Comte Lafond Sancerre Grande Cuvee

コント・ラフォンサンセールグラン・キュヴェ2003750ml(ワイン)

こんなワインを試飲しました。飲んだのは2008年ですけどね。いつもフレンチの面白いワインを持参する金持ちがいましてね。ラベルを持ち帰ってGoogleするわけです。こういうのは1つの楽しみです。フレンチワインなんて、ブルゴーニュとボルドー、シャブリとシャンペンぐらいしか知りませんからね。教養のかけらもないわけです。
 一応、S嬢にも問い合わせましたけどね、「私の好みのワインだわ」と返事が返ってきました。

 日本語発音というかフランス語発音ではコント・ラフォンです。母方の祖先であるラフォン伯爵よりラドゥセット家が引き継ぎ、現在は6代目ラドゥセット家当主パトリック・ドゥ・ラドゥセット男爵により赤、白、ロゼワインの生産を行っています。1992年にプイィ・フュメの“Baron de L”と同じコンセプトで“Grande Cuvee”をリリースし、2004年にはメヌトゥー・サロンに6haの畑を取得しました。
また、Sancerre(サンセール)村の中心部にブティックを構え、新たな醸造所の建設にも取り掛かっています。日本では6300円で売られています。(ただし楽天では4950円)

 
 
 
 厳選された葡萄の、フリーランジュースと呼ばれる最初に葡萄から搾られる果汁だけを丁寧に仕込んだワイン。そのためさっぱりとした、混じりけのない口当たりと、さわやかな酸味が舌上で広がり、余韻にはハーブを連想させる植物的なアロマが残る。平均的なサンセールよりもコクがあり、果実味も凝縮しているので、冷やしすぎないほうがよい。
●生産地:フランス/ロワール ●葡萄品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%


コント・ラフォンサンセール750ml(ワイン)
 実はこんなのもありまして、これはGrande Cuveeではないため、安いわけです。普通ということですね。これだと楽天で3720円です。
 
プイィ・フュメと比べ、口当たりは軽く、さわやかで、キレのある酸味と、柑橘系の果実の味わいの中に、苦味が感じられる清涼感のある味わい。休日のランチタイムやテラスで飲むワインとしては理想的な白ワイン。
●生産地:フランス/ロワール ●葡萄品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%


コント・ラフォンサンセールロゼ750ml(ワイン)
そして面白いのはピノノアを使って、ロゼも造っているんです。サンセールといえばソーヴィニヨン・ブランを使った白ワインの産地として有名ですが、ピノ・ノワールから造られる赤とロゼもあります。このロゼは、サーモンピンクの淡い色合いで、軽い口あたりと酸味からくる清涼感が特徴で、ほのかに野いちごの香りが広がり、ピノ・ノワールの馴染みのある味わいを感じる。
●生産地:フランス/ロワール ●葡萄品種:ピノ・ノワール100%


 フランスワインの場合、ぶどうの種類を前面に書いていないので、「何なんだ?」となりますが、調べるとソーヴィニヨン・ブランなのか?と簡単じゃないかと思いますよね。それなら最初から書け!といいたくなりますね。
 今回のワインは、確かに飲んだ温度が45度程度でワインの味をしっかり堪能できました。白ワインは飲む前に冷蔵庫から出して5分待って空けるのは最適といわれていますね。

 ただし、アメリカは別ですよ。もうビールと同じぐらいの35-6度でないと「何だ、このワインは?冷えてないじゃないか?」とクレームが来ます。これで味をどう堪能するんですかね。

 今回は、少し勉強になりましたでしょう? ところでロワールってどこ? 単純にはパリの左下方向(南西に250キロ)です。そこにロワール川が流れ、それは大西洋にまでたどり着くわけですね。

 


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