではスーパーなどではかなり前からこうした原産地表示に加え、冷凍からの解凍あるいは生、野生か養殖かなどの情報を提示するようになっています。
 問題はレストランで、誤情報を消費者に与えているケースが多々あります。特に日本人以外のオーナーの店ではこうした嘘まがいの行為が横行しています。「言った者勝ち」の風潮がありますが、こうした行為は将来的に自分で自分の首を絞めるようなものです。魚の名前の誤表示は今でもあります。典型的な例はティラピアでこれをレッドスナッパーとして販売しています。

2、昨日、チェイニー前副大統領がCNNに出演し、現政権が「過去の政権から負を引き継いだ」と言っていることに反論していました。また、グアナモンタ基地などの収容所を閉鎖することについてテロ活動が活発になると批判していました。懲りない男です。「あんたが私利私欲のためにやったんだろう?」と言ってやりたいものです。

3、先週のことですが、I-285 と North Peachtree Rd.が交差する場所近くのガソリンスタンドで殺人事件がありました。我が家から車で3分の距離です。ここ最近、身近でこうした事件があります。昨年も車でやはり2分の距離のコンドで深夜に殺人事件がありました。

4、FRBのバーナキが昨日、強気の発言をしたことで株式相場は堅調です。「景気は今年中に回復基調に向かう」という発言でした。先週、GMがやはり「そんなにお金を借りなくても行けそう」と言い、シティやバンカメも「1-2月に限っていえば黒字」と嬉しいコメントをしたので市場は元気を取り戻しましたが、果たしてこれを信じてよいものか???
 失業率の問題はどうなる? 住宅差し押さえの問題はどうなる? クレジットカードの滞納はどうなる? と会社は先に抜け出しても個人レベルでは泥沼から抜け出せないのが現実ではないでしょうか?そして金融機関などは政府から資金提供があり立ち直れますが、中小の製造業などはそれさえもできないのでは?ということは大企業やお金持ちは回復していくが、貧困層はそのまま取り残されるのではないかということです。 すなわち格差がますます広がります。 金融関連の株が戻りつつありますが、ここで変える人はやがて利益を生むことができますが、大半の人は指をくわえて見てるだけです。401Kとかやっている人であればまだしもその下の貧困層は株が上がろうが下がろうが何の変化もないのです。
 ちなみに私のS&P連動型のファンドはすでに98.6%まで回復しているのです。運が良ければ今週中にプラスに転じることもあります。そうなるとゴールドが下がると思いますが、これは10年単位で考えていますから、下がれば買い増しするだけの話です。

 昨日は、友人のエリザベスから頼まれていた「すし教室」と彼女の家でやりました。出席者は全員、白人の女性たちで私はハッピーな日曜日の夜を過ごしましたが、なかなか面白いので次回は「イタリアン教室」をやることにしました。 ごく普通の白人女性に美味いものをどうやって作るか教えることにより、開花するかも知れません。飲むのがかなり好きな連中のようでした。相手からすれば、あまり知り合うことのないアジアの男性から料理を習い雑談をするということに興味があるのか、国際親善なのか、私はこういう草の根交流が大事ではないかと思うのです。そのエリザベスがFace Bookに入りなさいよと誘うので早速入りました。Face Book?私も今一、これがよく分かっていませんが、写真を共有したりネット上で友達を作っていくものです。このエリザベスのグループには約400人が入会していますし、こうした場所に店の情報を流せば、宣伝が無料でできるということです。新たなマーケティングツールを確立できるのか?楽しみですね。そして驚くなかれ、私の知り合いやお客さんの多くがFace Bookに自分のグループを作っているのです。
 かつては、旅行などに行って写真を撮り、それを現像してアルバムに入れていましたが、すでに時代は変わってしまい、現像することもなく自分のパソコンに入れ、そこから自分の作成したサイトやグループにアップロードしていく。そうすれば、そこにアクセスさえすれば、友達などに写真を見せることができますし、永久に保存ができるというものです。
 なるほど、なるほど。世の中の流れについて行かないといけないですね。

Saturday, March 14, 2009

週末往来Ⅱ

 オフィスデポへ行ってきました。 店のプリンターの紙を買うためですが、必ずクーポンを使います。文具屋の競争は激しく、毎回どこかのクーポンがあります。今回は75ドルで10ドル引きでした。
そしてAXISをやっているみゆきさんに頼まれていたカメラを見ると、129ドルになっていました。
彼女はかなり古いカメラをもっていて(といっても4-5年前の最新モデルと言っていましたが)これが分厚い。もう化石になっています。電化製品はあまり最新のものは買わず、2-3年で買い換えるのが一番良いと思います。PCも暇つぶしに見ましたが、デスクトップの主流はコンパクトタイプといってこれまでのものよりもPCのサイズが3分の1になっています。これでさえも400ドル以下で買える時代です。 東芝のノートPCも400ドルを常に切っています。 あとはメモリーとか速度の問題でしょうから、新しいものに切り替えていかないとこれまた化石になってしまうと思います。

 話をカメラに戻しましょう。これがまた面白い。キャノンのSD1100という8メガピクセルです。実は同じものを私は使っていますが、確か半年前に私はこれを179ドルで買っています。これが今回シルバーに限り129ドルだったのす。 展示には私と同じブルーもありましたが、それは179ドルのままでした。これはお買い得です。同じものがCostcoでも売られていますが、確か149ドルだったと思います。ちなみにカメラはキャノンしか買いません。CR誌のランキングでも1位はすべてキャノンです。


 日曜の朝刊にジョージアの鶏が全米平均に比べ、たまごを産む数が減っているというのがありました。1月のデータですが、ジョージアは6%ダウンしていますが、全米平均は微増しているのです。この原因は何?と言われても分からないそうです。雨が多かったからですかねえ。ちなみに全米平均は鶏100羽が1日72.1個のたまごを産んでいるそうです。

 住居不法侵入および強盗の数が急増しています。アトランタのデータでは04年に6800件でしたが、08年は9940件も起きており、この4年間で急激な右肩上がりとなっています。これを1日で換算すると1日あたり27件です。今年は間違いなく1万件を突破すると思います。最近の目的は薄型テレビです。ただ、価格が下がってきていますからその目的も他に移ることでしょう。詳細はAXIS3月号にて。

 先週にも書きましたが、学校は安全なのか? メトロアトランタの学校は決して安全とはいえません。暴力、性的行為、銃器など危険物持込、そして麻薬が大きな問題となっています。特にひどいカウンティは、Clayton, Cobb, Dekalb, Fulton, Gwinnettの5つです。1つの例でいえば Gwinnettで学校が届け出たドラッグ所持および使用の件数は07-08年で849件です。もう日常的にドラッグを学校に持ち込んでいるといえるでしょう。

