Simply Buckhead雑誌の撮影がありました



 朝の9時から11thストリートにあるスタジオに呼ばれました。11・12月号の特集の撮影でした。かつてBuckhead Life Restaurant Groupの総帥Panoの下で働いたシェフが一堂に集まりました。総勢12名でしたかね。RathburnのKevin Rathburn、MurphysのIan Windsale、KymaのPano Jr.、SerpasのScott、AriaのGary、Bistro NikoのGary、103Westで働いていたヒラリーなど、これだけのシェフが集まり同窓会のような感じでした。
 私がBluepointeを辞めたのが2001年でしたが、その後も店や道端、買い物先なのでたまに会うことはありましたけどね。
 Kevinとは少し話をしましたが、火事で改修中の店の高いところから落ちて脚を傷め1ヶ月は松葉杖状態だったみたいです。彼がビジネスを広げることができたのはブレインがいるからで、もう彼はほとんど料理していないそうです。
 料理を作ることは楽しいが、ビジネスとして毎日キッチンに立つのは疲れるそうで、体力を使う仕事から頭脳労働に切り替えたわけですね。寿司屋のオーナーはそうはいかないと私は説明し、彼も納得していました。
 Ianは過去に2回ほど独立するチャンスがあったみたいですが生かせなかった。資金面と人材面で、できなかったと言っていましたね。
 私は言ったのです、「5万ドル出すよ、皆から5万ドルずつ出してもらい、5年以内にそれを6万ドルにして返しなさい」とね。11人のシェフから55万ドルをもらい店を開けるわけです。同じ釜の飯を食った人間同士、そんな交流があっても良いのではないかと思いましてね。彼の腕は確かなのです。

 Panoは相変わらずの上機嫌でしたね。まあ名だたる店を10店舗も運営するのは大変なことです。そしてその1つの店のオープニングに参加でき、繁盛させた実績があって今の私があるんだと思いますね。
 前に雑誌か何かの取材で訊かれて答えたことがあります、「料理はSOTOさんに学び、経営はPanoに学んだ」とね。
 Buckheadという地区で学び育ち、今を生きているのが私です。だから他のアトランタの地区に行く気はないですね。ここで寿司ビジネスを終えたいですね。

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