株価は上がっているが、、、。

最悪の1週間が過ぎ、ダウは過去最高、日経平均も過去最高の上げを記録した月曜日。
さて、このまま前向きに事は進むのでしょうか?
政府が資金注入、簡単にいえば政府の金(われわれの税金ですねえ)を使い、大手銀行をはじめとする今後、潰れてほしくない金融機関の株を買い、自己資本率を上げさせ、その潤ったお金を市中に流してくれませんか? そうすれば、車のローンも組めるし、家も買えるし、お金が回ればすべて回るじゃないですか?という作戦でしょう。
今回は、世界中の政府でこうした措置が取られたことで、大恐慌になる危険性は一時的には回避されました。ただ、金融機関は救ったものの、他の困っている会社はどうなるんですか?ということです。
今後もレイオフは続くことでしょう、土曜日にTAKAでパーティを開いてくれた世界的企業のトップ、マルコ氏と話をしましたが、今回は根が深く失業率は10%ぐらいになるだろうと語っていました。
私がいつも言うのは、この国の人は預金をしないので、住宅価格の下落が止まらないとそして上がらないと何も動かないということです。これまで、お金がなくても住宅価格の上昇でお金を捻出してきて、それで消費をしていたのです。それが中国をはじめとするアメリカに輸出する国に恩恵をもたらしてきたのですが、お金はない、クレジットカードも残高が減らないでは動きが取れないでしょう。
結果的に、金融機関は救ったものの、一般の人に恩恵が回るのはまだまだ先なのではないでしょうか?株だって、株を持っている人は状況がやや好転しましたが、一般の人以下には関係のない話です。 TAKAの従業員で株を持っている人はいませんから、上がろうが下がろうが一切関係ないのです。それよりも彼らはガソリン代が下がったことをむしろ好感しています。 直接生活費が浮きますからね。まあ、この下落→上昇で一儲けした人もいるでしょう。
政府を見ても、政府にお金がないのに、お金を印刷して金融機関を救うのです、財政赤字は火の車ですが、それにさらに火が注がれます。10月9日時点での財政赤字は$9,536,317,678,235です。 あまりに長いので簡単に言えば$10トリリオンです。これを国民1人あたりで割ると約8万ドルになります。ちなみに日本の国民1人あたりの借金は今年10月で671万円です。
こうしたことを考えると、ドルの暴落はあると思うのですが、皆さんはどうお考えですか?

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