 たまたま昨日遅くに来たお客さんHが「今日初めて銃を買ったんだよ」と言っていました。その横には常連の質屋のオーナーBがいて、私と彼は親しいのですが、「Mariettaで押し込みがあったよなあ、おまえも気をつけろよ、銃はいつも携帯しているのか?」と聞きました。Bはすぐに「あー最近だけで5件も起きているよ」と返答しました。彼が銃を所持しているのは知っていますし、以前にそれで強盗を追い払ったことも知っています。Bはいつも背中というかズボンの後ろに隠し持っているそうです。確か彼は週に1回は射撃の練習に行っていると聞いたことがあります。 
 そしてBの店の売り上げの多くは銃によるものです。お金に困った人が銃を持ち込む。そしてそれを転売する。こうした場所で現金商売をすれば犯罪チェックもないでしょうし、記録は何もないので銃が闇から闇に流れるというのも納得が行きます。私も、たまにその店に行きますが、支払うときには奥のオフィスで済ませます。物騒な場所です。店の前には中古の車が1000ドルで売られていたこともあります。そういう車を買いに来る人がいるということです。ただ、そういう場所だからこそ、現金が動くともいえるでしょう。
 Hは今日、Norcrossにある練習場?に初撃ちに行っています。銃の価格は500ドルだったそうです。そういう話をしていると、某レストランのオーナーCが現れ、話に参加してきました。彼はGrant parkに店を持っていましたが、すでに閉めたそうです。その原因は治安の悪化です。以前に薄型テレビを取られたのは彼の店です。そして今回またもや入られ「もうアトランタはだめさ」でフィラデルフィアに行くそうです。その彼は250LBもあり、40口径の銃を持っているそうです。それで私を見て「おまえはそうだなあ、38口径ぐらいにしないと銃圧がすごいから大変だ」といわれました。 そんな銃なんて要らないし、興味もありません。弾撃つよりも、客商売の方が楽しいですよ。
 実はHの横には友達がいたのですが、安全装置の話をしていて「最近の銃はよくできていて、安全装置がしっかりしている」とか言っていました。その友達と私は「おいおい待てよ、安全装置を外す前に撃たれたらお終いだな。そんなのない方が早撃ちできるんじゃないか。慣れてもいないのに安全装置をまず外し、相手に銃口を向け、発射なんて言っていたら、こっちが撃たれてしまうよなあ」という内容です。まあ、相手はこっちが憎くて脅すわけではありませんから、お金を渡せば済むことです。私なら500ドルぐらい渡して堪忍してもらいますけどね。それぐらいの現金は持ち合わせていますから。相手も「効率の良い商売」だと思ってくれるでしょう。普通に人を襲っても大した現金は持ち合わせていません。私は普通は100-200ドル程度です。たまに従業員に現金チップを払うので500ドルとかあるケースがあります。昨日はHome Depotでビニールのパイプを1本買いまして、85セントでしたが、面倒くさいのでカードで払いました。(これは私の最低金額新記録でした)
強盗も銀行を狙うのは相当の勇気が要ると思うのです。まだ1人を狙う方が安全でしょう。それでも1-200ドルしか取れません、女性ならレイプできる可能性がありますが(こういう書き方は不謹慎ですがーミッドタウンからバックヘッドにかけてこの3ヶ月で3件も起こっています、そして同一犯ではないかといわれています)、男を襲ってもお金しか取れない。それなら上客になりましょう、というわけで500ドルぐらい渡して去ってもらうのが早い。こっちも安全です。それを銃でも持って応戦するとか考えるととんでもない結末になるのが落ちです。彼らも人を殺したいのではなくお金が欲しいのです。 人を殺すのは、自分が危ういときでしょう。それなら抵抗してはいけません。 とにかく事件が多いですね。くれぐれも気をつけてください。

  AIGの重役に$100M程度のボーナスが支給されるという。政府から$170Bの援助を受け、国有化された保険会社である。ガトナー財務長官は一応「どうなんだね」と聞いたみたいだが、AIG幹部は「これでも減額してるんですよ、まあ払ってもいいじゃないですか」と返答した。
 舐めんなよ!と思いませんか? 税金で放漫経営した人にボーナスを払うんですよ。 ボーナスとは何か? 私は日本ではボーナスは給与の一部のようになっていますが、アメリカでは明らかに業績に対する報酬だと思います。業績を悪化させておきながらよくもまあ、お金を受け取ることができるもんです。ここをオバマが大統領権限で「ゼロにせんかい」と言えば、彼の株は上がる。それがたとえ、職権乱用と言われようが、国民が納得することならやればいい。
 もっとも、今後多くの企業では多額の報酬を受け取れなくなる風潮になってきている。 現在一般従業員の約275倍というのがCEO報酬の平均だそうですが、日本並みとは言わずとも、10億円程度に収めて欲しいものです。時代が変わりつつある中で、それについて行けないアメリカのエグゼクティブ達、頭の中を一度掃除しないといけない。
 そういう意味では、今後はアジアの時代になることを予感しています。アングロサクソンの時代が終焉を向かえ、これからはアジアの時代になるのです。



 

週末往来 アメリカと北朝鮮の違い?

 今週のニュースに「アメリカの子供の50人に1人はホームレス」というのがあった。これは大きなショックだが、これから連想して、「待てよ、アメリカの貧困層は飢えている。そして北朝鮮でも多くの貧困層が存在し同様である。この2つの国の違いは何であろう?」とふと思ったのである。
 違いも何も同じみたいなものではないか? 多額の軍事費にお金を費やし、ほんの一部の特権階級が良い暮らしをしている。そして多くの国民が大統領や政府の言うこと、そしてそれを流すマスコミの報道を信じている。お国のために死ねる人が山ほどいる。
 こうして考えると、違いは少しばかりの自由があるかないか程度にしか思えない。片や資本主義の牽引役、片や崩壊寸前の社会主義の成れの果て。でも中身はあまり変わりないという見方もできる。
 前に「資本主義とは何なのか」というコラムを書いたが、行き着くところ、格差を作り出し、それがやがて社会を荒廃させるのではないか?これがさらに進むと権力を握った政府が不満分子を抑圧するために、武力を使うようになり、それでも民衆は抵抗し、やがて革命が起きる可能性もなくはない。
 と言う風に考えていくと、資本主義の成れの果ては貴族主義の時代、18世紀に戻っていくのだろうか?富める者は富を蓄積し所有する。そうでないものは何も持たない。そうすると当時で言う「小作農」に成るしかないのである。これが今で言えばブルーカラーであろう。やがて彼らはハンマーを持ち、機械を壊し、富める者からその所有物を奪っていくのである。これが暴動となり革命が起こる?
まあ、こんなことは実際にはありえないと思うが、その方向に向かわざるを得ないようにも思える。
 このままアメリカが進んでいくとどうなるか? 本当に富めるものはますます富める。かつてスリムなピラミッド構造であった人口分布(その頂点が富裕層、真ん中がミドル、下部が貧困層というピラミッドである)がやがて裾野の広いピラミッドに変形してくだろう。そして真ん中の抉れた形になる。
 人種的にはアジア系は勤勉で、特に極東アジアの中国、韓国、日本からの移民はミドルの少し上の層に落ち着くと思う。そうすると「アジアバッシング」も起きかねない。元々の先住民ではないし、後から入ってきた移民であるために「彼らが俺たちの富を奪った」と勘違いされる可能性も高い。
 特に母国語を使い、公用語の英語と線を引いた生活をしていると余計にそうなるだろう。「ここはアメリカだ、英語を話せ」状態になるだろう。 かつて日本人が秋刀魚を焼いていて近所から苦情が来たという話があったが、キムチを作っていて臭いでクレームが来るということはないだろうか? 「インド人が住んでいた家は買うな」という話がある。 これはインド料理には多くの香辛料を使うため、。家の中にその臭いが染み付いているからだという。
 数十年後にはアジア系の人口構成が増えると思うし、ヒスパニックの構成も増える。そして減るのは白人層と黒人層である。そして貧困層に成り下がるのがその層である。こうして将来どうなるかを予測するのも楽しい。
 つまらない話であるが、お金持ちになると日本食に行き着くというのが私の考え方である。お金持った人間が何を食べるか? 高級ステーキ、フォアグラ、キャビア、フレンチ???? いつでも安易に食べられるのであるが、みなしつこい。そして飽きが来ると日本食になるのである。また日本食には生というカテゴリーがあり、これは興味を引く。魚を生で食べるというのはシンプルだが飽きが来ない。そして高級な嗜好だと思う。
 考え方によってはみんなで日本食を食べると幸せになれる。 そういう面では日本人が国際社会に貢献できる余地はまだまだあると思う。

Friday, March 13, 2009

さあ、週末です!

