今朝のニュースから 10月12日

1、雨が降り続いていますが、夕方には止む予定です。 このところの豪雨と洪水で当局は河川の氾濫などに敏感になっていますが、そこまでの事態にはならないようです。 明日は晴れ、そして水曜日にまた雨交じりの天気になるそうです。

2、メトロアトランタの10月の住宅差し押さえ件数は、9月よりも減る見込みです。13郡の統計ですが、9549件と9月に比べ22%の減少となります。今のところ、97,399件あり、昨年1年間の79,484件をはるかに上回っています。同年9月比では減少ですが、前年同月比では49.6%の上昇です。

3、AT&Tは、電話のケーブルなどに使われている銅が盗難に遭っていることから、その有力情報に3000ドルを提供すると発表しました。銅は、ここ最近の値上がりから、業務用エアコンのコイルなどからも盗まれています。 またマンホールの蓋(これは銅ではないと思いますが)も盗まれています。金属関連はゴールドをはじめとして値上がりしており、良い稼ぎとなっています。銅の価格は、2年で見ると下がっていますが(ピーク時は4ドル)底値の1.25ドルあたりから見るとすでに3ドル近いので大幅に上昇しています。ちなみにシルバーは過去1年間で10ドルから18ドルに上昇、アルミは1ドルから0.8ドルに下落、プラチナは900ドルから1300ドルに上昇(ただし5年ではピーク2200ドルがある)しています。

4、土曜日の午後11時半ごろ、GA工科大学の生徒が寮の近くを歩いていたところ、2人組が車で近づき、銃を突きつけ財布を奪って逃げたということです。同様の事件は今年初頭にも起きています。ミッドタウンの高速道路を挟んだ反対側は大変危険となっています。コカコーラの本社ビルがちょうどGA工科大学のキャンバスとはさんでありますが、このあたりは物盗りが多発しています。その北にあるのがAtlantic Stationですが、ここの住民の話では、過去2ヶ月に空き巣に張られている。 フェンスは壊され、窓ガラスも割られた、など語っています。 こういうこともあってAtlantic Stationの住宅価格は急落しています。IKEAがある場所がそうですが、理想は「歩いて通える、遊べる」でしたが、黒人の流入により、そのイメージは壊され、ここを最初に買った人は惨めなものです。おそらく半値になっていることでしょう。
 差別は撤廃されても、人種の棲み分けがある程度必要で、1つの店で異常に黒人の比率が増えると白人のお客さんが敬遠していき、やがて黒人だけになる、そして店は衰退します。住宅も同じで、同じ団地内に異常に黒人が多いと白人はだんだん遠ざかっていきます。それはかつてDCがそうでした。ドーナッツ現象(穴のあいた都心部に黒人が住み、ドーナツの部分に白人が住んでいます)がどこの街でも起きています、それだけ難しいということです。


5、アトランタの失業率が高いため、仕事が思うように見つからず、他の街へ移るケースが増えています。引越トラックのH-Haulによると、昨年はアトランタに入ってくるトラックが出ていくトラックよりもポイント多かったのですが、ことしはわずかに2ポイント多いだけのようです。

6、住宅ローンの金利が下がっています。30年固定で4.97%、5年ARMでは4.1%となっています。
金利が1%以上高い人はリファイナンスする意味があります。

7、Targetが今年のホリデーシーズンは、おもちゃの価格を最大50%値下げすると発表、すでに10月1日から実施しています。11月26日が感謝祭ですが、すでにホリデーシーズンの商戦は水面下で始まっています。 私ですか? 何も買わない、これが一番の得策である。家の中には物があふれています。 そうそう、ゴールドは買い続けますよ。ドル下落のヘッジですからね。

8.マーケットです。ダウが上がっています。9900台になっていますが、1万ドルを超えそうな勢いですね。 出てくる数字を反映したものですが、よく分かりません。末端景気は良くないのは間違いないのですが。 石油も上昇しています。 73ドルを超えていますが、年内に100ドルになるという話もあります。ただし、需要は落ちているのでガソリン価格は逆に下がっています。アトランタでは、2.20ドルになっています。 全米で一番高いのはアンカレジの3.20ドルだそうです。ゴールドも上昇、1056ドルまで上がっています。 円ードル相場は、少し戻って89円の後半です。 結局のところ、ドルを買っていたお金が下落を恐れてそれ以外のものに流れ込んだ結果ではないかと見ています。

 ジム・ロジャースがこんなことを言っています。(ロイターとのインタビューの要約です)
 借り入れ規模が持続不可能な水準に及んでいるとして、次にバブルが崩壊するのは米国債市場との見方を示すとともに、農作物、貴金属に投資妙味があると指摘した。
 また株式市場に関しては、最近の大幅上昇を受けて調整局面を迎えるとの見方を示した。調整への機は十分熟している。6カ月間に及ぶほぼ一本調子の上昇局面の後、値固めがあっても驚きではないと指摘。株式市場は今後、長期にわたって上昇する可能性があるとの見方を示した。
 次にバブルが形成されているのは、米国債市場だ。金利3─6%で米政府に30年間もお金を貸す人がいるなんて理解できない。いずれバブルははじける。米国債を保有している人がいたらひどく心配する。私なら手放すことを検討する。
 商品(コモディティ)への強気な投資で知られる同氏、コモディティに関しては、農作物・貴金属・原油が依然として同氏の好む投資対象だと明言。農作物の在庫水準は過去数十年間で最も低い水準にあるとして、特に最近28年半ぶりの高値を付けた砂糖は、向こう10年間で一段の上昇余地があるとの見方を示した。
 貴金属については、割安感からパラジウムと銀が魅力的と指摘。ただ、長期では歴史的にも実物資産とされる金を投資対象に挙げた。
 また原油相場に関しては、枯渇懸念から強気相場の流れで、バレル当たり最大200ドルまで上昇する可能性があるとの見方を示した。

皆さん、投資は慎重に、安全確実が大事です。

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