今日のニュースから 10月29日(金)

 今日はある米国研修生の送別会をします。といっても2,3人でやります。その方、企業の派遣で全米を回っていますが、アトランタには1ヶ月滞在、来週からは次の都市に向います。お客さんなので別に親しいわけでもありませんが、2年間の米国研修で暖かくもてなす店があってもいいじゃないですか、女性には親切にしませんとね。

1、第3四半期のGDPが政府から出ました。2%増は緩やかな景気回復を示すものですが、十分ではありません。思えば第1が3.7%増、第2が1.7%増でした。失業率の高止まりなどを考えると緩やかよりは、ほんの気持ちの見せ掛けの景気回復だといえます。昨日、サントラストで働く常連さんと話をしました。現在の株価については満足している。来週火曜日の選挙で共和党が勝ち、ムードが良くなる、こうした心理的な動きが大事で、議会でも少し刺激策が出るだろう。それで人はお金を使う方向に向かい、年末に12000ドルに届けば2010年は良い年だといえる。そんなことを言っていました。私も同感です。

2、悲観論の帝王と呼ばれる経済学者、ルービニ氏が「財政面で悲惨的な状況にある。米国は停滞期に入る。FRBが3日に出す刺激策には経済を押し上げる効果が期待できない。大きな州では債務の繰り延べ危機が起きる可能性がある」とインタビューで語っています。彼は住宅バブルを予測した人物ですが、確かに住宅問題の回復にメドが立っていないので、歯車が回ってこないと、私も認識しています。貯蓄しない米人の打ち出の小槌だった住宅価格上昇が一転、下落になったことですべてが狂ったわけですからね。そして金融危機を回避するため、住宅債権を政府系の金融機関に移し、蓋をしたままです。

3、明るい話題です。フェラーリのテーマパークがアブダビにオープンしました。これは屋内テーマパークとしては世界最大です。


 週末です。少しお金の話の記事を読みましたので、ここから転用しましょう。
 お金には生き金と死に金があります。本を買う、親の面倒を見る、設備投資をするのは生き金、役に立たないことに使うのが死に金です。
 生きた金を使うことを「金離れがいい」と言い、死に金を使うことを「金遣いが荒い」と言います。
 「金は天下の回りもの」といいますが、お金が世間を回っていること以外に、もう1つ意味があり。生き金を使っていれば、もう一度自分のところに戻ってくるということです。

 一方、死んだ金には呪いがあります。女阿遊びやギャンブル、公金に手を出すなど、こうした死に金を使えば、罰が当たり、家庭は崩壊し、仕事も終われ、世間から見放されますね。

 ギャンブルで当てたとか、人からもらったとか、汗水たらさずに懐に入ったお金を「泡銭」といいますが、泡銭は身につきません。運よく入ってきたら人のためにパッと使うのがいいそうです。

 小さい時からお金の価値を教えることは大事で、お金の価値を教えないから、お金があれば何でもできるみたいな考え方になるのです。
 お金は大事なもので、お金がないと実際に何もできない。人間に首がないのと同じぐらい大事なんですね。

 お金とは寂しがりやで、大勢の人が集まるところに集まる。そしてわがままな存在ですから、稼いだ金にせよ、支払って出て行くお金にせよ、粗末に扱わず、感謝しながらていねいに扱わないと嫌われてしまいます。

 どうやってお金とうまく付き合うか?これは重要な学問ですね。

 皆さん、良い週末を! ハッピーハロウィーン。
 

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