今週末のアトランタは行事が一杯です。

1、エルトンジョンとビリージョエルのジョイントコンサートが明日、Philips Arenaで7時半からありますが、なんとチケットはまだ残っています。 56ドルから181ドルまでですが、人気者2人でも景気には勝てないということです。

2、ACCのバスケットトーナメントが週末にかけてGAドームであります。日曜日が決勝戦ですが、さらに日曜日はHawksのゲームも重なり、ダウンタウン近辺は混雑が予想されます。

3、昨日ですが、MARTA駅のNorth Springsに通じる道(陸橋ですが)からGA400に飛び降り自殺を図った女性が死亡しました。また今週初めにナイアガラの滝に飛び降りた男性が助かったというニュースもありました。ナイアガラの場合、大抵は死亡するそうです。

4、アトランタのHJ空港が13年連続で乗降客全米1位になっています。昨年は4300万人が利用しました。

5、テーマパークのSix Flagsが倒産するのではないかといわれています。 8月までに約$290Mを支払わないといけないのですが、たぶん無理でしょう。

6、先日、Forbesからアメリカの億万長者ランキングが発表され、ビルゲイツが1位に返り咲き、ウォーレンバフェットが2位に落ちました。 さてGA州では、COXグループ(WSB TVなどを傘下に持つメディアグループです)からアンコックスが43位に、その甥のジェームスが110位に、テッドターナーが376位に、バーニーマーカスが601位にランキングされています。億万長者の数は金融危機により前回の1125人から793人に減少しています。

7、どうでもいい話ですが、イアン・ポールターに女の子が生まれました。最初の子供だと思います、私はピンクのTシャツを贈っておきました。

 大したニュースがないですね、正直なところ。 私立学校の春休みなどもあり、店は暇ですが、何とか前年比95%まで盛り返しました。小さなパーティがあったりとかですが、依然として厳しい状況です。そんな中でも夏に向けた準備を行っています。ここ2日間でパティオのフェンスのペンキ塗りを終えました。もちろん私の仕事です。人を雇ってやるような問題ではありませんからね。実際にここ数日間は暖かい日が続いたので、パティオで食事をする人が増えました。
今年のTシャツのデザインも終え(ネットでのパクリですが)もうじき上がってきます。
株価が戻ってきたので、投資信託(例のVangurad)もチェックしましたが、97%まで回復しました。押し目買いが効果を発揮したということですね。これは今年の1月から始めたもので、常に価格をチェックしています。

 最近はなるべく本を読むように心がけていますが、日経ビジネス3月9日号にあったローワン・ジェイコブセンの「ハチはなぜ大量死したのか(Fruitless Fall)」を注文したところです。これには非常に興味がありまして、自身もAXISに書いたことがあります。書評だけで判断すると、農薬が原因のようです。やがて人類も農薬漬けで消えるのではないかという危惧があります。
性行為を行っても妊娠しない、また妊娠率が下がる。また精子の数がすでに減少しているなど、ハチの問題と関連しているようにも思います。人口受精も増えていますが、八つ子とか極端に多くの子供が生まれるケースもよくあります。(誰かファーストフードなどを多く食べている男性と自然食品などを多く食べている人の精子の数を計測してくれませんかねえ、そしてその大きさとか勢いとか。恐らく想定しているような結果が出ると思うのですが)
 なんとなく人工授粉に近いような感じですね。それまでは昆虫が受粉を行っていたものが、農薬散布により、昆虫がまず死に、困った農家はミツバチを放ち、受粉の助けを行うようになった。ところがそのミツバチでさえも農薬に汚染され突如消えてしまった。あとは人間が手で受粉をしないと果物が実らない。こんな馬鹿な話ってありますか?それが今、確実に他の世界にも広がろうとしています。
まあ、考えたらアメリカの農産物は怖いかも知れませんね。誰もそんなことは書かないし、発言していませんが、見た目綺麗な野菜たちも、中身は味気のないものばかりです。それは、農薬漬けになっているからではないでしょうか?
 昨年でしたが、兄貴分の家からキャベツを分けてもらいました。 中には青虫が入っていました。これを汚い、不潔と思うのか、それとも「虫が食べるんだから美味しいんだろうな」と思うかの違いです。普通のスーパーで買うキャベツに虫は入っていません、当然ですがね。まず虫は殺虫剤で殺していますからね。その残留農薬が入った野菜を私たちは買って食べているということですね。

 サーモン好きですか? そのサーモンの色をそれ自体の色だと信じていますか? あれはにんじんの色ですよ、皆さん。 天然に比べ養殖のサーモンは赤を作る色素がないのだそうで、そのため肌色になるのだそうです。肌色のサーモンでは売れないのでにんじんをえさに配合してあの色を作っています。ですから仮に、ほうれん草を配合すると緑色のサーモンが出来上がります。

 一部のアメリカ人女性を見ていると同じように思いませんか? 約10%だと思いますが、髪の毛をブロンドに染め、豊胸手術を施し、見た目を良くする。そしてしわが出てきたら、注射を打って一時的に隠しますね。隠せなくなると今度は皮膚の一部を切断して延ばしてつなぎ合わせます。できないのは首筋だそうで、顔は綺麗な40代でも首筋は60代という女性を見ませんか? 私は店のお客さんに「自然に年を取りなさい、そのためには体に良いものを食べなさい」と解いているのです。

 小さいときから農薬漬けのもの、成長ホルモンが注射されたチキン、そして食品添加物が入ったファーストフードを食べた結果、病気になる人も多いようです。
 やはり体の中に入るものは、できるだけ自然に作られたものでないといけません。行き着くところまで行くのか、それとも回帰する方向に行くのか? 一部はすでに回帰する方向に進んでいます。有機農法で作られた野菜が増えているのはその表れでしょう。
 どうも、その辺りに今後のビジネスチャンスがあるように思いますし、それが結果的に人間を救うことにもなると思います。そしてそれは私の今後のビジネスになると思います。

Wednesday, March 11, 2009

諸々

1、先日のこと、切れる免許証の更新に行ってきました。自宅から一番近いのはNorthridgeですが、私は毎回GA400を飛ばし、北のCummingまで行きます。ここが一番空いていると自分では思っているからです。 オフィスに入ると20人ぐらいいましたが、免許更新の順番はほんの数人だったため、30分ですべてを終えました。今回はその日から3年しかもらえませんでした。以前は5年くれ、法律が変わり1年になったこともありますが、コロコロ方針が変わります。ちなみにグリーンカードの有効期限が3年以内の場合は、その残りの年数しかくれないそうです。そして、「目の検査は?」と言いたいのですが、何もしませんでした。そこまで無事に来たということは目が見えているということで判断されたのでしょうか? ちなみに友人Hさんの姉Nさんは、すでに日本にいますが、ネットで更新をして、その時に市民という場所をクリックして、しっかり10年の更新をしています。本当に不思議な州というか国です。

2、不況にあえぐ大型レストランですが、アメリカ系の某店では年末にA店をギフトカード100ドル分を買えばBとCの店のギフトカード50ドルずつがもらえるというキャンペーンを行ったそうです。そこまでやらないと客が来ないのか、と言いたくなります。その店、確かに不味い。

3、会員制クラブのCostcoから、クーポンが来ました。かつては数ヶ月に1回でしたが、今では毎月のように行っています。 さすがのCostcoも暇なようです。私は週に2回通う常連ですけどね。今回のクーポンで薄型テレビを見ると32型ですでに329ドルにまで価格が下がっています。 37型だと479ドルです。いずれも無名ブランドですが、2-3年の駐在生活なら十分じゃないですかね。アメリカ生活の鉄則「安物を買い、壊れたら捨てる。そして新しいものを買う」、悲しいのですが、それが事実です。日本製を買っても壊れる場合があります。それは4にて。

4、店で使っているポットが壊れました。これは象印です。どこが壊れたと思います? 傾けると水漏れするのです。底に問題があるようです。ほんの2年しか使用していませんけどね。仕方ないので新しいものを買いました。今回も象印で5L入ります、価格は142ドル(税込み)、富士山ドットコムで調べると5Lは売られていませんが、この価格はまあまあだと思います。その前には業務用のステンレス製のポットを使っていましたが、これは温度調節が半年ぐらいで壊れました。ちなみに中国製です。こんなのいちいち直している場合ではないですから、買い換えるしかないのです。

5、最近読んだ本ですが、オバマ民主党はクリントン政権のときにできなかったことをやろうとしているように思えます。Changeという言葉も目新しいものではなく、クリントンも使っていました。国民皆保険などクリントンは頑張ったのですが、既得権益に負けてしまったということです。まあ、高い米を買わされる日本の消費者みたいなもんですね。ここでは高い医療費のために破産する人がいます。また、市場原理主義から、競争して落ちていく人が出るのは当たり前という風潮があります。その落ちていった人を政府が救うのはおかしい、それでは社会主義みたいになるじゃないか、とも言われなかなか成立しないのです。 要するに金持ちは救いましょう、貧乏人は野垂れ死にしてくださいと、アメリカは面と向かって言っているのです。

