今日のニュースから 12月6日(火)

昨日は実に面白いディナーでした。いつものことながら日本人客の少ないTAKAレストランですが、まずは1組のビジネス客。訊けばサンディゴからビジネスで、米人を接待するための下見ディナーでした。
 その後も、もう1組のビジネス客。実はこちらもサンディゴから米系の会社との仕事でアトランタに来ているそうです。
 おそらく、この2組は狭いサンディゴの日系社会でつながっていると思われます。笑ってしまいますね、こういうのって。奇遇としか言い様がありません。どちらも大変、満足していただき、2組目のお客さんとは閉店後、酒を飲みながら12時まで世間話をしてしまいました。
 おかげで、ディナーを食べる機会の逃し、家に帰ってからビールに少々のご飯を食べたため体重が165まで戻ってしまいました。Aママ、すみません。この体重管理の甘さ。

 三郷市と松戸市で通り魔を行った高校生の奇怪な行動、切断された猫の首を学校に持参? もうこの時点でおかしいですよね。精神病に近いと思いますが、しばらくこうした事件がなかっただけに、少しショックですね。病める日本の現実か? 「動物殺した。次は人間か」と語っていたそうです。

 地球温暖化の影響で、アマゾン川流域が今世紀末までに乾燥化する恐れがあるとの分析を、国立環境研究所のチームがまとめました。これによると、現在より気温が1度上昇すると、雨雲を発生させる大気の流れが変わって、水資源量は年100ミリ以上増えるが、中下流では最大で年300ミリ以上減る可能性のあることが分かりました。今世紀末までにブラジルの気温は3度程度上昇するとのIPCCの予測をあてはめると、年間1000ミリ近くの水資源量が減ることになります。アマゾンの源流というか上流はペルー、エクアドル、コロンビアなのですが、この地域で大雨になり、逆に下流域の熱帯地方で雨量が減るという予測です。
 流域では毎年1200ミリの水資源が供給され、多様な動植物の生息を支えてきています。アマゾン川の長さは6516キロ。流域面積は705万平方キロで、日本の面積の20倍弱あり、オーストラリア大陸と同じ大きさになり世界最大です。こういうニュースの方が殺人事件や戦争などよりも大事かと私は思うのですがね。
 
 マーケットを見ていきましょう。株式は若干上げていますが、S&Pが欧州15カ国の格付けについて下方に見直す用意があると昨日発表したことから午後に下げる可能性があります。
 欧州株は、FT以外は下げています。ゴールドがこの影響をもろに受けて23ドル下落の1710ドルまで下げています。原油も軟調で100ドルをかろうじてオーバーしています。
 ドル=ユーロは1.337ドル、円=ドルは77円77銭となっています。今後の全体の見通しですが、解決なき先送りで年内はそこそこ持ちこたえると思いますね。一時、ダウの1万ドル下落を想定していましたが(最悪のシナリオとして)、これはなさそうです。といって1万3千ドルまで上げる力があるかと言えばない。
 考えてもみてください、ギリシアやイタリアに資金投入して、一時回避はできても、それらの国が自力で外貨を稼ぐ力を蓄えていかないと何も変わらないわけですから。常にXデーは存在し消えないということです。それが今後、多くの国に広がることが間違いなく、米国の債務もそう、日本の債務もそうで、こうした先進国の過剰債務は残っていく。
 米国も日本も放漫経営ならぬ、いわゆる国民不在のでたらめ政治のツケを将来誰かが払うわけです。日本のばら撒き政治もひどいが、米国も無茶苦茶でお金はどこに消えたのか皆良くわかっていない。水じゃあるまいし、地面に染み込んでいったとしか思えないような使い方をしていますよ。
 
 目に見えないものによって私たちの生活は成り立っています。それは酸素、オゾン層、そして水(水は見えますが一応透明なので)。このバランスの良さが地球に生命を存在させたと、あつ記事に書いてありました。水がないと我々は生きていけない。酸素がないと我々は呼吸できない。そして太陽からの有害な紫外線をオゾン層が遮断してくれているから我々は生きていけるわけですね。
 こうした大きなものに目を向け、日ごろの小さな悩みを消していきましょう。つまらないことで悩むのが人間。マイナス要因とうまくプラスに変えていくことが大事ですね。オセロのように黒から白にひっくり返しましょうよ。
 

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