驚いてください! AXIS4月号の出来栄え

 まだ配布していませんが、すでにAXIS4月号は2日前に出来上がっています。あまりに早く上がったので配布していないだけの話なのです。どうして?と思うでしょう。 それは新しい印刷屋に変更したからです。この印刷屋がまた、すばらしいの何の。南田陽子の世界です。(私はたまにこういう古典的なジョーク?を使いますが、この前も「クリープを入れないコーヒーなんて」と使用しました)なんと意味もなく、単なる語呂合わせです。

 実は長年使っていた米系の印刷屋がルーズで品質が悪く、場所も遠いので家から近い中華系のA社に切り替えたのが昨年の8月ぐらいでした。場所は近くなったものの、品質は悪く、文句を言うと「もうできない」と印刷を断り、同じ中華系のB社に変更しました。実はA社はB社に外注していたんです。笑うなかれ、建設業界の下請けみたいなものです。当然ながら品質が悪い、そしてそれを改善できなかったのです。
 今月に入り、いろいろ探した結果(これは私の功績ではありませんが)、最新の機械を持った印刷屋を探し出し、デジタルプリントできるようになったのです。といっても、日本では当たり前のようですが。要するに設備投資をしないで、古い機械を使った会社ばかりを巡っていたことになります。それでも最新の設備を持った印刷屋の多くは値段が馬鹿高く、AXISのような部数では割が合いませんでした。今回の会社は何でも8ページ分をまとめて刷ることができるのでコストダウンができ、また日数も短く仕上がるということだそうです。紙質も今回からつや紙に変更し、「らしく」なりました。特に写真が鮮明です。濃淡があってもこれまでのようにつぶれたりせず、真黒になったりせず、そのまま出ますので、クレームが今後は発生しないと思います。
 「AXIS変わったね」と皆さんに満足してもらえると思います、
 こういうことからも、「常に設備投資を怠るなかれ」が証明されます。 景気は悪いが、高い品質の製品を作りだすところには仕事が回ってくるということです。高品質で納期が早く、価格が適切であれば、誰でも注文しますよね? おかげで原稿の締め切りをこれまでの18日から20日にしても間に合います。これでも十分ですが、2日余裕を見て22日前後にデータを送れば、5日後には上がってくるという仕組みです。中華系では「最低10日必要、バインディングがあるので2日必要」とか言われたものです。なんとことはない、そういう仕事を外注するから日数がかかるのです。
 そしてオフィスが綺麗なこと。以前に使っていた3社のうち最初の米系は普通、中華系2社は汚いを通り越したオフィスでした。日系の自動車メーカーの工場と米系の工場の違いみたいなもんでしょう。
汚い工場からは綺麗な製品は生まれないのです。コストを抑えて金儲けという中華系でしたが、もう2度と使うことはないでしょうし、これで私の中華系企業に対するイメージがまたもや下がるのです。信用するにはほど遠いということです。

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