Pinor Noir 飲み比べ

 2つのピノノワールを飲み比べてみました。
Emerson_Oregon, Willamette Valleyといえば、米国のピノノワールのメッカみたいな場所で、有数のワイナリーがあります。

Sileni_NZ,Hawks Bayといえば、2つの島の北島の南端にある地区で南東のMarboroughと並んで、ニュージーランドのワインのメッカです。

この2つの飲み比べですが、同じぶどうなのに全く違うテイストでした。

最初にSileniを開け、そのフルーティさ+軽さはシーフードにも合う感じで、クリーンでクリアという表現がぴったりです。

次にEmersonを開けると、まさにそれはオレゴンのピノノアールを代表するような味わい、土臭さ、水槽のタンクを掃除するときと同じような土臭さを感じさせますね(こういう表現は良くないのですが、かつてそう言った女がいましてね)。そして重みがあります。カリフォルニアではこの重みはなく、フルーティさが優先されますからね。

 結果的に両方とも採用することにしました。金曜日の夜にあるお客さんが飲み比べて、その方はSileniを買いました。40ドルのワインです。一方のEmersonは45ドルです。

 実はこのワイン、Savannah Distributing Co.で扱っていますから、青戸君から日本酒を買っている方は注文できます。他にもPinot Grisなど合計6本買いましたので、順次紹介していきます。

 レストランをやっていると、やはりスーパーとかに置いてあるようなワインはなるべく避け、小さなワイナリーを探して置いておかないといけないですね。青戸君の会社はビールと日本酒が主力で、ワインの扱いが少ないため、大手のワイナリーのものは扱っていません。その分、個性的なワインを扱っています。

 レストラン経営者の方、アメリカで商売するにあたりワインを最低でも10種類程度は置いてください。それはジワジワアメリカ人の良い顧客を増やすことになります。グラスで7-8ドル、ボトルで25-45ドルまでのものからスタートすると良いでしょう。
白ならPinot Grigio, Sauvignon Blanc, Chardonnay。赤ならPinot Noir, Malbec, Cabernet Sauvignonと6種類のワインを置き、その中で価格の違うものを置けば良いのです。基本的に白で2種類ずつ、赤はPinot Noirのみ2種類、あとは1種類でスタートすると10種類になりますね。

 私の店では、現在スパークリングが10種類、白が20種類、赤が21種類あります。安いものは27ドル、高いものは250ドルです。ワインを扱えば、最初は売れなくてもそのうちビールと日本酒と同じような売れ行きを示します。

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