景気刺激策?

 オバマが、休暇明けで少し動きだしています。景気の減速を受け、新たな景気刺激策を検討中だそうで、数週間以内に発表する見込みとか。それで何かできるんでしょうかね?

 その前の景気刺激策では、7870億ドルを使っていますが、このお金はどこに消えた?それはちょうど米国の国防費に少し上乗せした金額のようです。余談ですが、この国の国防費7000億ドルというのはあまりピンと来ないでしょう。当たり前です、こんな数字がピンときたら大したもんです。
 7000億ドルは、世界の米国を除く国の国防費を合わせた額に匹敵するわけです。いかに米国の国防費が突出しているか分かったと思います。それ以上のお金を刷り、各州に回したわけですが、その使い方が荒っぽいのなんの。使う方にすれば「天からお金が降ってきた」ようなものだったようで、日本の公共事業よろしく、僻地に橋を作ったり、道路整備などに相当つぎ込まれたようです。 今回もまたお金を刷るのでしょうかね。

 昨日、お客さんと話をしていて、「失われた20年になるかも知れんぞ」と言うわけです。それは日本の90年代を指して「失われた10年」だったのですが、米国は10年じゃ済まないと言っていましたね。

 それはやはり氷山にぶつかり沈んでいくタイタニックのようなもので、米国の隆盛はすでに終わっているということになりますか? 日本も10年経って復活したかと言えば、株価を見る限りは低迷したままなわけです。そして経済大国世界2位を中国に今年譲渡するわけですね。そうであれば、私の言うところの「米国脱出計画」は間違っていないと思いませんかね。

 人は成長する国において、一緒に成長するのが容易い。落ち込んでいく国にしがみつく必要はない。まあ駐在員の方はいずれ日本に帰るかアジア、欧州に移れる可能性があるわけですが、私のような個人事業主は自分で進路を決めて旗を振らないといけないわけです。

 まあ、タイタニックが沈むのを5年と考えれば、2-3年以内に飛び降りるのが一番ではないかと思う今日この頃です。

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