今日のニュースから 3月22日(火)

 相変わらずの原発問題や復興に向けたニュースが中心の日本ですが、今後をどうするかを考える方が賢いのではないでしょうか? 日本は地震列島で、同じ規模の地震はまた必ず起きます。東海大地震も来るでしょう。次に備えてどうするかでしょうね。

 「危ない所にどうして住むの?」という疑問があります。それに対して「生まれた故郷を捨てられるものではない」と反論する人がいるでしょう。そうした日本人の定地性は良い面あり、悪い面ありではないですかね。

 私個人的には、リスクを避けますから、そういう場所には住まないですね、事を簡単に片付けすぎでしょうが、アトランタで自分が殺人事件に遭遇する確率と東北で大規模地震に遭遇する確率を比較すると、どちらがリスクが低いでしょう。

 その定地性が村を作り、風通しを悪くするんじゃないかとも思うわけです。一方、定地性に反するものとして移動性があります。「ここがダメならあそこに行こう」的な発想ですね。私はこれをかつて、日本人は農耕民族であり、韓国人や白人は狩猟民族であると書いたことがあります。獲物を求めて移動する狩猟民族であっても良いではないですか。

 復興で、また街が復活する、人が住む。それでも地震はまたやって来ます。そしてまた壊される(縁起でもないことかもしれませんがね)。そしてまた復興ですか。それでは効率が悪すぎませんかね。

 世の中、結構平等にできていましてね、砂漠みたいな草木もない人が定着しないようなところには石油があり、潤うようになっています。アフリカの大地でさえ、鉱物資源が多くあります。東北地方には美味しい水があり、豊富な漁業資源などがあります。それぞれ良い面と悪い面を重ねているわけです。だから、そこに住みたい人は住めばいい、でもリスクが常にあることをさらに認識すべきでしょうね。

 原発のある場所もすべてそういうことで、国からのお金がある程度落ちる分、リスクを背負う必要があります。最も日本のような資源のない国は原発なしには電力を安定供給できないわけで、やめるわけにはいきません。

 原発問題と米軍基地問題が何となくオーバーラップしませんか? 守って欲しい、でも騒音は要らない。それが日本人の本質ですか?実に都合がいいですね。国際貢献もそう、やらんといかん。でも犠牲者は1人も出してはいけない、だから危険なところには派遣してはいけない。また自衛官は軍隊ではないので銃の携帯は禁止。何かが矛盾していますね。

今回の大地震は日本が、今後どう世界で生き残っていくかを試す絶好の機会であると思うのです。

1、ローカルニュースをお届けしましょう。今日のメトロアトランタの花粉量は2258。これは昨日月曜日の853の約3倍にあたります。花粉量は90で高いといわれ、1500以上で過剰に高いとされています。昨年は4月までこうした高い花粉量は観測されていませんでしたが、今年は3月で80度を超える気温になっているために起こっています。
 ちなみに昨年の最高花粉量は、4月7日の5733でした。

2、アリゾナで土曜日に結婚披露宴の最中、花嫁が逮捕されました。自宅の裏庭で行われていたものですが、近所からの苦情に駆けつけた警察官が止めようとして花嫁に蹴りを入れられたものです。そして花嫁は現行犯逮捕されました。

3、4月15日が締め切りのタックスリターン(米国版確定申告)ですが、これに絡んだ犯罪が急増しています。昨年は2万9千件がジョージア州内で摘発され、被害総額は$40Mでした。悪質な会計士の例もあり顧客の情報を盗み、不正に彼らのリターンなどを自分の口座に入れているケースが多々あるそうです。


アメリカで日本のためにと思い寄付をしてもその10%程度しか被災者には届かないという話があります。実際に米国赤十字に寄付をすると、60%は米国赤十字に残り、40%しか日本赤十字に行かないようです。こういう話を聞くと、あまり寄付をする気がしませんね。

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