肥満に関するデータ よーく考えてください

 いろいろ読んだ中からの抜粋です。

1、ブルームバーグ氏がNY市長に就任した2002年と比べて現在、ニューヨーク成人市民の肥満率が25%も上昇していることがニューヨーク市衛生局の報告で明らかになった。
 肥満は11年前には5人に1人だったのが、2012年では4人に1人に増えている。市は肥満対策を行ってきたが数字は反対になっている。
  別の数字では、ニューヨーカーの健康度は向上している。甘味飲料を一日に一回あるいはそれ以上消費する成人は、2007年の36%から昨年は26%に。成人の喫煙者は15.5%で28%も減少した。若者の喫煙率も2001年の17.6%から8.5%と半減している。しかし肥満は止まらない。

2、そんな中、カロリーゼロ食品が氾濫している。しかし、ゼロという表現の裏にはとんでもない落とし穴が潜んでいる。カロリーゼロとは、砂糖の代わりに甘味料を使っててこの人工甘味料が曲者。
 ダイエットコーラを飲めば痩せるのか? いくつかの疫学研究で、特にダイエットソーダに含まれているアスパルテームやスクラロースなどの人工甘味料が、肥満や糖尿病の原因になることが分かっている。
 動物実験でも、2008年にパデュー大学の研究者は、サッカリン(これも人口甘味料)を摂取したラットは、砂糖を摂取したラットに比べて、食べ過ぎのため体重が増加したことを報告している。
 カロリーゼロ食品を取ると肥満になり、さらには糖尿病さえ引き起こす。その原因は、カロリーゼロに安心して食べ過ぎること、また砂糖の数百倍も甘い人工甘味料は習慣性があり、甘いものを食べ続けるともっと食べたくなるから。

3、低脂肪の牛乳を飲むと子供は肥満になるという事実もある。子供の肥満を防ぐため低脂肪の牛乳を飲むことが推奨されてきたが、逆に子供の肥満を助長させている。
 子供が飲んだ牛乳の種類と体重の間には何の関係も認められず、さらに、低脂肪乳あるいは無脂肪乳を飲んでいる子供は全乳を飲んでいる子供よりもBMIが高いという報告もある。
 これは低脂肪の牛乳では子供の満腹感が得られず、別の高カロリー食品を食べてしまうことなどが考えられている。
 米国では子供の肥満が深刻。小児の肥満は過去30年間で3倍以上に増え、2008年には、子供や若者の3分の1以上が体重過多または肥満と判断された。今の子供は親の世代より平均寿命が短いと予測されている。

4、日本でもアメリカ同様にダイエットがブームだが、人工甘味料を多用した「ゼリー・ようかん」は要注意。
 『たらみのゼロカロリー、ライチ&グレープフルーツ味は、せっかくヘルシーなこんにゃくを原料としていても、甘味料として『アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロース』を使用し、さらに酸味料や香料を添加している。
  他にも、さまざまな低カロリーを売りにしたゼリーやようかんがあり、すべて良くない。
 また、カロリーゼロ、カロリーフリーをウリにした発泡酒や第3のビールの一部には、甘味料のアセスルファムカリウムなどのほか、カラメル色素が添加されているものがあり、よく表示を見て選ばないといけない。

5、アメリカ人は1人当たり、1年でおよそ60キロの砂糖をはじめとする様々な糖類を摂取している。単純計算すると、1日に167グラムもの糖を取っていることになる。
 食事と健康の関係が注目され、体重管理が全国的に広まった1970年代から現在まで、米国人は太り続けた。現在は、成人の3分の1以上が肥満。
 塩分、脂肪分、肉、炭水化物、といくつも食品が次々とターゲットとなり、米国人の不健康の元凶だと敵視され、その後名誉挽回している。良い例がバター。あれほど体に悪いと食卓から追い出され、マーガリン使用が奨励され世界的に広まったというのに、実は上質のバターは体に良いと変わった。健康管理が一般的な関心事になってからというもの、数多くの「正しい説」や「体に悪いもの」が覆されてきた。
 
6、人工甘味料とは? サッカリンが一番古い人工甘味料で、1879年にジョンズ・ホプキンス大学の化学者コンスタンティン・ファールバーグ博士によって発見。 サッカリンは砂糖より300倍も甘みがあり、苦味も強く、1937年にイリノイ大学のマイケル・スウエダ博士によりサイクラミン酸が発見され、苦味も改善した。
 その後、アスパルテーム, アセスルファムカリウム、スクラロース, ネオテームと、続々と新しい人工甘味料が発見され、味も改善した。
 発見当初、人工甘味料は『糖分摂取制限の必要な人のみ使用』とされていた。ところが、現在は人工甘味料の急速な普及のため、多くの人が手軽に摂取している。

 

私、この記事読んでから、ダイエットコークを飲むのを止めました。今ではLa Croixの炭酸水です。これが一番良い。あとはエビアンですね。
減量のためというよりも「糖分を控える」ということでダイエットコークだったのですが、さすがに体に良くないものを摂取していると考えれば飲むべきではないですね。普通の水や炭酸水が一番です。

 ちなみに昨夜、訪問した米人宅の奥さんも全く同じ意見でした。彼らは昨年1年間ほどプロバンスに住みましたが、フランスには肥満の人がほとんどいないそうです。例えば、パンは新鮮なものしか作られていません。アメリカのスーパーに並んでいるようなパンは怖くて食べれないでしょう。どうしてパンが2週間も日持ちするのですか?何か入って腐らないようにしているからですね。
 冷凍食品の多いのもアメリカの特徴です。そして上記したような人口甘味料など、加工食品は大変危険なのです。
 それを毎日にように食べ続けている一般のアメリカ人が肥満になり病気になっても何の不思議もありません。そう思いませんか?

 レストラン商売していて、やはり体に良いものを提供しないといけないと思います。また逆に考えると健康的なものを提供すれば「お金儲け」ができるということです。

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