転機でしょうか? 作戦でしょうか?

 イスラエルがガザに空爆を仕掛け、地上軍を予定通り投入しました。どうなるかって? チンプンカンプン分かりません。第一、ガザの大きさもイスラエルの大きさもわかりません。ただ、1つ言えることは、彼らは世界の終わりまで殺し合いを続けるということです。
 さて、ガザはエジプトと国境を接しているようですが、そこに通り道を作るのではないかといわれています。そうなるとこの戦争にエジプトが絡んできます。まあ、元々エジプト人とガザのパレスチナ人は同じアラブ人なので「同胞を助けなくては」となり、またイスラエルの周りはすべてそういう国々ですから、「中東大戦争」になる可能性もあります。
 これが「転機」になりつつあるのは、昨日月曜日の原油価格の高騰を指しています。49ドルまで上昇しました。これは中東情勢を懸念してのことです。また2月にはOPECの会議も予定されています。最安値で35ドルまで落ち込んでいた原油価格が中東情勢の緊迫で60-70ドルまで高騰しても不思議ではないでしょう。ましてや’投機筋がここに乱入してくるとさらに事情が違ってきます。
 戦争となれば、儲かるのは誰? アメリカの軍事産業に決まっています。「中東特需」はあるのか? これもCIAをはじめとするアメリカの筋書きのある作戦なのか?分かりません。ただ、巨大な国、アメリカは自国のことしか考えませんから、他が潰れようがどうなろうが、アメリカの景気が回復すればそれで良いのです。オイルマネーのある中東諸国が武器を一気に買い上げてくれれば「毎度ありがとうございます」状態になるでしょう。これがオバマが裏で描いている景気浮上作戦かも知れません。
 原油が上がれば、ドルも上がってくると思います。しばらくはドルは90円を割ることはないでしょう。新しいボックス圏を91-96円と見ています。そうなれば、日本経済にとっても好都合で他人の不幸で稼ぐのは気が引けますが、これも日本のためと思えば仕方ないと思いませんか?

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