ビジネスチャンスを逃していないだろうか?

 今日は、朝刊に大したニュースもないので、週末に書く予定だったコラムを載せます。
ちなみに、本日夕方は川上選手の記者会見がターナーフィールドであり、そのあとは日米協会主催の歓迎会も行われるそうです。

1、Y社のセールスマン
 店で仕事をしていると、仕込み中だが、店の前にミニバンが止まっている。どうもアジア人が電話で話をしている様子。うちに来るのかと思い、見に行くと頭を下げている。日本人か? そうするうち、店に入ってきた。いきなり「アノハセョ」、おいおい、俺は韓国人ではない。店の名前で判断できないものか? そして、グロサリーのY社の者だという。。「うちはN社しか買わないからね」それで終わりの話。 飛び込み営業も良い。ただ下調べがないのでは? インタネットで「TAKA」と入れればそれなりの情報も入手できる。 ただいきなり入ってきて「物買いませんか?」ではこんなご時勢に誰も買わない。無駄な時間を過ごしてしまった。攻める前に敵を知れという言葉もある。何も知らずに攻めても勝ち目は全くない。

2、Kauffman Tireの詰め
 昨年のこと、タイヤがパンクしたのでKauffmanに持っていった。これについてはブログに書いた。無料で修理してくれる、それは有難い。ところが、後々の話がある。その1週間後にトヨタのディーラーに3万マイルの点検に行ったのである。そこでタイヤのローテーションが行われるのだが、別の釘が見つかってしまった。担当者はタイヤもだいぶ減っているし交換してはどうか、と言う。いずれにせよ、1-2ヶ月以内で交換する予定だったのでお願いした。新しいタイヤの売り上げはトヨタに行ってしまったのである。それはなぜか? 仮にKauffmanのメカニックがタイヤの補修をするときに、細かく見ていれば、「もう1つ釘が刺さっている」という事実を発見できたかもしれない、そして「新しいものに替えてはどうですか」とアプローチできたはずである。確かにマネージャーは「2,3ヶ月以内に交換したほうがいい」とアドバイスはしてくれたが、詰めが甘かったのではないか?このようなビジネスロスはあると思う。従業員に徹底して教育するしかない。

3、Prax Airの対応
 2-3ヶ月に1回はCo2のタンクを交換に行く。生ビールのためである。その会社の名前がPrax Airという。前は違う会社だったが買収された。以前は空のタンクを持っていくと、それにCO2を補填してくれる。ところが最近は、空を持っていくと、すでに補填されたものとすぐに交換してくれる。 待ち時間なしなので時間が節約できる。何でもないようなサービスだが、うれしいサービスである。このように、身近にあるもので、少し改善すればサービスが向上するものは山ほどあると思う。それを積み重ねていけば、ものすごいものになるだろう。

うちの店でもそうである。日本人やタバコを吸う顧客が来たら、店の前のパティオに灰皿とライターを置いておく。雨が降りそうなら傘立てを入り口に置いておく、などなど。気持ちの良くなるサービスは山ほどあり、お金はかからない。どこまで気を利かせるかではないだろうか?それがやがて、ビジネスに戻ってくるのである。

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