6、今月の売り上げはかなり厳しいですね。 10日を終えて前年比で約10%減となっています。条件的には昨年は1日が土曜日で今年は日曜日という違いがあり、これを差し引けばトントンですが、今週から夏時間になって来店時間がずれています。5時半に店は開きますが、ガラガラです。お客さんが来るのは7時半とか8時なのです。それが一気に来て9時半以降はほとんど来ませんから2時間が勝負なのです。実に難しいですね。思えばブッシュが「エネルギー代を節約するために」ということで1ヶ月も夏時間の開始を早めました。どうみても3月は早すぎます。

7、花粉症に悩んでいませんか? 私もそうですが、まずは薬です。そして登頂烏龍茶しかありません。これが結構効きます。Buford Hwy. farmers marketにも売られていました。しばらく品切れでしたけどね。これを濃い目に入れて飲みます。即効果が現れますから不思議なものです。たぶん、私はいつも飲んでいるので効果が早いのかも。最低でも1Lは飲んでください。ちなみに痩せる効果もありますから、良いこと尽くしだと思います。

8、 CNNによると、米国の子供の50人に1人がすでにホームレスになっているそうです。 推定数は150万人。深刻なのはテキサス、ジョージア、アーカンソー、ニューメキシコ、ルイジアナです。NMを除くとすべて南部ですね。

9、アラバマで銃乱射、9人が死亡、犯人は自殺。こういう事件は大抵犯人が自殺します。まあ、捕まって死刑になるのが分かっていてそうするのでしょうか?それにしても9日にもどこかの州の教会で銃乱射がありました。従って「慣れ」になっています。「あーまたか」で終わってしまうところが怖いですね。実はクリントン時代に銃規制が大きなテーマでしたが、これも既得権益にやられてしまいました。それでも少しマシというか、銃の購入まで5日間の猶予を設けるという法案は通過しました。ところが闇でいくらでも銃が買えますから規制しても意味がないのです。軍からの資金稼ぎで流れているかも知れません。日本でも自衛隊員が銃を持ち出した事件がありましたからね。CIAが資金稼ぎにマリワナを売っているという噂もある国で、別にペンタゴンの幹部が銃を売って私服を肥やしても何の驚きもないと思います。とにかく銃については「全米ライフル協会」の力が強いのなんの、そして建国からの「自分の身は自分で守る」の思想がありますから、禁止にはなりません。昨日は某所で裁判所に出頭する男がダイパー入れの中に銃を隠し、裁判所に入ろうとして金属探知機で捕まってしまいました。これだけで数件の罪になり数千ドルを払い保釈されましたけど、この手の事件もよく分かりません。最初から金属探知機が裁判所の入り口にあるのは分かっているはずです。そこで隠したとはいえ、どうして銃を持参する馬鹿な行為をするのでしょうか? そしてその銃は自分が登録した銃ではなかったのですよ、誰かから買った銃です。これでまた違う件で裁判に出向かないといけないのです。ちなみに市役所の入り口にも金属探知機はあります。 たまにアトランタのCity Hallへ行きますが、必ずここで手荷物検査を受けます。

10、今日投票があります、といっても何か分からない人のために4%のグロサリーTAXにGA州がするかどうかの議会投票です。現行の3%から1%上昇ですが、財政難の折、仕方ないことでしょうし、簡単にできる徴収だと思います。私は賛成、平等に取れますし1%は大したことないでしょう。

11、そういえば昨日からAJCがビジネスセクションを1面のセクションに統合しました。これもコスト削減の一環でしょう。昨年は木曜日のAccess Atlantaを廃止し、金曜版に統合しました。メディアの大半は赤字続きです。

Monday, March 9, 2009

Dekalb Co.の数字に改ざんはあったのか?

 週の初めで大したニュースはありませんが、少し気になるものがありました。私の住むDekalb Co.ですが、犯罪統計の数字改ざんがあったのではないかという疑問が持たれています。 実は先週でしたか、ここの警察署長がクビになりました。 直接の原因は職権乱用のようですが、CEOも昨年の選挙で新しくなっています。CEOエリス氏のデータでは、2008年の暴力犯罪は5%増えています。それは07年に8%増加した上の話です。そして住居侵入などは15%増加、これも07年に18%増加した上での話です。 ところが今年初めにボルトン元警察署長が発表したデータは暴力犯罪が3%減少、住居侵入などが1%減少でした。警察官の数は過去2年で約20%増加しています、ところが犯罪も同じように増加しています。これでは増員した意味が何もないということになります。
 これは推測ですが、自分の地位が危ういと判断したボルトンが数字を少なめに公表したのではないかということです。数字が悪化すれば責任問題となりクビになりますからね。ボルトンは確かダラスの警察から来たと思います。 ちなみにアトランタのペニングトンはニューオーリンズから来ています。 メトロアトランタの場合、黒人比率が高いこともあり、カウンティの重職を務めるのは大概黒人です。これが州レベルになると白人の支配比率が高くなります。州の重職はほとんど白人で占められていますからね。
 前のDekalbのCEOバノーンもいろいろ悪評がありました。 その地位を利用して相当のことをやったみたいですが立件はされませんでした。 今のFultonのDA( District Attorney)のなかなか評判が悪いようですが、それでもクビにならず仕事を続けています。 いろいろときな臭いのがごろごろいて平気な顔をして仕事をしています。まあ、これはアメリカも日本も役所とか政治家とか権力を持つとそうなるのでしょうか?私にはよく分かりません。
 ただ、確実に犯罪は増えています。住居侵入、車の盗難、車両荒らし、ひったくりなど身近に起きる犯罪です。アジア人は特に狙われやすいので要注意が必要です。失業率は10%に近づき、お金に困った人が山ほどいます。

分かりやすい経済解説ーサンケイ新聞より

 一連の金融危機そしてその対策についてのコメントで分かりやすいのがサンケイ新聞にありました、これを少し縮小編集してみました。「素人のための金融危機とその対策」レクチャー。

