週末往来!

 昨日、最初のお客さんはMariettaから月一回で来るお客さん。私は裏にいたのですが、寿司バーに入るとビールが置いてある。聞けば結婚26周年のお祝いディナーだそうな。こちらもそれなりに
サービスをして気持ちよく帰してあげたが、私が気になったのは「26年継続する秘訣」でしたね。 
 そういう時は当人に聞くのが一番で、その答えはKeep Talking, Keep Listening, Keep Datingだそうです。とにかく話す、そして聞くことが大事。一方が話すときは相手は聞き役に回る、そして役を交代する。Keep Datingはとても大事だと思います。いつもデートしないといけない、頭が痛いですね。「釣った魚にはえさをやらない」のが日本の交際文化?? こういうことを書くと駐在員妻の中には
「そうそう、うちの旦那がそう」と文句の出てきそうな人がいる。
 男は言うでしょう、「そりゃ、昔と今じゃ違うじゃん。腹出てきたし、化粧もしないし、不細工になってきてる、そんなん無理じゃい」
 アメリカ人が比較的、こういう点で賢いのは女に対してはまめということでしょう。仕事にそこまでまめにやれば伸びるのになあ、と思いつつも家庭では比較的妻を大事にする。
 というか、この国では女が強いので、まめにケアしないと逃げられる可能性があるからでしょう。日本ではまず逃げられることはない。最近はアメリカ化してきて、簡単に逃げられるケースが増えているものの、まだまだ大勢は保守的で夫に尽くす人が多いように思います。経済的な問題が一番でしょうが、仕事を離れて家庭に入ると、元の仕事に戻れる保証はないので、従属型になる。しかし、結婚しても仕事を続けていると経済的に安定しているので、夫がいようがいまいが生活に大きな変化はなく、もしろ自由な生活を得られる可能性が高いので離婚をあまり気にしないでしょう。
 それにしても、つねに最初のデートのような気持ちを26年間もち続け、相手に接するということは素晴らしいことだと思いますね、私にはできそうにない。

 実は明日はバンクーバーマラソンがあります。カナダでマラソン? アトランタからこれに出場する人がいます。ある駐在員ですが、単身赴任でマラソンを始めて2-3年のようです。4時間程度で完走すると聞いていますが、この人、テニスもするし、ゴルフはもちろん、そしてバレーもやるそうです。米国でバレーは地味なスポーツに入りますが、米人にも当然ながらやる人がいて、場所を見つけて練習に参加しているそうです。「凄いじゃないですか?」と話していたんですが、その上を行く人がうるようです。その方は水球をやるとか。さらにマイナーなスポーツですね。その方も何かで探して水球を米人とやっているそうです。
 米国に住んで日本人同士で固まる人が多い中、こういう人は貴重な存在ではないかと私は思ったりしました。ただ、スポーツを一緒にやるのは1つのコミュニケーションでしょう。共通の目的があるわけで、言葉はあまりいらない。せっかく米国に住んでいるわけですから、米人と交流するっていうのは、良いことだと思います。こうして世界各地に友人が出来ていけば老後が楽しくなります。

 アリゾナのイミグレ法がかなりの影響を及ぼしていますが、昨日は同州の国境警備官が銃で撃たれました。ここまで数が増えると手に負えないというのが現状でしょう。帰すわけにはいかないから、合法にして税金を徴収するのが一番の手でしょうが、これでこの国の質がさらに下がるわけです。英語が話せない人が米国に住み、スペイン語が第2公用語のように幅を効かせていますが、かなり無茶苦茶な国ですよね。そして彼ら低賃金労働者なくして、家は建たない、レストランは成り立たない、芝生は刈れない。中には偽のSSNを取得し、合法者に成りすましきちんと税金を納めている人もいますが、半分以上は現金収入を得ています。それをすべて改めると政府は税収が上がるものの、系傾斜は支出が増えるので嫌がる。また彼らが合法になり、メディケイド対象になれば、医療費はますます政府の大きな負担になり、この国は破綻するかもしれません。オバマは移民法は破綻しているといいましたが、あんたの政府も破綻しかけているんじゃないの?と言われています。11月の中間選挙の大きな争点がイミグレ法です。まあ、あまり興味ないですね。合法にするしか手はないのですから。

 潰れかけたギリシア、公的機関からの融資を受け入れ、緊縮財政を敷くことにより、国を再建するようですが、公務員の人件費カットと増税ぐらいしか手がないようです。具体的には消費税を上げるとありましたが、同国の消費税がいくらなのか調べてみようと思いましたが、データが見つからない。他の国ですが、北欧がやはり福祉の国だけあって高くデンマークやスウェーデンは25%です。欧州はだいた20%近いですね。あまり上げすぎても国民が物を買わなくなるのではないかと思います。
 日本も早めに消費税を上げて財政再建をしないとダメなんですがね、5%を7%にして誰が反対するんですかね? 自分のことばかり考えている国民が多いから上げられないんでしょう。

 アトランタの気候は普通に戻ってきたみたいですが、DCエリアは猛暑?夏日で今日の気温が90度を越えるそうです。NYCも85度といいますから、8月の気温です。一転、日本は冷夏?
これをいろいろ分析していくと「地球温暖化」に結びつけるのが一番早いのですが、今年に限ってはアイスランドの噴火がかなり影響しているという記事を読みました。確か200年ほど前に同じアイスランドで火山の噴火があったときにも同じようなことが起こったそうです。
 考えてみればアイスランドはと不幸な国で、国の西側がアトランタと同じ北米大陸プレートに乗っており、東側がユーラシア大陸プレートに乗っているわけですから、そのぶつかり合いで地震や火山噴火が常に起きているわけですね。
 火山の噴火により噴出されたエアロゾルが問題でこれが冷却の原因になるとされています。重いものは2-3ヶ月で地上に落ちていくそうですが、そうでないものが成層圏にまで到達するそうです。そうなると厄介なわけで、太陽からの日射がそれまではクリアなガラスを通して地球に入ってきたと思えば、それが曇りガラスを通して入ってくるわけで、そうなると当然ながら地球の温度が下がるということになります。
 噴火によって、日照量がわずかに1%でも減少すると、気温が0.5度下がり1.6%減少すると、両極の氷冠、アイスキャップといいますが、これが張り出してきて急激な寒冷化が起きる可能性もあります。今回の噴火の分析では通常は数%しかないエアロゾルが25%近くも含まれていたことから、長期的に大きな気候変化をもたらすことになるでしょう。地球の歴史を見ても大抵火山噴火の後には大飢饉があったり、文明が消滅したりしています。
 江戸時代の「天明の大飢饉」も実は、エアロゾルによる、気温低下から作物が収穫できなかったことに寄るようです。
 北米でも1784年の夏にNYが氷に覆われ10日間も港が凍ったという話があり、この時期フランスでは飢餓からバスチーユを襲うフランス革命になったのでは?とも言われているんです。
 今回の噴火の影響が出るのはまだ少し先ですが、「真夏の雪」は夢やうわ言ではないみたいです。ましてやこれだけ地球環境に対して暴挙をふるってきた人類に制裁があるのは当然です。
 
 人生短し、エンジョイしましょう。今夏、野菜が10倍になるかもしれない、米の収穫が半減するかもしれない。魚が獲れなくなるかもしれない。あらゆる可能性はあるわけで、無駄な争いを絶ち、人生をエンジョイすることですね。

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