こんなワインを買いました!

 金銭的に余裕のあるときには高級ワインを買い求める習性がありまして、フランスはブルゴーニュの赤を3本買いました。
 中でもジブレ、手振れではありませんからね、ジブレ・シャンベルタンは飲んでみたかったワインです。
 この作り手はフランソワ・ルクレールで、ルネ・ルクレールの子供にあたります。
 まだ若い作り手で出荷は2005年からです。実はそのルネにも兄弟がいて、フィリップといいます。一応この2人兄弟のようですが、どちらもワインは樽で30ヶ月寝かせ、瓶詰め前にろ過しないそうです。違うのは樽の割合で、フィリップは100%新樽を使用し、ルネは30-40%ということのようです。
 こんな資料があります。
「フランソワ・ルクレール氏はルネ・ルクレール氏の息子であり、ここ数年は父と共にワイン造りに携わってきました。そして2005年からは彼自身の名でワインをリリースし始めました。技術的にも経験的にも十分で人々を感動させるワインが造れると感じたからです。新しい感性を巧みに加えながらも、父の哲学を踏襲し、ブルゴーニュの古き良き時代のワインをリリースしている彼に多くの関係者世界中のファンが注目し、期待しています。」

 ちなみにジブレ・シャンベルタンと名のつくワインだけで20近い生産者がありまして、あのルイ・ジャドーも作っているのです。その中でもルクレールはかなりの名門と考えて良いでしょう。
 今日は、右端のPommardを空けました。09年はどんな味なんであろうという疑問からですね。そして作られて2年というエージングしないということは、どの程度の違いなのかを知りたかったからですね。
 タイミングよく、毎日フランスワインを飲んでいる2人組がやってきたのも幸い。彼らは今日は、Bouchard Pere & FilsのMeurasault(ブルゴーニュの白)を持参してきました。
 彼らの言い分としてはプルミエやグランクルになるとやはり10年は置いた方が美味しいということでした。ただPommardは10分デキャントして飲みましたが、見事な味でした。
 この産地を少し調べてみると、ポマール村の珍しい、聞きなれい畑名Vaumuriens「ヴォーミュリアン」は、ポマール最上の一級畑、リュジアンの北斜面に隣接した、ヴォルネにほど近い区画にあります。きれいな深い赤。
ヴォルネ側のポマールらしく辛口でわずかにジャムのようなチェリー、甘草、皮革のアロマ。ほんのりポートのようなチョコが加わる。熟しきって丸く、古樹らしい甘さを伴うがまったく過度ではない。強いミネラルとかすかなタンニンのおかげで魅力的で表情豊かなワインに仕上がっているそうです。

 こうしてブルゴーニュを飲むと勉強になりますね。ちなみに真ん中が今回買った中では、一番高いものです。おなじみシャンポール、ムジグニーですね。05年はビンテージなので特に高く、仮に07年なら05年の半額の値打ちしかありません。








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