壱岐からお客様

 今日は、長崎県壱岐市から壱岐焼酎協業組合の原田さんが訪米の合間を縫って来店してくれました。
 輸入元がSake Story、前にAXISでも紹介した小島さんの会社です。
 壱岐ってどこ?と思う方、福岡県からフェリーで2時間の距離にあります。実は朝鮮半島と九州の間には対馬があります。そしてその対馬と九州の間にあるのが壱岐です。島の周囲はわずかに15kmだそうですが、酒蔵が10軒近くもあり、ここが麦焼酎発祥の地です。
余談ですが、対馬は防衛上大事な島であり、自衛隊の基地もありますが、ここが韓国人により買占められています。最初は日本人の知り合いの名義で買い、それを名前を変える手口だそうです。

 さて麦焼酎発祥の地ですが、16世紀ごろ麦を原料として中国から伝わった製法で作られたのが壱岐です。焼酎自体は、15世紀ごろ伝えられた蒸留酒をもとに沖縄で開発された泡盛に始まり、これが鹿児島に入り広く作られました。最初は米でしたが江戸時代にサツマイモが栽培されると芋の焼酎が作られました。麦焼酎はマイナーな存在でしたが、大分県の一村一品運動などが連動してイイチコが全国区に躍り出たことから広まっていきましたが1970年以降のことでした。

 壱岐の焼酎の大きな特徴は1次発酵で米を使うことによります。2次発酵では麦を使いますが、米を使うと、お湯割りにすると米の甘みが出るそうです。
 また蒸留の方法も減圧蒸留(50℃で沸騰するため、軽い味になる)が80%を占める中、常圧蒸留(100℃で沸騰するためそのままの味が出る)を採用したものもあります。
 さらには、本格焼酎にこだわり、質の良い焼酎を造っています。焼酎と日本酒の大きな違いは糖分にあり、日本酒を飲んで太る理由はここにあります。ところが焼酎は糖分ゼロのため太らないのです。それは飲んだときにもったり感やまったり感がないのでスッと飲めるということになります。
 壱岐の焼酎には「なでしこ」、「太祖」、「壱岐っ娘 夢」などがあります。

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