社員のモチベーションをどうやって高めるか?

 他の店に比べると、うちの店は客層が良いと言われます。若い女性が多いと評判で目の保養にもなります。そしてサービスの向上など、さらなるUPを考えますが、私1人ができることは限界があります。やはり従業員全員が1つの目標に向かって進んでいかないと大きな力にはなりません。何をやるべきでしょうか? やる気を引き出すにはどうすればよいでしょうか?

 まずはこんな事例から。店の前が汚い、落ち葉は来るしゴミも散乱する。でも誰も掃除しない。そこで、フロントのMに「店の前が汚いのを何も思わないのか?これは君の仕事だ」と仕事を与える。そうすると毎日必ず掃きます、仕事ですからね。仕事しないと文句言われるのが分かっているのでしょう。そして先日のこと。そのすぐ近くには吸殻の入った灰皿が置いてあります。私は気づいて気づかぬふりをしていました。誰も片付けない。 3-4日経ったので、ようやく私が片付け、捨てる前にMに「これを知っていたのか? すでに3-4日このままであった。これをおかしいと思わないのか」と少し叱咤です。アジア人だからか、アメリカ人だからか、日本人だからか? 言われたことはやる、でも言われないことはしない。これはどこの会社でもあることでしょう。
 店の掃除もそうです。 AXIS2月号の編集あとがきにも書きました。 パターン化することの恐怖。毎日が同じことの連続です。すると、人間は横着するようにできているので、四角い部屋を丸く掃除するようになります。だんだん手抜きを始めるのです。それを上がしっかり見て常に四角に掃除するようにしないといけません。 たまに爆弾を落とすしかないですね。

 では、爆弾落とすだけで、効果があるか? やはり飴とムチを交互に使わないといけないでしょう。飴は夜の食事を中華とかタイで他のレストランから取り寄せる。美味いもん食わせればとりあえずハッピーでしょう。あとはいやらしいが、「お金」しかありません。業績報酬制度にして、すべての従業員にボーナスを配分する。 お金にすると勿体ないので、物を買ってやる。目標を与え、できればルイヴィトンを買ってやるとか、目立ったものを買ってやる。こういう方法も考えています。特に女の子はこういうのに弱いのではないかと思い、思いついた案です。数百ドルのものを簡単に買えないで悩んでいる人たちですから、こうした褒美は効果があると思います。
こうしてパブロフ化していけば、彼らを躾けることができるのではなか。所詮はお金目当てに来ていますから、それしかないでしょう。いくら能書きを並べても「花より団子」でしょう。

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