今日のニュースから 3月24日

1、米国14州の司法長官が連邦政府を訴えました。先に成立した健康保険法が憲法に違反しているというものです。今朝のCNBCにはテキサスの司法長官が生出演していました。これが米国なんですね、国が旗振っても地方はついていかない。こんなイメージをしてください。先生が10人の生徒を連れてレストランに行きました。そこで先生は「みんなお茶でいいですね」と言って「はい、分かりました」と素直に1つのオーダーで済むのが日本。ところが米国では1人の生徒はコカコーラ、次はコカコーラが嫌いでペプシ、その次はダイエットペプシ、マウンテンデュー、砂糖なしのアイスティー、次はボトルの水、オレンジジュース、クランベリージュースと人それぞれに注文が違うわけです。っこは個人レベルで力が強い、地方自治体レベルで力が強い、州レベルで力が強いわけです。それが「自由の国、アメリカ」というわけの分からない理屈を捏ねる連中の多い国ということです。

2、今朝のマーケットは、欧州株価の下落から下げていますが、その原因はポルトガルのクレジットが1つ下げられたことによります。じゃんけんと同じ? 最初はギリシャ、ジャンケンポン、次はポルトガル、次はスペインではないかと私は思っているんですが、時限爆弾を抱えたようなものです。1国なら何とかなりますが、数カ国が債務超過では難しいですね。今は高い株価は米ドルも将来下げるために意図的に高くなっているというのが私の判断です。

3、Baby Slingsと呼ばれる Infantino社の販売している赤ちゃんを抱える袋状の商品がリコールになりました。これまで14件の死亡が報告されていますが、赤ちゃんの顔が出ていると大丈夫なのですが、袋の中にもぐってしまうことが原因のようです。

4、住宅ローンの低金利政策が、3月末で終わりになりますが、現在30年固定で5%のものが、年末には、5.3-6%nなるであろうと予測されています。Moneyからのリポートです。

5、ソーダ税って分かりますか? タバコ税のように炭酸飲料に課税するものです。NY州では肥満を予防するため、炭酸飲料に課税する法案を審議すようです。実はすでにコロラド州では導入されていて19州で検討されています。タバコ吸って病気になるのは個人の自由、コーラ飲んで太るのも個人の自由のはずなんですが、それで健康を害すると他人を訴える国は末期がんとしかいえません。トヨタに次いで訴えられるのはコカコーラかもしれません。

6、昨日、ストンマウンテンに出かけた銀行員が行方不明になっていて警察では捜索を開始しました。

7、メトロアトランタの人口が540万人になり。全米トップ10に入りました。00年の調査から100万人増え、当時は11位でしたが、現在9位の人口となっています。人増えれば争いも増え、犯罪も増えるわけですね。

8、GAの男性がネットで知り合った女性に会いにFLのタンパまで行きましたが、15歳以下だったため逮捕されました。こういう未成年者との交遊は大変危険ですが、2週間ごとにある事件です。

9、Dekalb Co.では$115Mの予算削減から、14の学校を閉鎖することを協議していますが、当初は21校でした。最終回答は4月13日に出るそうです。

10、Clayton Co.では郡が運営するバスがこれまた予算不足から廃止になる計画で、これにより1千人以上が職場に向えなくなる可能性があり、州議員などを動かしてなんとか予算配分を受け、運営を継続できるよう折衝しています。

11、GA400の通過料金50セントが廃止になる可能性があります。今回の州議会で議論されますが、財政難から難しいと思います。この料金所では1日あたり6万ドルの売り上げ?があります。


 週末の天気予報ですが、40%の降水確率で気温が65度と出ています。ゴルフコンペなの野外活動があるようですが、中止になる可能性も出ています。
 前に書いたブログからですが、ボンドトレーダーのMも将来に対して悲観的でした。ローンが今後大きな問題を生むようなことを言っていましたね。まあ専門用語が多いので会話していても70%で理解して返事をしている私ですが、実際に米国だけの問題ではないんですよね。今はやはり欧州が一番危険です。そして米国は、財政赤字、失業率、住宅問題、商業不動産の問題など内政は険しい山となっています。健康保険問題が成立して片付いたように見えますが、州レベルでは納得していないのでそのまま前に進むとは思いません。これで「オバマ君、たいしたものだね」ともいえないのです、他の事をすべて繰り延べして1つの法案を通しただけに過ぎないのですから。国民からすれば、健康保険より目先の生活をどうしてくれんじゃい?と思うでしょう。11月の中間選挙で大敗するという予測も出ています。

 それにしてもジョー、やってくれました。昨日バイデンがうっかりもらした「F000」言葉です。大統領がサインしているときに、バイデンは「F000 Deal」だと言ったそうです、それに気づいたオバマは無視したそうですが、テレビでF言葉を吐いてはいけないいわゆる放送禁止用語の1つですね。
 F用語は我々、ネイティブでない人は使わないほうがいいのですが、店でも米人はよく使っています。それは卑猥な意味ではなく、慣用表現として使っているわけです。私がかつて、米系のレストランにいたときには、そんな言葉の連続で、F用語の正しい?使い方を教わりました。
 F用語は一般には、物事を強調するときに使います。 F Goodは、Very Goodの意味になります。たいていはINGをつけて使いますがね。
 もちろん、人を罵るときにF Youが一番有名だと思うのですが、米人の性行為ではF Meを使う人もいると聴いています。
 ただ、子供に教える言葉ではなく、絶対に子供の前では口にしないよう大人も気を使っています。F用語でなくても、Shitでさえ、私は注意されたことがあります。米人の家庭に招かれ、地下室でホッケーゲームをしていましたが、ついつい興奮してもらしたS用語は友人である親に注意されました。
 そうそう、私たちは外国人ですから、普通の英語を話すに限ります。もしも外国人が日本で「アホちゃう? 死んだら?」とか言うとドキッとするでしょう?



 

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