大恐慌以来の不況に突入か?

最悪だった先週から、月曜日は最大の上げを記録して、投資家心理が上向きかけたものの、やはり根が腐っているのか、弱含みの株式市場です。小売の売り上げもマイナスに転じてしまいましたし、昨日の733ポイント下げで元の木阿弥、そして今日木曜日ですが、これを書いている午前中で250ポイント落ちています。8000ドル割れになるでしょう、それは明日の金曜日か今日中か分かりませんが、そろそろ名前を考えないといけません、今回の不況の名前ですが、「サブプライム不況」が一番妥当だと思いませんか?
さて、こうなってくると毎日の上げ下げを気にしても始まりません。実は金も今日は相当落ちています。 私は数ヶ月前から資産の配分替えを始めまして、金を持つようになったことから、毎日の金相場を見ています。どうしたら金は上がるのか下がるのか、原油価格との関係、株式相場との関係、為替との関係などなど、おそらく毎日の動きをしばらく見ていけば、何かつかめるのではないかと思っています。
たとえば、ダイヤモンドの一流の鑑定士になるには、毎日本物のダイヤモンドだけを見続ければ、あるひ突然偽物や紛い物が来たときに「これは違う」といえるそうです。
マグロの見極めも同じで、常にいいマグロを仕入れていれば、断面を見ればだいたいの脂の乗りが分かり、包丁を入れるとさらに、包丁に付着した脂の具合でトロの旨さまで分かってくると思います。これには1年ぐらいかかりますけどね。
そういうことで、金相場ですが、将来的には上がると思うのですが、原油と連動しているような気がします。原油価格の下落に伴い、これだけ金融相場が不安定にもかかわらず、下落するということはそういうことなのでしょう。ですから、下がったら買いだと思っています。
さて、話を元に戻し、長いスパンで見ていくと、2010年までダメと考えて間違いないでしょう。住宅価格は来年も下がります。そして下げ止まりを見せるのが来年末か2010年の初め。
原油については?です。 前回書きましたが、政治的な意図があるように見えます。政界トップの資金作りの標的にされているのか、選挙対策なのか、需要減で下がるという域をすでに超えています。
この前、台湾に武器を売りましたが、これも現政権内で行う必要があったそうです。武器商人の政界に結びつきです。
株式相場については日経平均のバブル崩壊のことを考えると5000ドルまで下がってもおかしくないでしょうが、当面は最高値の半分で7000ドルでしょうか? 今日のGoogleの株価は約300ドルで最高値750ドルの半分以下になっています。これで相当の人が損をしたでしょう。
こうしてすべてがマイナスに動く時期に何をすればいいか? 上がったときの準備をするに限ります。
アメリカ人の意見を聞き、それらを分析し考えると、やはり堅い会社で下がっている株を買っておく。
GE,AT&T,CITI、TimeWanerなどの比較的安心な会社です。 GEはバフェットも投資したぐらいですから、今は下がっても間違いはないと思います。
こうした株を買いながら、不意の事態に備えて、金も20-30%近く持っておく、そして現金もある程度用意しておけば、かなりのリスク分散ができると思うのですが。
5年後のことを考え行動するといいでしょう。
5年後、株価はどうなっていますか?
5年後、金の価格はどうなっていますか?
5年後、USドルはどうなっていますか?
5年後、不動産市況はどうなっていますか? 
これらを自分で予測してみて紙に書いて貼っておくと良いでしょう。それを毎日眺める。たまに修正してみる。でも最初に書いた紙は捨てない。面白いゲームみたいなものを自分で作れると思いませんか?

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