日経ビジネスから そして

 日経ビジネスの8月5日号「編集長の視点」に興味深い記事がありました。旭化成ホームズが苦情を増やすことを目標にし、そこから商品やサービスを改良しファンを増やすというものですが、
ここからは編集長の話ですよ。

「この話を聞いて、人間関係にも通じる理屈だと思いました。私たちは通常、気になる相手だからこそ、「こうしてほしい」という気持ちが芽生え、意見を言いたくなります。どうでもよい相手だったら、何も言いません。消費者と企業の関係も同様で、関心のない商品に消費者はあえてクレームをつけないでしょう。喧嘩の絶えない夫婦や恋人が会話をしなくなったら危険信号といいます。
 顧客から何の苦情も来なくなったら、そのときが本当に由々しき事態なのかも知れません。

 これに似たようなことがありました。私はその人のことを思い、間違っているであろう言葉の遣い方を直そうとしたのですが、逆に「不快である」と言われてしまいました。その人のことを思い、伝えたのに否定的に取られてしまったわけです。
 もしもこれを肯定的に取っていれば「指摘の通りですね。まったく気づきませんでした。アメリカ生活長いとこうなりますよね。」

 物事を考えるときに、否定的に取ると悲観的になり、肯定的に取ると楽観的になります。例えばコップに水が半分ありますね。「えー。半分しかない」と取るのか、「まだ半分もあるじゃないか」と取るのでは違うでしょう?

 それでは何が邪魔するのでしょうか? やはり自分への自信やプライドですかね?自分の主張を曲げられない。妥協することができないからでしょうかね。
 私は比較的簡単で、悪いことしたら謝るし、間違っていれば謝るし、単純です。謝って済むなら簡単で楽ではありませんか?

 それを一回出した刀は引っ込められないみたいなことをやっていると、人の信頼を失いますね。自分で自分の作った罠に入るようなものです。
 そうならないためには、どうすれば良いか?物事を肯定的に取るしかないのです。


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