今日のニュースから 9月6日(花金)

 まもなく、ワイキキに向け出発です。今回の旅行の目的は大体果たしましたかね。昨日、最終の原稿を書き上げ、サンフランシスコの出版元に送りましたからね。
 やはり、こういうのは旅先でないとできない。作家の心境が少しは分かった感じ。私みたいに、これだけ物書きしていても、アトランタにいると違うことが頭に入ってきますからね、リゾート地で新しいものを見て、頭をリフレッシュすると、「あー、こんなことも書きたい、あんなことも書きたい」とアイデアが浮かんでくるものなのです。

 何を書いたか? 寿司とは何か、日本の寿司、アメリカの寿司、アトランタのマーケット説明、寿司業界について、寿司の将来、自分のターゲット。これらを書きまくりましたね。毒舌にはしていませんが、読んで面白い、アメリカ人にアメリカの地方でそこそこ成功している寿司レストランのオーナーのつぶやきが伝わればそれでいい。感謝際前に出て、クリスマス商戦でギフトで少しでも売れてくれればそれでいい、というのが私の作戦です。

 昨日あるYoutubeを見ていたんですが、吉野家はNYCから今年1月に撤退しているんですね。少し古いビデオでしたが、一風堂の2号店ができるというものでしたからね。日本食には追い風で、ラーメンは永住権を得るまでに成長しているというのに、なぜ吉野家は成功しなかったんでしょうか?確かカリフォルニアでは成功しているはずです。うちのアメリカ人でも牛丼は食べますけど。メニューが牛丼だけで、アメリカ人の好きな照り焼きチキン丼などのバラエティがなかったのか?

 こういう風に時間があるということは、普段見ない番組もたまに見てしまうのです。そこで疑問がわいてくる。なぜ吉野家はNYCで失敗したのか?
 そのビデオは大戸屋進出に焦点を当てたものでしたが、その大戸屋も進出して約1年ですか、その成果はどうなんでしょうかね?こういうのをしっかり見極めることは大事だと思います。
 あとは、NYCにいる業界人や酒の仕入先に聞けば、すぐに分かります。どれだけ酒が動いているかで、好調なのか不振なのか分かりますからね。

 そしてたまたま吉野家のニュース 牛丼大手「吉野家」の値下げ効果が、早くも息切れ。いったんは大きく伸びた売上、直近は前年並みに近い水準まで下がっている。ライバルも同様で、低価格を売りに成長してきた牛丼業界の戦略は行き詰まりを見せている。
 吉野家は4月中旬に牛丼並盛を380円から280円に値下げし、ライバル2社にそろえた。1杯あたりのもうけは減るが、客が増えて売上高は通年で10%以上伸び、全体の利益も増えると見込んでいた。売上高の伸び率は、6月までは前年同月比で10%を超えた。だが7、8月は2%前後で、目標の達成は厳しい。

 これをどう読みますか? デフレは終わったのに、牛丼業界では終わっていないのか?単純に考えて値下げの注射を打てばしばらくは発作は収まるが、注射の効果が切れたらまた打たないといけない。そして吉野家の肉は米国製で、円安によりコストは上がっているはずです。コスト上がっているのに、一方で値下げをしている。儲かるわけないですわいな。
 新商品入れる、それも価格競争に負けないアイデア商品ですかね。例えば国産牛肉を使ってこだわったいつもより「お高い牛丼」。限定版、280円が定価なら680円でも良い。

 食パン業界に異変が起きているのを知っていますか?数日前のニュースでしたけどね。高級食パンが売れているんだそうです。セブンイレブンでは通常の2倍だそうです。パン屋では一斤900円もするものが売れている。ワンランク上の贅沢だからですね。自分への褒美、たまにする贅沢。

 日本人って、そういう「たまな贅沢」を好む民族では? ヴィトンなどのブランド物を普通のお金ない人が持つのはそういうことではないですか?良いものは分かっていても毎日贅沢はできないが、たまにならできる。
 例えばこんなマーケティングをする、「給料日のための特製牛丼 1ヶ月ご苦労様、今日だけは自分への褒美として贅沢な牛丼」。980円でもいいわけです。毎月25日限定発売。 こういう、面白い発想をしていかないとダメなんじゃないですかね。