「100年に1度の危機」とはどういう意味だろうか。なぜ米国発の金融危機なのに、日本は昨年10~12月期に一挙に先進国では最悪の2けたマイナス経済成長に陥ったのだろうか。この基本的な疑問を解く鍵は「マネー」にある。
 米国は無限大とも言える速度で新種の「マネー」を膨らませて、突如消滅させた。これが金融危機である。創造されたマネーの規模は恐るべきもので、2007年末時点で米国と欧州の国内総生産(GDP)合計額を上回っていた。ところが08年9月中旬の危機勃発を機に、この巨額のマネーの大半が実は使い物にならないことがばれてしまった。これがバブル崩壊である。
 崩壊は崩壊を呼ぶ。マネーはモノや労働サービス、株式など資産を買う手段なのだから、なくなると、工場は閉鎖され、失業者が路頭に迷い、株式や不動産相場も暴落するという悪循環が発生する。こんなマネーが短期間でこれほどの規模で生み出されたことは資本主義市場かつてなかったことなのだから、100年に一度どころか、人類が初めて直面する巨大危機である。
 そもそもマネーとは一体何だろうか。おカネ、つまり財布の中のお札のことをすぐに思い浮かべる。だが、金や銀との交換が保証されていた金銀本位制の時代と違って、現代のお札はモノや資産を買うことが国によって保証された紙切れである。そういう意味では、株式や国債などの証券もすぐに現金に換えられる限りはマネーの範疇(はんちゅう)に入る。企業が株式を、国は国債を発行することは、日銀がお札を刷るのと同じとみてよい。証券類がお札と違うのは、それ自体の値打ちが市場相場として変動するからだ。
 米国はこの証券の特性を最大限利用しようとし、現金を稼ぐ資産を証券に加工した。この資産とは、金融機関による各種のローン、借り手の消費者にとっては借金である。最も規模が大きく、数もおびただしいのは住宅ローンである。住宅自体は担保になる。返済能力に疑問が付く低所得者でも住宅価格が上昇していれば、貸し手も安心だ。
 そこで住宅ローンは元利の支払いを受ける証券に置き換えられる。だが、ろくに働かないXさん向けのローンをそのまま証券にしても焦げ付いてしまう恐れがある。そこで金融機関は考えた。不特定多数のローンを切り刻み、混ぜ合わせて再合成してさまざまな構成要素から鳴る証券にしてしまえば、Xさん関連部分は薄まり、リスクがほとんどなくなる。何よりも全般的に住宅ブームで担保価値が上がっているという前提がある限り、証券価値も上昇する。
 それでもリスクが消えるわけではないから、今度はこのリスクを別の金融商品にして売ればさらにもうかる。ローン証券を発行して他の金融機関や投資ファンド、財テク企業からカネを集める金融機関が経営破綻したら証券はたちまち紙くずになってしまう。そうなら証券が焦げ付いたら、発行機関に代わって元利払いに応じる代わり、保険料をもらう。この保険商品は金融派生商品(デリバティブ)の一種「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)」と呼ばれる。
 この仕組みをみて証券化商品の買い手の投資ファンドや金融機関は安心した。投資規模を借金で膨らませばもっともうかる。低金利のドルばかりでなく、海外、特にゼロ金利の日本から円を調達してドルに転換し自己資金の何十倍も投資すれば投資収益率は何十倍になることも可能だと。この手法は「レバレッジ(てこ)」と呼ばれる錬金術だ。一連の複雑で高度な作業は情報通信技術(IT)により、金融工学のソフトを使えばパソコン上で簡単にこなせるし、情報を電子空間で帳簿間でやりとするだけで取引は成立する。
 欧州をはじめ、世界中の金融機関や投資家がこぞってこの証券化商品を買うので、米国には世界の余剰資金が集まる。原資を確保したのだから、米国消費者はいくらでも借金してモノを買えるし、投資ファンドや金融機関はあり余る資金を新興国の株式や不動産に投資して運用する。かくして、中国は輸出主導で世界の工場として2けたの高度成長を続け、日本も自動車や家電など輸出産業が生産規模を拡大してきた。
 証券化商品の前提だった住宅相場上昇が止まり、下落し始めた。その途端、証券化商品の価値も下がる。株式や不動産なら下落しても企業やビルなどという実体があるから、公正な相場が存在する。だから売って損失処理できる。
 ところが証券化商品は電子空間の創造の産物だから、実体がない。わかることは、腐った部分が最初は小さくても住宅価格下落が進むにつれてがん細胞のごとく増殖し広がっているが、どの部位なのかはわからない。従って、評価できない、切除もできない。投げ売るしかない。この結果、証券化商品とそれに関連する金融商品やローンは際限なく価値が失われていく悪循環にはまった。こうして巨大な仮想現実の購買力が消滅し、金融市場ばかりでなく世界の工場までも飲み込む「巨大津波」が発生した。
 バブル崩壊後も従来のバブルとは決定的に違う。問題金融商品の毀損(きそん)度合いがわからないから、清算処理が困難なことだ。日本のバブル崩壊は株や不動産で、金融機関と借り手の企業が時価評価して不良資産を処分すればよかった。10年かかったが、出口は見えていた。米金融バブル崩壊は巨大な迷宮で起きている。
 ではどうすればよいのだろうか。消えた巨大なマネーをつくる基盤になった米国の住宅相場の復調を待つしかないが、需要の回復に何年かかるかわからない。オバマ政権は大規模な財政支出による8000億ドル級の景気刺激策を打ち出したが、何しろ消えた購買力は少なくても数兆ドル、日を追うごとに増えている。
 結局、膨大なマネーが消滅したことによる危機なのだから、解決は新たにマネーをつくるしかない。米連邦準備制度理事会(FRB)がこの半年間で1兆ドル発行した背景だ。それでも足りないが、ドルは暴落の危機があって発行に限度がある。ならば信用力のある円の役割は重い。日銀が嫌がるなら、政府が日銀券に代わる政府紙幣を大量発行するときだ。
世界はいま、「100年に1度」の経済危機を迎えている。生産や雇用、所得や消費などすべてがら旋状に下降するデフレスパイラルの恐怖が日を追うごとに募る。定額給付金などちまちました景気対策では日本を覆う不安を解消できるはずがない。いまこそ発想と政策の大転換が求められている。そこで(1)政府紙幣の発行(2)相続税免除条件付き無利子国債の発行(3)オバマ次期米政権から円建て米国債の引き受け-という大胆な政策を提案したい。100年に1度の危機には100年に1度の対策を打ち出し、危機を好機に変える戦略が問われている。
 日銀券とは別に、政府がお札を刷る政府紙幣とは耳慣れないかもしれないが、政府(財務省)がよく発行する記念硬貨の代わりと思えばよい。記念金貨とは違い、発行費用は紙と印刷代で済むから、政府は財政赤字を増やさずに巨額の発行益を財源にすることができる。
 まるで政府が「打ち出の小づち」を振るような話だが、きちんとした経済理論的な根拠もある。物価が下がり続けるデフレスパイラルとは、モノやヒトの労働の量がカネに比べて過剰なのだから、カネの供給量を増やせばよい。
 米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は2002年のFRB理事時代に「デフレのときはお札を大量に刷ってヘリコプターからばらまけばよい」とぶったことがある。この「ヘリコプター・マネー」論は、1930年代の世界大恐慌の教訓を徹底的に研究したシカゴ大学の故フリードマン教授が提唱し、学派を超えて何人かの米ノーベル経済学賞受賞者が賛同している。FRBは今回の金融危機に際し、不良金融資産までも買い上げ、ドル資金を無制限に供給する異例の政策に踏み切った。
 日本でも日銀が日銀券発行など市場に資金を潤沢に供給する「量的緩和」などで大々的な円資金供給に踏み切ればよいが、平時の感覚から抜け出られない日銀内部には「円の信任が損なわれる」との反対論も根強く、機動的な対応ができていない。
 日銀券に比べ、政府紙幣には政治主導という利点がある。政策目的に応じて政府紙幣による財源を柔軟に充当できる。給付金としてばらまくことで個人消費を喚起するのも一案だが、失業者対策などの社会保障財源に回す、さらには民間の新たな地球環境プロジェクトを補助し、日本版「グリーン・ニューディール」を推進するのも手だろう。
 もちろん、政府紙幣の発行額には限度もある。高橋洋一東洋大学教授は、その発行適正規模を「25兆円」とみている。
 一方、需要を喚起するためには、なかなか消費に回らない民間の金融資産を動員することも必要だ。このために国債を発行するわけだが、国内総生産(GDP)の約1・5倍に及ぶ政府の累積赤字を増やすわけにはいかない。そこで有識者の間で浮上している案が、相続税免除条件付き無利子国債である。
 日本の個人金融資産は2007年末で約1500兆円、このうち現預金は約半分、780兆円にも達している。個人は急落する株式を嫌って、金利がなくてもたんすに現金を留め置いたり、超低金利の預金で我慢したりしている。
 これらの預金者のうち、相続税負担に悩んでいる高齢者らに無利子の国債を買ってもらい、その代わりに相続税を免除するのだ。この財源を政府紙幣発行財源と合わせると、政府は大規模な経済総合戦略を実行できるようになる。
 政府の相続税収入は年間で1兆2000億円。景気が浮揚すれば法人税収などが伸びる。この相続税の減収を補って余りあるだけの税収増に結びつくような景気刺激策を考案する必要もあるだろう。
 米国の金融バブル崩壊の結末は結局、グローバルなデフレ恐慌であり、2009年にはさらに進行する可能性が高い。米国で発行され、世界にばらまかれた巨額の金融商品は、借金しては消費する米消費者の財源になっていた。それが消滅したのだから、世界の実体経済に大津波となって襲いかかる。
 中国ではすでに出稼ぎの農民など2000万人以上の労働者が輸出産業での職を失いつつあるし、日本でも最優良企業のトヨタ自動車までも営業赤字に転落、自動車産業を中心に3月までに8万5000人の非正規雇用者が失職する見通しだ。昨年1年間では米国では258万人、欧州でも110万人が失業した。
 地球上のカネの流れが凍りつき、企業はカネを使えない、消費者はカネを手放さない。物価は下がって生産も消費も縮小し、所得も雇用も消え去る。
 今回のデフレはこのように金融現象に始まり、金融の世界が病状をさらに悪化させるのだから、財政と金融の両面でかつてない次元の政策に切り替えるのは当然だ。
 米国はバーナンキFRB議長、さらにオバマ次期政権でも大統領経済諮問委員会(CEA)委員長になるローマー・カリフォルニア大学教授がいずれも大恐慌の権威であり、デフレ対策を意識した政策を金融と財政の両面で打ち出してくる。日本もこれに呼応して、従来の発想を大転換し、米国と足並みをそろえるべきだろう。
 オバマ氏は最近のインタビューで、財政赤字にこだわらず財政支出を増やすと言明している。その場合、米国の赤字国債を含む国債発行額は例年の4倍の2兆ドルに達する見通しで、市場ではドルや米国債の先行き不安が日々高まっている。ドルが暴落したり、米国債相場が急落したりするようになると、米国の金利は急騰し、世界経済はデフレ不況下での高金利という最悪の事態にまでこじれにこじれる。
 専門家の中には「日本は保有する米国債を放棄すべきだ」(三國事務所の三國陽夫代表取締役)との意見もある。貯蓄大国・日本は内向きにばかりならず、米国の経済再生も考慮に入れる必要があるからだ。三國氏は、日本の米国債放棄を「日本版マーシャル・プラン」になぞらえる。約1兆ドルもの債権放棄は国内世論からして受け入れがたいが、米経済の回復がなければ、日本や世界経済の復活は遠い。
 そこで政府紙幣発行と相続税免除条件付き無利子国債の大量発行と並んで、円建て米国債の引き受けも視野に入ってくる。
 日本が米国債を引き受けようにも、ドルが急落不安を抱えている限り、日本の金融機関や機関投資家、それに個人も米国債の購入をためらう。為替リスク不安が強いためだ。その点、円建て米国債なら為替リスクを米国側が負う。
 米国債の利回りは、円建てでも、日本国債よりも高く設定される可能性があり、日本の投資家は米国債を選ぶ可能性がある。その場合、日本国債の売れ行きに響くという恐れを財務官僚は抱くが、だからこそ相続税対策など、新たな魅力を日本国債に付与する必要があるのだ。
 円建て米国債は世界の投資家にも買われる。日本企業と取引する世界の企業は決済通貨として円資産を増やせる。その結果、円の国際化が促進される効果もあるだろう。
 こうした一連の財政金融面での思い切った政策転換は、厳しい時代だからこそ可能で、早急に議論に入るべきだ。米国や欧州、それに中国とも政策調整しながら世界的なデフレ脱却に向け、今こそ日本が主導性を発揮すべきだ。
(サンケイ新聞の記事を編集したものです)

