今日の朝刊から

 昨日から「レイオフの嵐」です。今日も大手企業のレイオフがありました。

1、GMが2000人、INGが全世界で7000人、ファイザーがウェイスを買収後に8000人、スプリントが8000人、キャタピラー、ホームデポなどなどですが、今朝はコーニングが数千人を発表しました。昨日1日だけで62,000人のレイオフが発表されたのです。

2、アトランタの北、Johnson Creekでマスク帽の男たちが豪邸に押し入り、家にいた2人を縛り現金1万3千ドルと貴金属などを奪っていきました。犯人は鍵のかかっていなかった裏のドアから侵入したそうです。 これはうっかりミスですね。戸締りは基本中の基本です。

 ある業者から支払いの良くない会社に集金に行って、逆に怒られたという話を聞きました。売掛金の集金に行ったはずが、横柄な態度で迫られ回収できなかったというものです。たまにこういう「おかしな話」を聞きます。 「買ってやっているんだぞ」という勘違いをする人がたまにいます。それでもって支払いが良くない。必ず残(ざん)を残すなどなどの話も聞いたことがあります。ひどいところは夜逃げします。 それも用意周到で逃げる前に買い込みます。それか不渡りする小切手を切っておいて、それが銀行に回る前に逃げます。
 そういう「チョロマカシ」が平気で行われているのは事実です。まあ、払うお金がないから払えない、払いたくないから払わないのでしょう。
 ただ、それで後々どうでしょう? 人を騙して商売をしてそれでお金儲けをして楽しいのでしょうか?よく言われることですが、立派な会社は従業員に愛され、業者に愛され、そしてお客さんに愛されるといいます。「買ってやってる」ではなく「買わせてもらっている」に変換すること。「売ってやっている」ではなく「売らせていただいている」に変換、「雇っている」ではなく「働いてもらっている」に変換。こんな変換はその人の態度しだいで、その日から変えることができます。
 ちなみに、私の会社は売掛金はありません。借金もありません。オープン時の数ヶ月は資金難のため、先に話をして支払いの猶予をいただいたことがありますが、それ以降はすべてCODです。CODで払えば割引をしてくれるところもあります。仕入先からみても「まじめなお得意先」だと思います。
 そもそもお金がないのに物を仕入れるという発想がおかしいのです。 儲かったら払うとか、先行きの分からない状況の中で、やはり毎日の計画を立てていけば、過剰在庫を持つこともなく、適正在庫を維持し、また不良在庫は処分するなど何でもできます。 私は倉庫整理も自分でします。そうして物を実際に動かしたり触ることにより覚えるからです。その週に必要なものしか仕入れない、たまに欠品や値上がりが起こりそうな場合に限り在庫を積み上げますが。
 AXISでは、逆になります。物ではありませんが、広告を売っていますから、それを回収しないといけません。10年以上もビジネスをしていますから、回収できなかったことも多々あります。倒産してしまった会社もありますし、払わないで逃げる人もいます。それでも追いません。まず、追う時間がもったいない、毎月の広告料は小さいところで60ドル、高いところで350ドル程度です。それをいちいち追跡する時間が無駄です。一応、簡単な催促状は送ります、それで払わないところは放置です。ただ、2度と広告は掲載しませんけどね。
 追跡する意味もないでしょう。お金を払わなかった人はそれを一生悔やむと思うからです。嫌な思いをしてまでお金を払いたくないなら、それで結構ではありませんか。それともいつもそういう風にしてビジネスをしている人なのでしょう。そういうまともなビジネスができない人が成功するほど世の中は甘くないと思いますし、一時的に良くても最後は悲惨だと思います。ですから、あえて追わないのです。
 広告の支払い状況を見ているだけでも、その人なりの性格が出ています。それは別にここで書く必要はありませんが、なかなか人間分析をするのに楽しいものです。同じ広告主と10年以上の付き合いがあるケースもありますからね。まだ続いているということは「良好関係」があると私は思っています。

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