ぬるま湯に浸かっていないか?

 程よい温度のお湯に浸かると気持ちが良い、だからなかなか出ることができなくなる。長湯も良いが、それは本当に良いのか?
 今週届いた日経ビジネスには100円ショップダイソーの特集がありましたが、なかなか面白いことが書かれていました。同郷で広島県人なので余計に興味もありますが。
 「100円の商品でも1万円の商品と同じサービスが求められる時代だ」「経営コンサルタントは、人は褒めて使えと言うが、それが通用するのは1-2年だ。彼らは目先儲かればよいからそんなことを言う。長期的には人は叱られて成長するもの。いくら褒められても1年も続けばインパクトが薄れ、本人が頂点に達したと勘違いする。褒められ続けて大成した人はいない。」
「同じ商品が100円ならとても安いという時代から、100円では高いという時代へと環境が変わった」

 月曜日にある経営者の方と話をする機会があり、この本を読む前だったのですが、「安定したらあかんよね、安定は停滞やからね。常に不安定の方がええ。そしたら考えるし、頭使うし、先のことを考えるようになる」「いっつも自分をそういう状況に置いておかんと、いけんやろう」といった感じsでしたね。

 そういう私も、やはり安定というぬるま湯から抜け出したいものがあります。同じビジネスを10年近くもすれば安定期に入ります。このまま惰性であと10年やれば、そこそこの資産もでき、老後は安泰することでしょう。ただ、それじゃあ面白さがない。新しいことを始め、年収ゼロからスタートすることは、不安定でしょう。ただ、そこから力が出てくるような気がします。 知恵も出てくるでしょう。環境が変わればビジネスのやり方も違うだろうし、さまざまなトライができるはずです。次に入る風呂は冷たいかも知れないし、熱くて入れないかもしれませんが、冷たければ暖めればいい、熱ければ水で薄めればいい。柔軟に対応できると思うのですがね。
ただ、じっとぬるま湯に浸かっていると少し肌寒く感じませんか? 

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