誇張されていたIPCC報告書

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告に虚偽や誇張があったことが明らかにされています。簡単にいえば、これまで地球は温暖化に向っているといわれていましたが、これは誇張でしかありませんでした。実際には「ヒマラヤの氷河が2035年までに溶けてなくなるという予測に根拠はなかった」「オランダの国土の55%が海抜下になったというのは実は26%でしかなかった」など山ほどありますが、この報告書を作成した英国の大学教授が誇張した事実を認め、世界の平均気温が過去15年間上昇していないことを告白したそうです。
 これによって、米国内ではグリーン政策を推進するオバマ政権に対して横槍が入っています。また、この報告書などを元にアル・ゴアが「不都合な真実」を書き映画も製作しノーベル賞を受賞したわけですが、彼自身は「この小さなミスが真の環境変化をぼかすために使われている」と投稿しています。

 温暖化はさておき、化石燃料の使用や二酸化炭素の排出により、地球のあるべきメカニズムが狂い始めているのは事実ではないかと思います。米国に住んで15年ですが、ジョージアの夏はだんだん暑くなってきていますし、四季折々の変化が消えています。冷夏になったり暖冬になったり、また極端に厳冬になったり、不規則な天候異変が続いているのは事実でしょう。また南の島が海面下に沈んでいくことも事実でしょう。そう考えると、何らかの環境変化が起きていることに疑問を持つことは難しいと思われます。今後増えていくであろう太陽光発電や風力発電など自然を利用した環境に優しい発電に向う方向は間違っていないということです。

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