こんな面白い話、「裏の裏を読む」 続編

見つけました、オバマの話です。

憲法が規定している「大統領になる資格」として、年齢が35歳以上、アメリカ市民として生まれ、アメリカに14年以上在住、という3つの条件があります。
アメリカ市民として生まれるというのは、アメリカ生まれでなくてはならないという意味ではないようです。片方の親がアメリカ市民で出生時にすでにアメリカ市民と認められていれば、生まれた場所がアメリカ国外であっても大統領になる資格はあります。
オバマはアメリカ市民として生まれていない、だから大統領になる資格はないと主張する人物は、フィリップ・バーグというペンシルベニアの弁護士でした。
じつは、このバーグは、8月にオバマはアメリカ大統領としての資格をもたないと訴訟を起こしているのです。
話は、こうなります。ケニア人であるオバマの父方の祖母が、オバマが生まれた1961年にケニアで生まれた時に立ち会っていたと話しています。オバマの異母姉はオバマはハワイのある病院で生まれたと証言していますが、オバマ自身は別の病院で生まれたと語っています。
オバマが、ケニアで生まれていようとアメリカで生まれていようと問題ではないというのが、バーグの主張で、何故ならばケニア人の夫と離婚したオバマのアメリカ人の母親がインドネシア人と再婚してインドネシアに移住した時点で、オバマはアメリカ市民権を放棄したというのです。この方が問題なのです。
オバマがインドネシアに住んでいた4年間、オバマは学校に通っていたと自叙伝に書いていますが、当時のインドネシアではインドネシア市民以外は教育を受けることが出来なかったそうです。
ということはオバマのまま父はオバマを養子として迎えるか実子として認知するかしなければならなかったはずだ。となればオバマはその時点でインドネシア市民となったことになります。当時のインドネシアでは二重国籍は認められなかったのでオバマがインドネシア市民となるためにはアメリカ市民権を放棄しなければならなかったとか。
後に、オバマがアメリカに帰って来た時に移民局を通して再び市民権を取ったとしても、それは外国人がアメリカに帰化したことになり、帰化人は大統領としての資格はもたない。たとえ生まれた時にはアメリカ市民でも市民権を放棄して後に帰化した場合はアメリカ生まれのアメリカ市民としては認められないとバーグは主張しているのです。
オバマはこの件について書類手続き上の問題だとして無視しています。
また、対立候補のマケインは、父親が軍人で海外勤務の時にパナマで生まれていることから、マケインは大統領になる資格がないのではないかという疑問が取りざたされた時、即座に出生届と病院の記録を公開し、必要とあればどのような書類も公開すると宣言しました。
法的解釈の問題かも知れませんが、出すものは出すべきでしょう。
まあ、たまたま聴いていたラジオで面白いことを言っていたので調べた結果が以上だったということです。

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