気になる今後の景気動向

 まずは、オイルですがCNBCの記事から拝借すると、今年後半は130ドルになるというアナリストの予想があり、年末は5人に1人が150ドルという大胆な予測を立てています。 その原因の多くは中東および北アフリカの情勢がはっきりしないことにあります。  

 ゴールドについてはCNNMoneyの記事では、5-6月に現在の1458ドルが1550ドル近くまで上がっていくという予測を出しています。ゴールド、シルバー共に最高値を更新したところです。極端なところでは、ドイツ銀行のアナリストが年末の2150ドルを予測しています。  

 昨日付のThe Economistが米国の政府職員80万人が路頭に迷うと書いてあります。これは現在、政府方である民主党と野党である共和党で駆け引きが行われ、最悪の場合、連邦政府の閉鎖になるからです。実は閉鎖されるのは初めてのことではなく、95年のクリントン政権下でも今回のように野党である共和党が上下院で多数を占めていたために起こり、国立公園からパスポート事務所までほとんどが閉まった過去があります。  

 まあ、余談ですが、この閉鎖により職員がいなくなり、クリントンはあのモニカ・ルインスキーと執務室でHをしたのです。こういうことをするのが大物でしょうかね。  

 政府閉鎖というのは予算が成立しないから起こるわけですが、合衆国法の31編1341条には「予算不足の場合は、緊急のものを除き、業務を停止しなければらならい」と書かれてあるのです。  

 その具体的な争点は何かといえば、予算の削減で、民主党は330億ドルの削減を提案しているのに対し、共和党は610億ドルの削減を提案し、折衝が行われ330億ドル妥結する見通しという話もあるのです。  

 また、もう1つの新たな争点は、政府債務の上限引き揚げをめぐっての攻防です。現在の上限は14兆3千億ドルですが、これがギリギリなのです。民主党は引き揚げを提示するでしょうし、共和党はそれを阻止しにかかりますね。目が離せないのです。リミットは4月8日みたいです。

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