週初往来!

 まあ、暑いの何のですね。アトランタの夏は暑いのが当たり前ですが、何事も度を越すと嫌味みたいになりますね。昨年、95度を越えた日はわずかに23日しかなかったそうですが、今年は今日までで37日あり、このまま行けば40日を余裕で越えることになります。

 私はこれで、結構植物のことを心配していまして、店の鉢植えの植木が「水ください」と訴えているのがよく分かりますし、裏にあるトマトや大葉なども毎日水をやらないと枯れ状態になります。
 家の芝生もそうで、やはり3日おきに散水をするようにしています。

 今夜のニュースでは、猛暑はペットにも堪えるので気をつけたほうが良いと言っていましたが、まさにそうで、裸足の犬は猛暑で熱せられたコンクリートやアスファルトの上を歩き、火傷になる可能性があるそうです。

 今週の株式相場は、ボーイングなどの大手企業の第2四半期の決算が発表され、その結果次第では株価が大幅に上がるのではないかと予測されています。金曜日はGDPの発表もあります。

 景気は回復しているのか、それとも2番底に向っているのかですが、いろいろな記事を読む限り、薄氷の上を歩きながら少しずつ改善されつつあるということです。
 大きな問題の1つは失業率で、今回の失業率の中身が欧州的になっている点が大きく異なっています。それは半年以上、仕事に就いていない人が46%を占めているからです。また1年以上も25%おり、この長期失業者が仕事に就かないと本格的な回復にはならないのでは?と言われています。

 さらには住宅市況の悪化も懸念されており、データで見る限りでは住宅市況は2番底に向っているという分析が出ています。
 実際には、差し押さえなどは緩やかに減少しているものの、依然として高い水準にあることに変わりはありません。また商業不動産についてもFor Sale, For Leaseのサインが多いことを考えると、何も改善もないことが分かるでしょう。

 ジョージア州内に進出している日系企業の方の話をまとめると、「昨年の最悪期は脱した。今年は工場が稼動している、モノが動いてることは確かだが、増産する体制にはない。将来的な設備投資の準備はするが、お金を突っ込むのは少し先になるだろう。人の雇用も同じで増産がない限りは、今いる人材を活用して残業させれば済むことで新規雇用をするまで至っていない」という見方で正しいのではないかと思います。

 少し、投資を真剣にやろうという動きに出ています。授業料の支払いが終わり、見通しが立ったことで、これから取り返しに行きますが、ミイラ取りがミイラにならないようにしないといけません。ただ、虎穴に入らないと虎子は得ることはできません。
 投資には常にリスクがつきまといますが、年内の自分の収入は安定しているだろうということから、余剰資金を少しハイリスクのものに回しました。

 財産三分法は、昔からの言い伝えのようですが、不動産と株式とゴールドや現金の3つに分散してリスクを回避して持てというものです。今回はレアメタルで運用されている投資信託を購入しましたが、事前調査では、ハイリスク・ハイリターンです。

 まあ、実際には高値から30%程度下がっているところですが、今後もこうした希少金属は揺れがあるものの、長期的には上がっていくであろうという見方があります。鉱山系やゴールド系の会社の株式で運用されているようで、ここから先は山勘でしかありません。

 現実に、ゴールドだけを見ても、街中に以前に増して「ゴールド買います」の看板が増えています。2-3ヶ月前に高値をつけた後、1200ドルを割り込んで動いていますが、下がっているのに、あれだけの看板が出ているということは、将来的な値上がりを期待して良いのではないかということになります。

 3つある財産の中で、不動産である家は20%近く価値が下がっています。株も高値から考えれば20-25%下がっています。ゴールドを長年、保有していればその価値は相当上がっていることでしょう。その3つをうまく持ち合わせればリスク回避ができて資産が増やせるということですね。決して簡単ではないと思いますが、指くわえて見ているわけにはいきません。米人でお金持ちになっている人の多くは、株を運用していますし、リタイアして収入を得る場所の多くも株からではないかと思います。またこうした投資をやれば、自然に数字や世の中の動きが頭の中に入ってきますから、頭の体操にもなりますね。

 

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