Friday, March 6, 2009

資本主義と何なのか?

 いったい全体,資本主義とは何なのか? このところの景気低迷でこういう壁にぶち当たる。
それは、19世紀の英国から始まる。産業革命と呼ばれものであろう。これまでの家内製手工業(父ちゃん母ちゃんに家族を含めた少人数が人の手を多く使って生産性を上げていたやり方と判断すればよい)から紡績の機械が発明され、大量生産ができるようになった。トヨタの前身もこれを日本に持ち帰りアレンジして成功したと思う。これで英国は世界の覇権を握るようになる。そしてこれまでは貴族と小作民という階級しかなかったのだろうけど、新しい階級が生まれる。それが資本家と労働者という階級である。そして銀行というものが急速に発達するのである。(TAKA自論ですよ)
 働けど働けど、労働者は労働者で生活は楽にならない。「そうだ?新天地へ行こう。こんな搾取されるやり方は御免だ。海の向こうには自由な世界があるらしい」と宗教で迫害を受けた人々に続き、欧州から貧しい人達がアメリカに渡っていくことになる。
 1900年の始め、ヘンリー・フォードが自動車を大量生産する方式を生み出した。これがアメリカの産業化そして工業化の始まりではなかったか。 ブルーカラーで十分生活できた時代だった。ところが労働者が組織化し始め、組合を作るようになってしまった。1人の力では何もできないが、団体になれば、会社と交渉ができることを知ってしまったのである。賃金を上げろ、休みを増やせ、引退後も面倒を見ろ。こうして強くなったアメリカの労働組合、その最たる例がUAWだったのでは? 
 一本調子に上がってきた自動車産業を支えている労働者を丁重に扱わないと、しっぺ返しが来ることを経営者は知っていたのである。こうして自動車のコストがどんどん上がっていくが、米人の生活レベルが上がるにつれそれも相殺されていく。コストが上がった分は価格に転嫁すればいい。実に簡単な仕組みで会社はそのまま儲かる仕組みである。覇権を英国から委譲された米国は軍事力を駆使して自動車の燃料である石油を安く仕入れることができ、すべてが順調だったがオイルショックに見舞われてしまった。ここからがある種の転換期となる。製造業は実に弱い。こうして80年代から米国企業は海外に出て行くのである。それは、国内労働者の質の低下(ベトナム戦争後、マリワナなどの蔓延、ウーマンリブの台頭などなど、様々なことがアメリカで起こっていたからだろう)、そしてコスト上昇をカバーするためには安い賃金で作れる場所でモノを作るのが当たり前であろう。こうして産業の空洞化がはじまる、さらには質の高い日本製品がアメリカに徐々に進出してきたのである。まずはテレビをはじめとする家電でアメリカのメーカーは敗北、そしてそれは基幹産業の車にも手を伸ばしていた。ビッグ3は規制を求めるが、日本メーカーが現地進出でかわしてしまった。もはや製造業で勝ち目はないと思ったアメリカだが、軍事技術だけは政府の補助もあって抜群に強く、そこから派生したインターネットなる新しい技術で世界をリードすることになる、これがIT産業である。さらには金貸しが本業の銀行が金融商品を生み出し、これを販売することで大もうけできることを知ったのである。こうして金融業界とIT業界が腐りかけていた自動車産業にとって代わったのだ。
 すでに80年代から「格差」という言葉が使われ始めている。それまでもある程度の金持ちはいた。もちろん、ロックフェラーなど財閥的な大金持ちもある。ところがそれはわずかだった。その金持ち層を増やしたのはレーガンーブッシュの共和党政権だ。 大企業と富裕層に擦り寄り減税を行った結果である。 特に株や不動産、さらには遺産相続での減税が大きかった。富裕層の多くは給与という形よりも別の形で収入を得ている。一方それ以下の人の収入は大半が給与なのである。1年間に800ドルとかの可愛い減税をされて喜んでいるのは一般庶民で、実は富裕層への減税は莫大な額だったのである。 こうして富める者はますます富み、貧しき者は這い上がれなくなっていった。逆に真ん中にいた層はうえに上がれず、下に下がっていくことになる。 まさに2極分化であり、かつての地主と小作農のような状態に逆戻りしてしまった。
 貴族社会、いわゆる封建制度から民主化したまでは良かったが、社会主義に進んだ方は競争原理を失い、その制度そのものが成り立たず崩壊、資本主義を取りこまないといけない状況に陥り、片や一方で資本主義に向かった方も、競争に敗れた者や競争をしない者が下層に滞り、新たな階級社会を作ってしまった。これがやがて、持たざる者から持てる者への妬みとなり、暴動まがいの事態にならなければ良いが。過去にあった一例がフランス革命であったように思うのだが。
 かつてAXISのあとがきに「スーパー資本主義」について触れたことがある。行き過ぎた資本主義である。今がまさにその状態にあるのだろう。これを「修正資本主義」に移行しないといけない。別に護送船団で「皆さん一緒に豊かになりましょう」とは言わないが、かつてそうであったように戻れないものか? 今のアメリカでは、一般庶民にとって子供を育て大学に行かせるだけの余裕はなくなってきているし、別荘を持つことも厳しくなっている。
 機械化やIT化が進み、人をあまり必要としなくとも製品が作れる時代になり、人間というものがますます疎外されていく。かつて人が機械を使っていたと思うが、今では使われ始めている。主導権をにぎるべき人間が、その主導権を機械に奪われ始めている。そして、人間は「人間らしさ」を失うのである。地球を制覇したはずの人間が内から崩壊していることになる。

見通しは暗い~予測したことだが、、、。

 NY市場で株がどんどん下がっています。5000ポイント割れの可能性まで出てきています。もう、すべてのマイナススパイラルに陥っていますね。そこいらを追求してみました。

