今日の出来事から 11月13日(水)

 最低気温25でしたか??? そして昨夜は8時の時点ですでに37度。表のパティオ(カバーしていますが)が心配でしたが、夏の改装で屋根をやり変えたのが良かったのが、思ったよりも寒くない。これはこのまま使えそうです。

 昨夜は帰宅が12時でした。どうして?でしょう。お客さんがいたからです。最後のお客はSethという米人の友人で彼が7人で9時半に来て(予約入っていましたけど)、飲み会で11時半過ぎまでいました。他にも2人の日本人客がいて、私は彼らと飲んでいました。
 昨日は寒いのに、超満席で一時は「行列のできる店」でした。日本からジョージア商務省の中園さんが1年ぶりにお見えになり挨拶。この方、私はかれこれデルタの東京初就航のときからの縁ですが、全く変わらない美しい方です。

 美しいといえば、昨夜は美人しか店にいなかったです。店の表に「美人歓迎」と書いてあったのでしょうか? 寿司バーには私のお気に入りが久々に来て「義理のシスターが来るから」というので酒を振舞い、そのまたシスターが綺麗なこと、品のある白人の代表格でした。
 他にも私のお気に入りのキャサリンが40歳の誕生日パーティを開いてくれ、とても40歳には見えないその美しさに見とれていました。もちろん最後はハグして挨拶しました。ちょうどランチ時にテイスティングしたプロセコがあったので、美女6人に振る舞いました。このタイミングの良さ、抜群でした。当初は誕生日パーティとは知らなかったのです。
 

 それがこれです、Gancia 少し甘めですが、プロセコは今やアメリカの泡系ではブームになっています。一時はCavaだったんですが、やはりイタリアの強みでしょうか? 
これ1ケース買いました。でも1ケースフリーです。ここで稼がせてもらいます。

 このカベルネも採用しましたが、これも同じ条件で1ケースで1ケースフリー。この利益率の高いワインをグラス売りに採用します。レストラン商売はドリンクで安定した収益を上げないといけません。買い時のときは。どんどん買います。

 来週のオーダーでこのシャドネーも買います。これは何のディールもありませんが、義理買いです。
 これら3つのワインはすべて昨日書いたメーガンのワインなのです。彼女の機嫌を良くするためです。これで彼女もTAKAに来てお金を落としてくれますでしょう?
 半沢直樹ではありませんが、「倍返し」です。つまらない復讐はしませんよ、私の倍返しはいつも相手を気持ちよくするものです。これがあるからアメリカでビジネスが巧くいくのです。

 この昨夜の週末並みの売り上げで、予算対比は106%になり、前年は感謝祭の前に3日閉めているため(今年は閉めません)、前年比115%で進行しています。昨日書いた数字は間違えていました。前年比ではなく予算対比でした。

 ラーメン旋風さまさまで売り上げUPですかね? そしてハワイの魚もしっかり売れてきています。月曜日が祝日だったので、日本の鮮魚の入荷が明日まで実質ありませんが、私の店は昨日ハワイの魚が入ってきていますから、そのあたりの調整ができています。「売る魚がある」ということです。

 そしてこれだけ寒くなってくると「もつ煮込み」をやらないといけない。昨夜1組の日本人サラリーマンが来ていてそう思いました。去年も同じように煮込みをやってかなり好評でした。仕込んでおけばできる商品です。さっそく、今日は買出しに走ります。
 CNNでもアンソニー・ボールデンがTOKYOシリーズでもつ煮込みを紹介していたと記憶しています。B級グルメ、そろそろ火が点くのでしょうか?
 考えてもみてください。寿司ネタの値段は上がる一方です。どこかで優等生を探して育てて収益の柱にしないと儲かりません。それがB級グルメです。

 昨日はなんとラーメンだけで3回食べました。すべて少量ですが、1つはある実験でした。あとの2つは業者が「TAKAラーメン食べたい」というので作って一緒に食べたわけです。
 その実験が成功したので、次のステップに入ります。まだ公表できませんが、このプロジェクトが成功したら、私はかなりの確率で富を手にするかも?知れません。より一層忙しくなりますが、すべてはビジネスです。

 うちのファンでセレブシェフのリントン・ホプキンス、彼は私よりも後に店を開けて、レストランが2軒です。パン屋が1軒、パンの工場が1つ。2年前に100人の従業員でしたが、今は200人いるそうです。もうレストランオーナーではなく企業家です。
 野球があるときには、あの有名なハンバーガーを1500個卸しています。20ドルで売れば1ゲームの売り上げ3万ドルです。

