メバルです

メバルです。ただし日本産ではなく米国産です。ボストンあたりで獲れるようです。英名はOcean Perchですが、調べてもこの名前は出てきません。Perchという淡水魚がいますが、それの海版ということですかね。
私は店では、Sebastesにします。セバステス?まるでそれは、アルプスの少女ハイジの中に出てくる執事の1人、セバスチャンを連想させる名前ですね。

 さて、メバルはカサゴ科の魚でして、キンキなどと同類です。頭にとげがあります。見た目が今一、美人ではないんですよね。
 ただし、身はきれいな白身で締まっていて美味く、先週も米人に売りましたが、リピートがすぐに来ましたから、やはり美味いのでしょう。
 問題は鮮度です。米国の漁師が扱い、米人の魚の流通を通して入るとやはり鮮度が良くない場合があります。魚の扱いを知らないわけですね。刺身で食べるためにはそれなりの扱いをしていかないと持たないわけです。うちでは入荷したらすぐに処理してペーパーで包み、氷の中に入れてパーシャル状態にします。これが一番長持ちですからね。
 日本の鮮魚も同じです。例えば火曜日に入る魚は土曜日に築地を出ています。ということは釣った日は木曜日か金曜日のはずです。それでも身持ちが良いのは、その管理状態が良いからですね。今後、米国産の魚を刺身用に流通に乗せようという気が米人にあるなら、やり方を変えないといけないですね。
まあ、鮮度が悪くなったら煮付けが一番です。キンキほど脂はありませんが、やはり煮付けは美味いですよね。

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