1、一般国民は、株価低迷で本当にお金がなくなってきている。そこへ来て住宅価格の下落が重なり、レイオフが追い討ちをかけ、クレジットカードの返済が滞るようになっている。

2、このため、金融機関は貸し倒れが急増している。 ある日に政府に向かって「000ドルの不良債権があります」と公表しても1ヶ月後や2ヵ月後にその金額が増えていくのである。

3、これにより、銀行が資本不足に陥り、政府に追加融資をお願いすることになる。

4、おいおい待てよ。このまえ00億ドル必要と言っておいて資本注人したはずなのに、そのお金はどこに消えたんだ? おかしいじゃないか? 金融機関はどうなっているんだ、どうも様子がおかしいぞ。ということで金融機関に対する不信感が増大する。

5、そうなると投売りしかない。 こうしてシティは1ドルになってしまった。そしてバンカメが後を追っている。

6、こんな状況で車なんて買ってる場合じゃない。2月の販売数がほぼ半減したのが物語っている。3月はさらに厳しいだろう。4月15日に税金の支払い期限が迫っているから、余計に台所事情は厳しい。おそらく多くの人が支払いをせずに、支払い期限の延長申請をすることだろう。

7、そうなると、GMは間違いなく破綻する。 再建しようと思っても前年比50%減の売り上げでは再建不可能は間違いなし。こんな低迷化でもワゴナーは$5M近い報酬を08年に受け取っている。常識のない経営者である(一応、本人は遠慮して07年比で60%減らしたらしい)。GMつぶれて当たり前。これで逆にスッキリするのではないか?

8、まあ、かわいそうなのは、従業員とUAWに加盟して引退して様々な恩恵を受けていた人達だが、これもアメリカの運命と思うしかない。これ以上、血税を垂れ流しされても困るだろう。

9、つぶれそうな金融機関については、政府は方針を変えざるを得ない。 国有化しかないということである。そうしないとここも同じことになる。「いつまで資本注入するんですか?」 胸の整形手術じゃあるまいし、「はい、今回は何CCにしますか?」と呑気に聞いている場合ではない。 突っ込んでも突っ込んでも終わりが見えないから、市場はNOを突きつけているんだから、国有化して、次の道筋をつけるしかオバマには残された道はない。

10、すでに「ブッシュの時の方が良かったじゃないか」という声が、かすかに聞こえ始めている。株価で見れば、今年すでに20%下がってしまった。国民の資産の60%がこの2年間で消えた計算になる。思えばダウが1万4200ドルをつけたのは07年の9月だった、もう遠い昔の出来事だなあ。
アーメン。

11、こうなったら引退せずに、死ぬまで働くしかない。というか引退しようにもお金がないからできなくなってしまったのである。金返せ、この野郎と叫びたい、というアメリカ人の声が聞こえてくる。リスク承知で株式投資したあんたが悪いのさ、としか言えない。 ハイリスクはハイリターンだからね。
次回は定期預金にすることだね、それとも何の利子も生まないゴールドにするかい?ただ物同様堅いけどね。

と、少し冗談めかして書いてみましたが、現実は厳しく、そしてさらに厳しくなっていくのです。 うちの店の売り上げの3月に入って下降線に入っています。今週末の売り上げを見て今後の対応を検討する時期に入っています。 すでに作戦は考えてありますが、やるかどうかの見極めです。

Thursday, March 5, 2009

荒廃するアメリカ社会

 朝からBreaking Newsが届いたかと思えば、「学校で銃が見つかったので閉鎖」というニュースでした。場所はCherokee Co. Woodstock地区です。 ハイスクールとミドルスクールの合計3校が閉鎖されました。 何を考えているんだね? と言いたいですね。 学校に拳銃を持ち込んで何が面白いのか? すでにミドルスクール以上では警察官が常駐し見回りをしているアメリカの学校の現状を見るとやはり「世紀末」としか思えないのであります。
 たまにハイスクールの生徒が交通事故で死亡したというニュースが流れますが、その原因の大半は飲酒運転だそうです。一見、厳しいように見えるアメリカのアルコール規制ですが、偽IDを作り、また様々な手口を使い、タバコやアルコールに走るのです。ドラッグも同じことです。 お金持ちの子供は使用するためにドラッグを買います。 そして貧乏な子供は生活費をかせぐためにドラッグを買い売ります。すべてがそうだとは言いませんが、公立学校はこうして荒廃していくのです。

Monday, March 2, 2009

ダウ株価急降下

 まさに転がり落ちるように下がっているダウです。午前を終えて230ポイントの下落。これが明日の東京でも同じようになるでしょうね。まあ、7000ポイント割れは予測できていましたから、私は何も思いません。 次は6000を割るかどうかの問題です。ただ楽観主義者が多いアメリカ人にとって資産の半分以上が消えるというのはショックを超えると思います。私は今週の顧客向けニューズレターで、日本の株価の話を持ち出し、日経平均が約4万円から転がり落ちたことを考えると、NY市場がそうならない保証は何もないと書いています。今の日経平均はピーク時を100とすれば18%でしかないのです。これをNY市場に当てはめれば3000ドルを割り込んだ数字になるのです。
 
 こうした非常事態下でも私が比較的冷静?にこんなものを書いているのはパズルが1つ解けたからです。別に遊んでいるわけではありません。「少しアメリカの政治が分かってきた」からです。
昨日の大雪で何もできなかった私はまとめ買いした本の中から1994年に書かれた進藤榮一さんの「アメリカ 黄昏の帝国」を読んでいます。岩波新書ですが、なかなか的を得ています。進藤さんは、レーガンーパパブッシュと12年間続いた共和党政権が終わり、クリントン率いる民主党が政権を引き継いだあとにこの本を書いています。 そして15年後の今年読んでいますが、同じことを繰り返しているように思うのです。後々、これに私なりの解説を加えて書きますが、共和党の大企業と金持ち優遇により、減税を行ったが、ミドル以下はその恩恵をあまり受けなかったということです。減税するかわりに社会福祉を縮小、打ち切ったことで貧困層が増大、やがて貧困からホームレスに脱落する国民が増える、医療費が払えない、子供を大学にやれない、とうにかく格差が広がっていったのです。そして財政赤字は増大していった。取るところから取らずに無茶苦茶なことをやったから今のアメリカはこうなってしまったのでは?とも思えます。
 こうした実情については、その前に読んだ堤 未果さんの本の内容もほぼ同じです。ということは、共和党政権がやってきたことは金持ちや大企業から献金を受け取り見返りに減税を行い、歳入を減らし財政赤字を作り、不満する国民の目を海外に向けさせ、「悪いのは俺じゃない、フセインだ、アルカイダだ」と言い張り、「テロには真っ向から戦うぞ」と身内のいる軍需産業に大量発注し、ぼろ儲けをしただけだったといえます。そしてオバマに「君の仕事は十分すぎるほどあるからね、あとは好きにやってくれ」とバトンを渡したのです。オバマも人気だけでは、この非常事態を支えきれませんから、もう落ちるところまで落ちるしかないですね、この国は。
 まあ、みなさん何が起こっても不思議ではありませんから、自分の資産は自分で守るように、決して政府などを頼らないこと。政府は銀行に命じて支払い停止をすることも考えられますし、軍隊を動員し治安維持に務めるかも知れません。これが最悪のシナリオでしょう。恐慌まで行くとしたら、そうせざるを得ないと思います。極論ですが、その可能性は少しずつ上がっています。

