日経ビジネスから

 10月4日号からです、「衰退に抗う浮沈企業」が特集ですが、「抗う」これ読めますか?私は分からずグーグルして調べました。あらがうと読みます。漢字は簡単でも使わない訓読みです。

 さて本題に入ると、ソニーとアップルの比較がありますが、ソニーの創業者井深大さんが「ソニーにしかできないことをソニーがやらなくなったら、ソニーではなくなる」という言葉を残しています。
 
 輝ける企業がなぜ衰退するのか?それには、1)成功から生まれる傲慢、2)規律なき拡大路線、3)リスクと問題の否認、4)一発逆転の発想、5)屈服と凡庸な企業への転落が消滅の5段階があります。

 ソニーについては、私自身がもう買わなくなっています。それだけ魅力がないということです。かつて若い時分は「ソニー信者」でした。ソニーは格好良い、新しいなどの魅力があったわけですが、そのブランドに慢心したというか、ソニーらしさがある商品はアップルが作ってしまいました。

 デジタル化に遅れたといえばそれでお終いかも知れませんが、これだけパソコンが普及していく中で、先を読めなかったことが現在のソニーの姿なのでしょう。IT関連の人のコメントですが「iPod」の発想は家電屋からは出てこなかった。これはコンピューター屋の発想であるという話を聞いたことがあります。ソニーはあくまでも家電屋なんですね。

なにもソニーだけではありません。会社を長くやっているとどうしてもマンネリ化し、官僚的になり、事務的になるものです。それを打破しないといけない、それは中小企業でも同じですね。

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