今朝のニュースから 10月6日

1、料理グルメ誌のGroumetが70年の歴史に幕を閉じます。系列のCookieとElegant Bride, Modern Brideも同様です。 雑誌はネットの勢いに押されていますから、今後も厳しい状況に変わりはありません。

2、アトランタのGreenbrier Mallにあるマジック・ジョンソン・シネマが今週日曜日で閉館します、13年前開きました。

3、アラブ湾岸諸国が原油取引での米ドル利用を中止し、通貨バスケット建て取引移行に向け、ロシア・中国・日本・フランスなどと極秘に協議していると報じました。この記事を受け、ドル相場は軟化しました。通貨バスケットは、円・人民元・ユーロ・金のほか、サウジアラビア、アブダビ、クウェート、カタールなど湾岸協力会議関係国が計画している統一通貨などで構成されます。「ロシア、中国、日本、ブラジルの財務相と中央銀行総裁らがすでにスキームについて極秘の協議を行っており、原油取引は今後、ドル建てにならないことを意味する」と指摘。また、この協議にはフランスも関与しているとされています。一応、この報道は否定されています。
 米当局はこの協議が行われたことを認識しているが詳細を把握していないようです。 ドル建ての原油取引を止めるとの観測はここ数年、度々浮上していますが、専門家の間では直ちにそうなる可能性は低いとの見方が有力です。 ただ現実になる日は遠くないかも知れません。

4、駐在員奥様へ 今冬のボーナスは平均で13%減で平均支給額は66万円です。 1970年の調査開始以来、最大の落ち込みとなりそうです。まだ、あるだけOKと前向きに考えることですね。

5、ドルの急落からゴールドが急伸しています。 11時現在で25ドルUPの1042ドルまで上昇、1年半ぶりに過去最高を更新しました。ドルのインデックスは少し前まで90でしたが現在は75近くまで落ちています。米国内に米ドルで預金している方は、今後の運用を真剣に考えないといけません。将来日本などに帰国して換金するときに「こんなはずじゃあなかった」と言うことのないように。
円ードル相場は前週の89円台から88円台で取引されています。2010年ー70円台説も夢でないかも。日本は米国と連れションしている場合ではない。道連れもダメ。絶交か仮装交際程度にしておかないと、火傷から大火事になる気配もあります。
米ドル急落の背景には、豪州中央銀行が利上げを行ったため、豪州ドルが米ドルに対して高値をつけたことも要因です。そしてこれから派生して世界経済回復期待が膨らみ、ダウは大きく値を上げていますが、私はそうは思わないのです。そんな甘くないでしょうよ、砂糖じゃあるまいし。

 ふーむ、なんと言えば良いのか、どう対処すれば良いのか。聞く人、話す人、皆ネガティブですね。そういう私も「ほかよりもマシ」と言えるのがせいぜいで厳しい状況には変わりありません。一寸先は闇なのです。こうした状況に対応するにはどうすればいいかを考えてみました。以下を参考に。
A: 恐竜にならないこと~変化に対応できないと滅びます。
B: 数撃つ鉄砲を2丁拳銃にしましょう~何でもやってみること。
C: 朝令暮改 大いに結構、昼改とか10時改ぐらいでやってもいいぐらいかもしれません。
D: 死ぬ気でやれ! 玉砕があってもいい、それがビジネス戦士である。
E: 勇気ある撤退ええじゃないか ダメなら他にいけばいい。

日本に近いある国(ばれるので言いませんが)の人は平気で会社を潰します。そしてまた新しいビジネスをスタートします。ある人は米国との2重国籍なので都合よく使っています。持ち家もありましたが、エクイティを引き出してトンズラです。五輪のときには北京にいました。その前はアトランタでビジネスをしてそれを売却。五輪が終わるとアトランタに戻ってきてビジネスをしていましたが、失敗。また本国へ戻ってビジネスをスタートしています。このたくましさが日本人にはない。世間体もない、何もない。そんなことを気にしていたら本当のお金儲けはできないでしょうね。ビジネスは決してきれいごとではありませんし、ドロドロしています。信用に傷がつく、今後のビジネスに影響するとか、我々は考えてしまいますが、彼らは一向に気にしない。それを真似ようとは思いませんが、その根性だけは買います。
商売って、お客さんに媚売ってなんぼのものでしょう。高飛車なビジネスではそっぽを向かれる時代でしょう。媚びて、靴の裏を舐めてお金が入ってくるような時代じゃないですか? 

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