 日曜日に彼の店の前には行列ができます。11時開店で、その前からハンバーガーを待つ人がいるからです。ここでも100-200個は作っています。
 空港にもパンを卸しています。パン工場は24時間稼動でしています。そして今回はデルタと提携してビジネスクラスすべての機内食を担当するそうです。
 その契約いくらでしょうか? 想像もつきません。こうしたシェフ仲間が回りにいるのです。こうした人達が刺激になります。やればできるということを私以上に証明しています。
 ただローカルのアトランタ育ちで、市などに顔が利くという有利性はありますが、それでも他の人にできるかといえばできないですね。

 リントンはEugeneという最初の店を開ける前からの知り合いで、彼が店を開けた初日には、私は食事に行ってドンペリを開店祝いに差し入れしています。
 ハマチを入れたいというときには業者を紹介しています。まあ、このあたりのサポートがあって、彼は私の店を「シェフの行きたい店」ということでサポートしてくれています。
 非常に良い関係を保っているわけです。以前にも書きましたが、当時の私にも何の野心もなく(今でもありませんが)、「助けを求めている人を救いなさい」を実行しただけなのです。しかし、それが大きな恩返しになって戻ってきています。相手から感謝され、その「倍返し」を受けていますからね。

 様々な人が助けを求めていています。それを素直に受け入れサポートしてあげることです。それはやがて違う場所から返ってきます。そう信じなくてもやるべきです。なぜなら、それは自分のためになるからです。人を助けるって別に見返りを期待してするものではありません。人間の素直な気持ちとして行うものです。

 商工会のゴルフコンペで、毎月のように参加賞を提供していますが、これも同じです。今回は饅頭でしたが、40ドル程度の自己負担です。たかが知れているではありませんか? でも、それができない人が多い。
 あのゴルフコンペで私は何のビジネスも発生しません、メインのお客さんは米人ですからね。それでも日本人が50-60人集まってゴルフするなら何か提供しようというのが気持ちではありませんか?
 この前も幹部と話をしましたが、あそこに参加している人は、そうして集まってきた賞品などの提供があることに恩義を余り感じていないのではないか、ということでした。20ドルか25ドルの参加費を払って賞品をもらうのが当たり前のように思っている。
 レストランからのギフト券がほぼなくなったのはどうしてか知っていますか?「意味のないギフト券は出したくない」からです。

 例えば20ドルのギフト券を出す。それをもらった人が40-50ドルとか使ってくれるから意味があるのです。ところが商工会ゴルフに参加する多くの人は20ドルしか使わないのです。人によってはその20ドルでチップまで含めようとしていたらしいです。
 それなら20ドルが生きません、赤字ですからね。だからギフト券を出す店がなくなったのです。

 私は11月は最終戦でしたから、もう少し寄付の賞品があっても良かったのではないかと思っていました。企業ロゴの入ったゴルフボールやノベルティなど社内を探せばあったのではないですか?久しぶりに会った相田さんは私が幹事を務めているときには毎月のように焼酎を1本賞品提供してくれていましたし、昨年はヤマトがやはり同じように賞品の提供をしていました。
 ところが、今年はそういうのがなかったのか?そういう発想のある人がいなかったということです。営業職の人もいたはずですが、どうして協賛するという気持ちがないのでしょうか? 私には理解できないのです。

 まあ、それが普通の日本人の特性かも知れませんよ。上から言われるとやる、団体行動として組織として動くことには強いが、個人レベルでは何もやらない。
 例えばボランティアがあります。会社の命令や加入組織の決定事項ならやるが、個人判断でボランティアしている人は少ないのでは?
 私はボランティアではないが、Seacologyという環境団体に的を絞って毎月1千ドルの寄付を店から行い、自分の口座からも50ドルを加えています。累計の寄付額は5万ドル近くになっていると思います。こんな年商1ミリオンの会社でも、オーナーの判断でやろうと思えばできるということです。そして個人レベルでもできることは沢山あります。

 例えば来年の10月に「次月は最後のコンペになります。皆さん、1人1品何か賞品を持参してください」と呼びかければ、「言われたことだから」で皆さん持ってくるでしょう。それが団体行動の好きな日本人の特性です。
 そうではなく。自発的に行動することが大事なのだと、少なくとも私は思います。それが日本スタンダードではなく。世界スタンダードなのだと思います。まあ、これだけ書いたら、「またTAKAが嫌味なことを書いたよ」となるんでしょうかね??

 こんな名言があります。AXIS12月号に掲載予定です。

金を稼ごうと思ったら、金を使わなければならない。
プラウトゥス

そしてこんなのはいかがですか?
商工会ゴルフコンペとかけて、日米安保と解く。その心は?分かりますよね。

Comments

Popular posts from this blog

実録 詐欺物語

ハワイ島は超金持ちのお忍び場所

すでに暇モード 5月26日(金)