閑散としたランチから何を学ぶ?

 いやあ、火曜日だというのにわずかに8人のランチでした。うち7人が近くの会社の方々で、残り1人は先週も来た米人でした。彼女は鹿島ランチをかなり気に入っているようです。



 さて、暇だねえ、で指をくわえても仕方がないわけです。すでにプランAからBに進んでいます。軌道に乗るまでの赤字は結構、でも赤字を垂れ流すわけには行かないわけですね。

 前もって、考えていた作戦の前倒しに入ります。これをやることにより赤字が黒字になるわけです。ただ準備期間を2ヶ月と思っていたんですが、優秀なスタッフが入ったことで(前回の香港人よりも10倍は頼りになる韓国人)、精神的に開放されています。そしてそれならばできるんじゃないかという希望も持てるわけです。

 交渉術と同じ、AがダメならB,BがダメならC,CがダメならDとどんどん撃てばいいわけです。頭のない人間は、こういう「数撃つ鉄砲式」で撃ちまくるしかないですね。そうすれば的に当たるわけです。これが壁を越えるということでもあると思いますね。

 日系企業の中にも赤字企業が多いんじゃないですかね。それで本社からの送金や取り崩しで凌いでいるようなところもあるでしょう。作戦はないのかってことです。ギブアップしちゃあいかん、戦は負けてはいけないということです。

 先週の好スタートから、一転して厳しい今週ですが、これは神が与えてくれた試練じゃないかと思います。「おまえ、これぐらいの試練を乗り越えれないようでは大物にはなれんぞ」と挑戦状を叩きつけられているわけです。これはある種のゲームですからね、勝たないといけない。

 昨夜は友人のY氏が新しいお客さんを連れてきてくれましたが、その会社の名前をきいて「ふーむ、そうですか」とピーンと来たものがありましてね。要するにその会社は古参の社員を排除して若い血を入れたわけです。

 会社の方針がどうだったのかは知りませんよ、まったく知らない会社ですからね。でもおそらく赤字だったんじゃないですかね。そこで米系みたいに高給取りの古株を切り、コストの低い若株を入れたんじゃないかと思います。

 これまで「大丈夫、クビするようなことは会社はしないから」というのが日本企業の定説みたいなものでしょうが、これからはプロスポーツみたいな世界になっていくんじゃないですかね。松井の記事を読んでもそう思いましたよ。

 松井がいればお客が入るという時代はもう終わったわけです。日本からのツアー客も呼べないでしょうね。そして成績は悪い、36歳。それならお払い箱みたいなもんでしょう。下には若手が控えているわけで、そういう将来性のある者を登用していかないとチームが腐ってしまうわけです。ましてや今季成績が悪いと、来季に向けたチーム作りをしていかないといけない。でないと監督のクビが飛びますからね。

 会社もいずれはこういう風になっていきます。リストラの嵐は常に吹いているわけで、それが近づいても巻き込まれないためには、「私は必要です」というアピールがないといけない。こういうのがない日本人の会社員が実に多いんじゃないですかね、ただなんとなく大学を出て会社に入ったような人間、専門知識も特技もないような人間をどうして会社が必要とするんですか? クビになって当たり前のような人間をこれまで抱えてきたのが日本企業の典型じゃないですかね、だから行き詰っているわけです。

さらに言えば、会社は血管と同じで、さらさら流れていくようにしないといけない。そのためには美味しい健康的なものを食べて綺麗な血を作らないといけないですね。ドロドロした血では血管が詰まり、梗塞になってしまいますよ。こうして考えれば会社に必要な人間になるにはどうすれば分かるでしょう。

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