Sunday, March 1, 2009

映画 Pursuit of Happinessを見て

 ようやく見ることができました。この映画と実話については、以前にブログでも書きました。 かなり省略されていて、物語の中心はブローカー資格を取るまでとなっています。映画は限られて時間の中で作れられますからどうしてもすべてを描くことができませんが、それでも実話を知っている私にとっては感動する映画でした。
 世界一の国に多くのホームレスが住んでいます。そしてホームレスの手前の貧困層も数多く住んでいます。 一方、邸宅に住み何台もの高級車を保有しお金を浪費(彼らにすれば浪費ではない)している人が身近にいます。アメリカは世界の縮図です。そして頑張れば経済的に這い上がることができる国だと思います。だから、世界の貧しい国から移民が正規であれ不法であれ押し寄せるのでしょう。ただ、常に高い目標を持って生活しないと這い上がることはできません。 弱肉強食の世界です。本国よりも良い暮らしを求めてやってきて、そこそこの暮らしができますから、そこから這い上がることを忘れる人も多々います。アメリカのぬるま湯に浸かるわけです。とりあえず、家や車が持てるようなごく普通の生活で満足している人が大半です。その上を目指して行かないと進歩はないし、わざわざリスクを侵してアメリカに来た意味がないのではないかと私は解くのですが、そこから先は彼らの自由ですから干渉しません。
 今年になって店の従業員が2人交代しました。1人は寿司シェフで、もう1人はキッチンシェフです。前の人はどちらも2年以上勤めてくれたので感謝していますが、新しい人に仕事を教えています。皆アメリカ人ではありませんし、ここで生まれたわけでもないので移民です。私は言うのです「お金儲けに来たんなら、稼げ。仕事をきっちりやって稼げ」とね。1人は入ってまだ2週間なのでミスが多いようです。ただ若いので飲み込みは早いと思いますし、なんとかこなしています。私がいろいろ人を分析して思うことは、成功する人は詰めがあるということです。 そして成功しない人は詰めが甘いのです。それはどれだけ細かく対応できるかではないでしょうか?
 例えば、店の前を掃かせる。すると店の前だけ掃く。少し横にあるパティオテーブルの灰皿に目が行かない。それを指摘するとそこまではやる。ただその先にある駐車場にゴミが落ちていても拾わない。これが1つの例です。「あんた1億円ぐらい稼ぎたいだろう、その第一歩がそこだよ」と教えてやるのです。 みんな「1億円稼ぎたいか?」と聞けば「Yes」と答え「どうすればいい?」と聞いてきますよ。お金なんてそこらじゅうに落ちています。 そこで私はいつも「常に細かくあれ、気づけ、気づく人はお金儲けができるが、気づかない人はできない。 チャンスがあっても気づかないとモノにできないのと同じことだよ。その訓練の1つがゴミを拾うことだ」と解きますが、それでもできない人が大半です。 だから彼らは永久に這い上がることができないのでしょう。
 今回、店を辞めた1人は35歳前後ですが、一国一城の主になります。独立ですね、小さな店ですが、年中無休で労働時間も長い。体力勝負ですが、やればいい。すべて自分の取り分ですからね。それで小金貯めて大きくしていけばいいのです。最初は自分のできる範囲内でやる。そして余裕が出てきたら拡張する。そこいらのサラリーマンよりも明らかに偉いと思いますし、支援もしたいと思います。辞めてもボーナスは一切払いませんでしたが、店をやるので、米をプレゼントしました。こういうのが一番助かるだろうと思いましてね。「困ったら言ってこいよ。半年分ぐらいの米ならいつでもやるから」とも言いました。これが私のお礼ですからね。

 映画の主人公クリスは負けない、頑張り屋を演じています。そして頑張り屋を認める土壌がこの国にはあるように思います。朽ちても疲れ果てても負けない、諦めないこと。そうすれば、アメリカでは中流の上の暮らしはできると思います。あとは運というのもありますが、運は呼び込むものです。呼び込むためには努力するしかありません。私はこの映画で勇気づけられました。

週末往来

 まずは、2月が無事に終わったことを感謝します。 売り上げは8%UP、この数字は曜日が1日少ないことを考えると「よくできました」と自分で自分を褒めてしまいます。毎月がプレッシャーです。何しろ記録がかかっていますからね。記録というのは毎月売り上げ更新記録のことで、2007年5月から前年割れをしていません。危なかったのは昨年の10月でわずか1%しかUPしませんでしたが、それでもUPはUPです。思えば、スタートの1週間は前年割れでしたが、半ばでイーブン、そして20日過ぎからは、「行けるぞ」と確信を持ちました。3月も頑張らねば! それも雪という悪いスタートになります。月曜日のビジネスはさぞ暇になるでしょう。 ただ火曜日はコンベンションで20人の予約が入っていますから、これで埋めてくれることでしょう。

 デルタ航空が日本往復のマイレージ獲得を3万マイル落としました。これまで9万マイルでしたが、今は6万マイルと元に戻りました。 需要と供給の関係でしょうね。こんな不況では飛行機に乗る人も少ない、ましてや戦後最悪の景気後退に突入した日本ですから、国際線でアメリカに来る人も減っていると思います。乗る人がいなければ座席が余る、そうなれば無料の人で埋めるという単純なやり方ですね。たぶん、他社も追随していると思います。

 日曜日の新聞でNYタイムズの記事ですが、レンタカーの記事がありました。この業界も不況で古くなったレンタカーを使っているようです。 これまでは2万マイルで交換していましたが、今では3-4万マイルまで使い、たまにトラブルにぶつかることもあるそうです。不況の影響は様々なところに出ているということです。

 4月2日にロンドンサミット(実はもうサミットとは呼ばずG20と呼ばれていますが)があります。これが今春の大きな山場となるでしょう。ここでオバマが何を言うのかがキーとなるからです。 今回の景気後退を招いたのはアメリカですが、その収束を図るのはアメリカしかないからです。腐っても鯛は鯛、アメリカは依然として世界一の国なのです。この国の復活なくして日本や世界の復活はありえないのです。それまでの間、市場は低迷するでしょうし、この日を境にさらに落ちるか上昇に向かうかのどちらかでしょう。

 いよいよ7000ドルを目前にしたNY株式市場ですが、すでに6年前のITバブル崩壊時の数字を下回っています。オバマが大統領になってから1000ドルも下がっています。彼自身の支持率も70%のスタート時から比較すると60%を割り込んでいますし(ギャラップ)、不支持率は20%弱です。 日本の首相の一桁支持率にも呆れますが、これじゃ何言っても一緒でしょうよ、ですね。 格好つけて「ホワイトハウスに最初に足を踏み入れた最初の外国要人」となり、日米関係は堅調とか古臭い言葉で飾られていますが、日本は単なる米国債を買ってくれるお客さんですから、そのご褒美で招かれたと言っても過言ではないでしょう。 恒例の記念撮影もしてお土産を持たせたわけですから、麻生さんのアメリカ観光旅行は楽しかったでしょう。ちなみに次にホワイトハウスに向かうのは死に体イギリスのブラウンさんだそうです。アジアでは、アメリカは日本を通り越して、中国との関係強化に努めています。中国は4千年の歴史があり、その超大国であるというプライドもあるから、わざわざ海の向こうまで出かけて挨拶をするようなことはしません。「来るなら来なさい」ぐらいの余裕を持って接しているのではないでしょうか? 日本では「おい、担当者が変わったらしいぞ、早速挨拶に行ってこないと、そりゃまずいだろうよ、今後のこともあるでよ」とすぐに手土産持参で挨拶に行きますから、政治の世界も同じように捉えているのでしょうか? それも最初でないといけない、こっちから挨拶に行くということは、すでに「私はあんたの手下です」と序列を自分で決めているようなものです。「用事があるなら、来い」ぐらいの気構えがあっても良いのでは?とも思いますけどね。

 円とドルの関係ですが、麻生さんがお願いしたかどうかは知りませんが、何らかの合意があったことでしょう。この日米合意は「影響力ゼロ」に等しいのですが、最近のドル高傾向については、季節要因が大きいのです。2月は米国債の償還期で、ドル需要が強いのです。そして日欧経済の先行き不透明感に比べれば、米国のほうがマシという見方があります。この前までは「日本の方がマシ」だったのですが、逆転したわけです。
 ではこのままドルが上がっていくかといえば、その保証はありません。3月にはまたもや季節要因があり、日本の3月決算期末にかけ、輸出企業による円買い・ドル売りが強まるのが恒例だからです。 
 「ドル暴落説」は、一時休止の状態でしかなく、将来的には分かりません。

 

今日の出来事から 7月28日(金)

Julio Veinte Ocho ( Viernes)  あと3日営業日で、7月も終わり。厳しい7月です。昨日はたまたまフィーバーして777となりましたが、それでも子供が多く単価が低い。  株価はナスダックが6800ポイントと高い=景気も良い? そんなのは妄想ですよ。街角景...