ゴルフは土建屋じゃ A女史への手紙

 A女史
 ゴルフは肉体的、そして精神的に疲れるなあ、暑さでへばり、ヘボショットでへばる。今回は「ゴルフは土建屋じゃ」を女史に送るでござるよ。
 なぜ、ゴルフが土建屋なのか、分かるかね? それは鉄筋とコンクリートの関係じゃよ。ビル作るのに、平屋の工場でもコンクリートだけじゃ、建たん。いや建っても壊れやすい。そこで鉄筋を入れると丈夫になる。
 それとゴルフが、どう関係しているかって? それはコンクリートが技術でな、鉄筋が精神力なんじゃよ。技術だけあってもだめでの、精神力という支えがあって初めてゴルフの上達が成されるわけじゃよ。
 高いビル、すなわちスコアを上げようと思えば、より太い鉄筋で密に支えていかんとビルは倒れるしな、場合によっては鉄骨を使うことになるのお。
 技術もそうじゃ。壊れるビルはコンクリートの中に、混ぜもんが入っておることも昔はあった。手抜き工事ならぬ、手抜き練習は良くないのお。これは必ずプレイに出てくるのお。
 そして現場が一番大事じゃ。本社あたりで胡坐をかいておるようじゃ、いかんのお。やはり現場に出て自分の体を動かして確認せんと見えてこんものがある。
 これはのお、ビデオとかのトレーニングも良いが、やはり実球を打って感触を高めていかんと本当の力は正確に発揮できんということじゃ。
 うちには、土建屋ならぬゼネコンのお客さんが大勢来よる。そして思ったことじゃよ。諦めず、しっかり前を見据えて頑張ることじゃ。
健闘を祈る。

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