 韓国は、福島第1原子力発電所の汚染水漏れ問題への懸念から、福島県を含む8県からの水産物輸入を全面禁止することを決めました。9日から実施で日本のその他地域から輸入される水産物に対する検査も強化する。
 また、これで日本の鮮魚がアメリカに入ってくるときに検査が厳しくなることは必至ですかね。いずれ、海の魚は食べれなくなりますよ。何も日本だけじゃないですからね、中国がそれだけの汚染された水や工場排水を川や海に流しているか、分かったもんじゃない。黄海あたりにとどまってくれれば良いが、それが公海にいずれはたどり着き、世界中の海に混ざるのは時間の問題ですからね。

 電子たばこって分かりますか?  煙の代わりにニコチンを含んだ無臭の蒸気を吸引する電池式の器具で、米国ではCAやNYなどの12州で、未成年への販売が法律で禁じられています。米国の中学校や高校では、生徒の間で電子たばこの人気が拡大し、CDCが公表した報告書によると、電子たばこ経験者の割合は、高校では2011年の4.7%から2012年に10%に、中学では同1.4%から同2.7%に上昇しています。FDAは2年前に電子たばこを規制する計画を発表したものの、まだ実現していません。

 労働省が発表した8月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比16万9000人増となり、市場予想より小幅な伸びでした。失業率は7.4%から7.3%に低下し、2008年12月以来4年半ぶりの低水準ですが、労働参加率の低下を反映したもので、FRBが今月にも量的緩和縮小に踏み切るかどうかをめぐり慎重な見方が出ています。
 数字は一応下がったものの、それは景気上昇原因ではなく、違う要因だったということで、この国の末端への経済回復にはまだ時間がかかるということです。



 世界最大、太陽系最大級とみられる火山が日本東方沖にあります。ヒューストン大学のウィリアム・セーガー教授によると、「タム山塊」と呼ばれる火山は日本の東約1600キロの太平洋海底に位置し、面積は約31万平方キロで、ニューメキシコ州とほぼ同じ大きさだという。活発な活動を繰り返す火山のうち最大級のハワイ州のマウナロア山(約5180平方キロ)と比較してもその大きさがいかに大きいか分かります。
セーガー氏は「他の海底火山と比べて形状が異なる。巨大火山がどのように形成されるのかを解き明かす鍵になるかもしれない」と語っています。
タム山塊は約1億4500万年前に形成され、それから数百万年以内に活動が不活発になったとみられている。

 実はハワイに今、新しい島ができつつあります。名前はすでに「ロイヒ島」と決まっているそうです。そもそもハワイにある島々は、火山活動によってできた島です。一番古い島はカウアイ島の510万歳。一番若い島はハワイ島の40万歳。
 ロイヒ海底火山は、ハワイ島からおよそ22マイル南東沖にある活発な海底火山です。ハワイ島にマグマを吹き出しているホットスポットが、東の海底にマグマを吹き出したものです。このまま火山活動が続けばロイヒも海面に顔を出し、やがて新しい島が誕生すると言われています。それが100年後とかではなくさらに先になります。人類はそのときあるのかどうか?
 

  一応、調べましたが1万年後に海上に顔を出すようです。ロイヒは水深900メートルにあります。

 こうした自然の壮大さを目にすると、我々の日常生活なんてつまらないものなんですね。仕事がうまくいかないとか、お金ないとか、恋愛に失敗したとか、犯罪犯すとかね。毎日日々の生活に追われているとストレスもたまります。だからこそ、たまにこうして非日常の世界を見て、心の洗濯をしないといけないのではないでしょうかね?

 皆さん、良い週末を! 来週からジャパンフェストの仕込みが始まり、地獄の2週間が待っています。「働け、働け」ですけどね。これも運命、仕方ないのかも??? すべては将来への資金稼ぎですからね。

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