Avatarを観てきました。

 映画を劇場で観ること自体が久しぶりです、前に観たのはダヴィンチコードでしたから、数年ぶりでしょうか?それも3Dを観ることもディズニーランドからですから15年以上経過しています。
 このAvatarを観た理由は、この映画を観た後で鬱になったり、自殺願望を持つ例があるというので、自分はどうなるのだろうかという実験もありました。
 それで率直な感想は、この映画は水戸黄門であるということです。敵と味方があり、強いものと弱いものがある。そして8時45分からお決まりのパターンになる。まあ、典型的なアメリカの娯楽映画です。確かに映像はよくできていると思いました。
 観ている中で、宮崎駿の「ラピュタ」のパクリではないかと思わせる空に浮かぶ島が出てきます。そして「ナウシカ」の中にあるような綺麗な風景もパクリではないかと私は想像しますね。お決まりのようなアメリカ人の好きな戦闘シーンが出てきます。映画のストーリーよりも映像に目を奪われる作品ですね。アカデミーを総なめしそうな感じです。
 日本映画はオリジナリティとか脚本の段階では非常に良いものでしょう。ただ制作する時点で予算という枠があって、実写版はお金が掛かりすぎるためアニメになってしますのでしょう。結局、映画が産業化している米国と映画は娯楽の1つであるという日本の違いでしょうか?さらには、日本映画は最初から世界公開を考えて興行収入の設定、すなわち売り上げ目標が立てられていないので、国内だけの興行を考えるとペイしないものは簡素化され、アニメに流れていく。例えば「ラピュタ」なんか、壮大なストーリーですしね、あれを実写版でやるとものすごい綺麗な映像に仕上がると思いますが、日本人の規模ではできないことです。待てよ!アバターに出てきた希少な石も確かラピュタに出てきましたね。少女のペンダント、じゃあこれはキャメロンのパクリまくりじゃないですか?こんなもんにアカデミーを与えていいのか? 本当に日本人は、こういうところで貧乏くじを引くのです。仮に将来、ラピュタが実写版で蘇ることがあっても、米人は「これってアバターのコピーじゃん」としか認めないでしょうね。

 ちなみに観た場所はバックヘッドのPiedmont Rd.と Peachtree Rd.の交差点近くにあるamcで3D劇場ということで特別料金が1人分12ドル、そしてこの映画館はアトランタでたぶん唯一の食事のできるシアターで、飲み物とおつまみを食べてチップ込みの40ドル、ということは2人で64ドル払ったことになります。ちょっと高いですよね。

あるサイトを見ていたら、この映画は「Dance with Wolves」の宇宙版であると書いてありました、そういえば確かにそうですね。

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