Dekalb Co.の数字に改ざんはあったのか?

 週の初めで大したニュースはありませんが、少し気になるものがありました。私の住むDekalb Co.ですが、犯罪統計の数字改ざんがあったのではないかという疑問が持たれています。 実は先週でしたか、ここの警察署長がクビになりました。 直接の原因は職権乱用のようですが、CEOも昨年の選挙で新しくなっています。CEOエリス氏のデータでは、2008年の暴力犯罪は5%増えています。それは07年に8%増加した上の話です。そして住居侵入などは15%増加、これも07年に18%増加した上での話です。 ところが今年初めにボルトン元警察署長が発表したデータは暴力犯罪が3%減少、住居侵入などが1%減少でした。警察官の数は過去2年で約20%増加しています、ところが犯罪も同じように増加しています。これでは増員した意味が何もないということになります。
 これは推測ですが、自分の地位が危ういと判断したボルトンが数字を少なめに公表したのではないかということです。数字が悪化すれば責任問題となりクビになりますからね。ボルトンは確かダラスの警察から来たと思います。 ちなみにアトランタのペニングトンはニューオーリンズから来ています。 メトロアトランタの場合、黒人比率が高いこともあり、カウンティの重職を務めるのは大概黒人です。これが州レベルになると白人の支配比率が高くなります。州の重職はほとんど白人で占められていますからね。
 前のDekalbのCEOバノーンもいろいろ悪評がありました。 その地位を利用して相当のことをやったみたいですが立件はされませんでした。 今のFultonのDA( District Attorney)のなかなか評判が悪いようですが、それでもクビにならず仕事を続けています。 いろいろときな臭いのがごろごろいて平気な顔をして仕事をしています。まあ、これはアメリカも日本も役所とか政治家とか権力を持つとそうなるのでしょうか?私にはよく分かりません。
 ただ、確実に犯罪は増えています。住居侵入、車の盗難、車両荒らし、ひったくりなど身近に起きる犯罪です。アジア人は特に狙われやすいので要注意が必要です。失業率は10%に近づき、お金に困った人が山ほどいます。

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