Thursday, April 15, 2010

今日のニュースから 4月15日

 3月のジョージアの失業率が出ました、10.6%と上昇しています。全米平均は9.7%で横ばい状態です。それは肌で感じるものです、道を走っていると小売店などがどんどん閉まっているのを目にするでしょう?モールによっては30%以上空いているところも珍しくありません。
 比較的自動車産業では回復基調になっていますが、0%金利をトヨタがやり始め、それに追随して他の日系メーカーもやっていて、それで持ちこたえているんだと思います。
 ただ、いつまでも0%金利を継続するわけにはいきませんから、それが終わったときの反動はあるでしょう。それがいつかは分かりませんが、0%金利はメーカーによる麻薬のようなものかもしれません。売れなくなるとやるわけですね、それで一時的には売り上げが上がりますが、やり続けるわけにはいきません。金利で儲けている部分が多いにもかかわらず、その儲けを削っているわけですからね。

 人間が楽をするためにつくったロボットが活躍すると、人間減らしが始まる。そして効率を重視すると機械化するに限るわけです。そうして溢れた人間が失業していくわけです。他に行き先があれば良いものの、大半の人は行き先がない。それが米国の70%を占めるであろう、労働層なんでしょう。会社も売り上げ落ちれば人を減らしますが、回復しても以前のようには雇用しません。また落ちることを考えて最小限しか雇わなくなりますから、ここでも人が溢れるわけです。
 多くの人は器用ではありませんから、単純労働をして生計を立てていることでしょう。そうなると機械化により仕事を追われ、景気の変動で追われ、さらには人件費の安い発展途上国の稼動で仕事を追われるわけです。こうした人の行き先はますますなくなってきています。
 それは日本も同じことですけどね。結果的には頭なければ、手に職つけるしかありません。寿司の1つでも握れて魚を捌くことができれば今なら世界中どこに行っても仕事があるでしょう。
 そして、日本には幸いにも伝統産業がありますから、辛抱して長い期間をかけて、そうした伝統技術の後継者になるという道もあります。やってみたら意外にも面白かったということになるかもしれません。 ただ、今の若い人は苦労をしたくないようで、楽して儲けたい思考ですね。食べ物にもそれが顕著に現れていまして、あまり噛まなくても飲み込めるファーストフードが売れているわけです。
 噛まないと咀嚼力が落ち、脳を刺激しないので「バカがますますバカになる」のですが(失礼しました)、そんなことお構いなしでしょう。

 米国人は比較的「何かあったら政府が助けてくれる、それが仕事だ」と思っているようです、この前書いたATMの引き出しの法外手数料についても、法改正になり政府が助けてくれるわけです。
 昨夜ある人と話をしていて思ったことですが、日本人というのはまだまだ警戒心がない。それはずっと日本という国があったからでしょう、それは1回も他国の植民地になった経験がないためでしょう。それが今から国際的にビジネスをしていく上で、大きな障害となります。

 例えば海外に投資をする、相手を信じてビジネスをしたのに、裏切られてしまった。巨大な損失を被る羽目になった。かつてはバブルのころに、マンハッタンやロスなどでどんどん不動産を買い占めていきましたが、結果的には損をして手放したのではないでしょうか?それは我々日本人よりも相手のほうが利口だったからです。
 表向きには、安い買い物をしたつもりが実は高値だったということもあります。例えば店に行って値札が付いていればそれを信じるのが日本人かもしれません。日本では正札販売が当たり前ですからね。ただ、海外に行くとそれは違ってくることでしょう。値札はバカを騙すためのもの。そして値札はスタート値段でしかないかもしれません。値切りの交渉はその価格から始まるのでしょう。
 まだ値札が付いていれば少しでも判断基準がありますが、値札がないケースもありますね。私の友人がかつてトルコへ遊びに行ってお土産を買おうとしたらしいのですが、店には値札がない。「いくらだい?」と訊けば「いくらで買うんだい?」と訊いてきます。物の価値を見る目が要求されますし、交渉能力も要求されます。

 インドネシアのバリのみやげ物屋も同じみたいです。日本人から落ちるお金を当てにして生計を立てている人が大半ですから、少しでもお金を取ろうとしているわけです。物価の高い日本から来るとすべてが「バーゲンセール」のように見えますね。ところがジャカルタから観光で来ている日本人に見せると高すぎて買えないと言う。同じ民芸品でもジャカルタで買えばバリの半額以下だとか。それは実際に現地に住んでいるから「目利き」ができているわけです。
 
 同じようなことはすべてにいえるわけです。危機感のない日本人が海外で仕事をすると大抵は騙されるわけです。そのために法律があり、契約があるわけですが「この人いい人だから心配ないよ」的な発想になってしまうのが日本人でしょうね。それだけ、人を疑うことを知らない国民なんです。

 中国や東南アジアでは人を信じないし、政府も信じない。したがって政府の発行する紙幣も信じるわけがない。それでお金があったらゴールドなどの安全確実な資産に交換していくわけです。
 それは彼らが今まで多くの戦争、紛争、動乱を経験してきたからですね。財産を没収されたこともあるだろうし、不動産を所有していても何の意味もないことを知っているからでしょう。
 それゆえ、日本人は簡単に騙されてしまうわけですね。そんなことを昨晩遅くまで話していたわけです。

 そういう私も数回人に騙されている口でして、結構単純に人を信じますね。本当はその裏側を見ないといけませんがね。ただ、最近はそういう人の嘘が分かるようにもなってきました。裏を取ればすぐにバレるような嘘でも自分を正当化するためには平気でつきますからね。

 まあ、自分的な言い訳としては「嘘ついて人騙してお金取るのはいい、でも神様が見てるからね。いつか罰が当たるよ。それでもいいならやりなさい」というのが本音です。懐を探るというのは、実に疲れることでして、神経が減り擦りするわけです。
 こんな話を聞いたことがあります。教会へ行く人の多くが罪を償うために教会に行く。悪いことをしてそれを許してもらうために教会に行く。日曜日に教会に行き、「神様、今週1週間また悪いことをするでしょうが、どうぞお許しくださいませ」で予告をしてそれを許してもらうために行きます。もちろん、過去に起こった出来事を償うためにも行くんでしょうがね。
 そう考えると「あの人はクリスチャンで、真面目」という見方も間違っているわけです。すべての人がそうではありません、ごく一部なんでしょうが。あるゴルファーのように仏教徒になるのも手段ですかね。すでにキリスト系からは見限られたので、こんどは仏さんに縋るってことですかね。こんな話をしたら終わりがありません。

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