今日のニュースから 3月30日(金)

昨日は週末並みに忙しく、あと2日間の成績によっては2月の売り上げに迫る勢いです。スプリングブレークの週かと思いきや、寿司食べますね、トロ食べますね。良質の客層の厚みに助けられています。

少し気になる話題です。(ロイターから)
世界の投資家は、経済成長の鈍化と会計手法への疑念を背景に、中国への投資を見直し始めている。中国人自身も、まさにそれと同じことをしている。彼らは国境を越えた投資を多様化させており、それが世界の不動産市場には恩恵を与えそうだ。
中国企業は、海外分散投資のペースを加速させている。中国企業が2011年に海外で行った買収は、金額ベースで国内での買収を上回っている。中国の対外投資は590億ドル(約4兆8600億円)に上るが、その流れはまだ始まったばかりと言える。11年に経済規模で日本を抜いた中国だが、対外投資は日本の6分の1にしか過ぎない。
中国政府系ファンドは長年にわたり、米国債市場を支えてきた。今度は、中国からの民間資金フローが、世界の幅広い資産の価値を引き上げる可能性がある。
エネルギー企業はすでに、高まる中国需要の恩恵を受けている。中国企業が昨年に海外で行った企業買収の金額上位5件は、いずれもエネルギー関連資産に集中している。
中国の富裕層が最も欲しいものは外国のパスポートで、その次が不動産。米コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーによると、個人投資資産1500万ドル以上を持つ中国人は約2万人で、そのうちの27%がすでに外国に移り住んでおり、47%が移住を検討している。
中国国内の不動産価格が冷え込むなか、資金力のある本土住民は香港に流れ込んでいる。英不動産仲介サビルズは、中国本土からの買い手流入が、香港を世界で最も高額な高級不動産市場に押し上げたと分析している。
また、不動産コンサルタントのコリアーズ・インターナショナルによると、バンクーバーやトロント、ロンドンやシンガポールでは、現地で新築住宅を購入する外国人の20%以上が中国人だという。1980年代に日本人がロンドンやニューヨークの象徴的建物を買いあさっていたのとは違い、中国人バイヤーは、割安な掘り出し物件への関心が強い。このことは、不況で行き詰った米国や一部欧州の不動産オーナーには朗報となるだろう。

これも気になりますね。
CDCは、自閉症の子どもの割合がこの10年で78%増加したとする報告書を発表した。
分析の基となっているのは、2年おきに全米の6~14地点(調査地点の数はその年の予算による)の8歳児を対象に、自閉症の子どもがどのくらいいるかを調べたデータだ。
米国で何らかのタイプの自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群などを含む)をもつ子どもの割合は、2000年と02年の調査では150人のうち1人だった。それが04年は125人に1人となり、最新の08年の調査では88人に1人となった。これは10年前と比べ78%多い数字で、全米では100万人の自閉症児がいる計算になる。
これについてCDCのフリーデン局長は「増加のうちどのくらいが(自閉症児に対する)追跡調査が進んだためで、どのくらいが実際の増加なのかは今の時点では分からない」と述べている。

インドの時代!
急成長を続けるインドは2050年までに中国を抜いて、世界一の経済大国になる見通しだ。英ナイトフランクと米シティプライベートバンクがこのほどまとめた世界の富の配分に関する報告書(2012年版)で予想した。
報告書はインドで開かれている新興5カ国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)のBRICS首脳会議に合わせて発表された。
それによると、中国は2020年に米国を抜いて世界最大の経済大国となる見通し。しかしインドの国内総生産(GDP)は購買力平価(PPP)ベースで2050年までに85.97兆ドルに達して中国の80.02兆ドルを上回ると予想。米国は30.07兆ドルで3位に後退するとした。
BRICSの中ではブラジルとロシアが上位10カ国にとどまり、インドネシア、ナイジェリア、メキシコ、エジプトも上位10カ国入りを果たすと予想。日本は6.48兆ドルで9位に後退している。
北米と西欧の諸国は全般的に後退し、世界の実質GDPに占める割合は2010年の41%から2050年は18%に減少。代わって新興アジアが27%から49%へと台頭する。
富の配分が東へとシフトする傾向を裏付ける形で、中国と東南アジア、日本を合わせた地域の資産総額1億米ドルを超す億万長者の数は、現時点で北米や西欧を上回っているとした。

サーチュイン遺伝子知っていますか?
世界的な学術誌『ネイチャー』に掲載された論文が注目を集めている。2月23日付の電子版で、イスラエルのバール・イラン大学研究チームは、「サーチュイン遺伝子」を活性化することで、マウスが約15%長生きするという研究結果を発表した。
 哺乳類が有する7つの同遺伝子のうち、欠損すると加齢症状に似た異常が出る「サーチュイン6」に注目した同チームは、遺伝子組み換え技術で、この遺伝子の働きを高めたマウスを2系統作成し、寿命の変化を調べた。その結果、オスのマウスでは、平均寿命がそれぞれ14.8%と16.9%延びたという。
 サーチュイン遺伝子とは“長寿遺伝子”“若返り遺伝子”とも呼ばれる。老化やがんの原因とされる活性酸素の抑制や、病原体のウイルスを撃退する免疫抗体の活性化、さらに全身の細胞の遺伝子をスキャンして修復するなど、さまざまな老化防止機能をもつとされる。 サーチュイン遺伝子は1999年に酵母から発見され、その後の研究でこの遺伝子を活性化すると、ショウジョウバエの寿命は30%、線虫の寿命は50%も延びることが判明している。
 現時点ではまだ「人間の寿命」に対する効果が学術的に証明されているわけではないが、実はマウスのように遺伝子組み換えをしなくても、「サーチュイン遺伝子のスイッチを入れる方法」がすでにわかっている。“腹ペコ”で我慢することである。
「飢餓状態になると、サーチュインが活性化されることが判明しています。サーチュインが指令を出して、ミトコンドリアやタンパクの凝縮したものなど、細胞内にある老廃物を排除するオートファジーという機構が働き、細胞が若々しくなるのです」(金沢医科大学・古家大祐教授)
 サーチュイン遺伝子は、空腹の状態、つまり摂取カロリーが減ると活性化する。これは動物としての防衛機能と考えられ、食料が減って養分が足りなくなると、細胞レベルの損傷を防ぐために修復機能が活性化するというわけである。
 米ウィスコンシン大学では、アカゲザル約80頭を使って20年にわたってカロリー摂取制限の実験を行なってきた。食事を十分に与えられたサルは体毛が抜け、身体にもシワが多いのに対して、30%のカロリー制限を受けてきたサルは、体毛はフサフサで肌にも張りとツヤがあり、若々しさに溢れている。
 サルは全頭が27歳以上で老齢期にあるが、カロリー制限なしの群38頭のうち、すでに死亡したのは14頭、カロリー制限ありの群38頭のうち死亡は5頭で、制限ありのほうが“長生き”であることもわかった(2009年発表時)。しかも、カロリー制限ありのサル群では、がんや糖尿病、心臓病、脳萎縮などの疾病が少なかった。
 少なくともサルに関しては、腹ペコを保つことが老化防止や若返りの効果をもつ可能性が高いと実験で確認されているのである。

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