週末往来!


 生のオイスターです。 Restaurant Depotという業者専門の店で買ったものですが、これまで冷凍のカキは買ったことありますが、生は始めてです。
 通常、皆さんがレストランで食べている「カキフライ」は大抵冷凍です。すでにパン粉がついた状態で揚げるだけになっています。冷凍なので火の通りが良くない。ということで挑戦してみたのです。
 
 
 やはり、生は違います。値段は少し高いのですが、それでも生を扱う意味はあるような気がします。あとはリスクとの問題です。生で買って10日ほどの賞味期限です、それで売り切らないと損しますからね。
 魚もそうで同じ業者から買うのでなく、違うルートからも買い、少しでも利益を出せるようにすることが大事です。ここは最近、こうした生魚を扱い出しましたが、さすがに刺身の品質は怖いものの、加熱するものであれば問題ないようで、お買い得な魚もあります。「利益の優等生」を探さないといけないのであります。

 昨日は5人と7人の日本人パーティに助けられました。全く別物のパーティでしたが、同じ会社の人でした。アトランタ南にある大きな会社で、この会社にご利用いただくのは初めてではないですか。挨拶をして雑談はしておきました。料理を気に入ってもらい、また利用していたけると有難いですね。1-2組の日本人パーティ、これが理想です。それ以上来られると対応できません。
 そういうことで昨夜も雨にも関わらず一時は満席になり、後半は収縮しましたが、かろうじて予算を達成しました。今のところ前年比19%UPで進行しています。来週の週末の予約も入ってきています。これがどれだけ売り上げを確保できるかです。

 大抵の常連さんが感謝祭で家族で集います。そして木曜日はターキーですが、翌日か土曜日には家族で出かけるのです。そこで「TAKAで寿司食べよう」という方程式を使わないといけないのでありますが、かなり期待できそうです。

 ハワイの銀行からプリクオリファイのレターを頂きました。ローンが組めるということです。41万ドルの物件に対して28万7千ドルのローンを組むことができます。当初より少ない12万3千ドルの手持ち資金を集めれば良いわけです。今のコンドのローン残高が16万7千ドルあります。現在の資産価値が銀行の査定で38万ドルです。21万3千ドルの現金があるのと同じです。そしてアトランタの家のローン残高が28万5千ドルあります。
 借りに今回のコンドのオファーが通り正式に購入が決まると借金の合計が73万9千ドルです。これだけの借金ができる「信用」があるということです。

 アメリカではこの実績が大事です。「お金借りて返す」、この金額を大きくすることで信用が生まれます。まずはカードで買い物します。毎月500ドルを使う、それを毎月返す。これができたら毎月1千ドル使い、1千ドル返す、これを繰り返します。それによってコンピューターに「この人物間違いない、お金貸しても返すから大丈夫」と思い込ませます。
 次は2千ドル使い、2千ドル返します。そうしていくうちにクレジットのスコアがどんどん上がっていきます。それがやがて住宅や車を購入するときに、役立ちます。クレジットスコアが高いと信用があるということで金利が低くなります。そしてローンが簡単に組めます、これがアメリカ式です。

 考えてもみてください。これだけ雑多な人間が1つの国で暮らしています。何を信じるのですか?嘘つきの集団みたいなものです。隙あれば人を騙して蹴落として自分だけが這い上がろうとする国です、まさに資本主義の最先端です。ここでは「実績」だけしか信用を得ることはできません。
 日本では「名家」とか「一部上場の会社」とかでかなり有利なようですが200年余りの歴史しかない国に名家はありません(政治家が巨大資本の実業家は別)、残りは実績で示すしかないのです。

 日本人は現金が好きで、支払いに現金を多用しますが、アメリカで成功し信用を得ようと思ったらカード使うしかありません。それを毎月全額返済する、その金額を大きくすることによって、信用が得られます。まあ、私は在米18年の実績があります、そしてこれまでの返済の実績と資産などの信用が出来上がってきたということです。
 1ミリオンぐらいの借金ができるようになれば1人前ですか? そのためには年収を1ミリオンにしないといけない。それが当面の目標です。これを5年ー10年で考えています。そのために何をすべきかも決まっていますが、今は動けないのです。

 インド人の金持ちのお客さんがいますが、今度自宅に招くことになりました、鍋をやります。AMEXのブラックカードを持ち、Buckheadでホテルを経営しています。家はアトランタ南のゴルフ場の中の巨大な家です。そこまでは知っています。実に堅実な夫婦です、よく働きます。というかホテルは24時間365日オープンですから、そうせざるを得ない。
 それでもお金あってもしっかりしていて、チップは最大でも15%しか置きません。インド人にも賢い金持ちが山ほどいますが、何か学ぶものがあるのではないかと考えています。ユダヤ人の友人もいます、韓国人と中国人にきちんとした金持ちの友人が欲しいものです。
 ここまでやると、私も少し賢くなれるかも?ですね。日本人ばかりと付き合っても意味がない。ここは日本ではありませんからね、アメリカです。

 それなのに、日本人の知り合いしかいない日本人が実に多い。何を恐れるのか? 在米歴が長い人でも日本人の友人しかいないような人がいます。それではアメリカでなかなか成功しないと私は思います。アメリカ人の懐を探るというか、彼らの考え方を理解することは大事だと思います。それでアメリカ人をきちんとケアできれば成功するからです。

 この国、えげつないですよ、でもアメリカ人1人1人は決して悪い人間ではありません。下層の人間は付き合いないので知りませんが、上層のアメリカ人は実に良い人ばかりです。TAKAという店の顧客の人柄の実に良いこと。だから商売がやり易いのです。「下見て暮らすな、上見て暮らせ」、これを私はいつも言うのです。水泳と同じ、早く泳げる人と競えば早くなり、タイムが縮まります。ゴルフも同じ、上手い人とプレイすればスコアが良くなる。しかし下手と回ればスコアが悪くなります。皆さん、良い週末を! 今から恒例のテニスです。



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