週末往来!

店の真向かいに新しい店が間もなく開くようです。田舎で3軒のレストランを持っている会社の初の都会進出? 
 正直な話、半年持てば上出来でしょうね。この場所はすでに3回テナントが変わっています。そして、そのどれもが1年以内に閉店しています。
 何が悪いのか? 場所?とんでもない。TAKAは好調ですからね。まずパーキングが分かりづらい。これはアトランタで致命傷。そして店が大きいので家賃が高い。
 確か3万ドル近いと聞いています。3万ドルの家賃の店は最低でも1日1万ドル売らないといけない。そして均して半分の1万5千ドル売ればOKとなります。それがこの業界の方程式となります。1万ドル売れないと赤字になるわけで、その赤字をどこまで見るかが問題なわけです。

 うちは昨日も前半スローだったものの、9時以降の第4コーナーから伸びたおかげで、なんとかパーで済ませました。あと3ホールです。今日は24人の予約が6時から入っていて、これがバーディを取らせてくれるのではないかと思っています。早い時間は暇なので、ここで稼げるということはバーディですよね。

 さて中国問題、日経ビジネスによると、世界の工場は世界の消費地へと変貌するであろう、しなければならない、工場も生産効率を上げ、より高度なものを作っていかないと生き残っていけない、というのがよ要約です。

 面白かったのは日系企業から人が逃げているという事実。初任給は高く福利厚生も良く働きやすいが、中間管理職から上になると、給与があまり上がらず、欧米企業に負ける。そして引き抜きされてしまうということです。

 日本人からすれば、「俺たち駐在員よりも高い給与を渡すわけにはいかない。俺たちだって日本に帰ればひもじい思いをするんだ。駐在で手当てがあるから駐在の意味があるんだ。」ぐらいにしか思っていないのでは?
 
 ここ米国の駐在員の生活を考えるとそうなんじゃないですか? アパートや家の家賃はほぼただに近い、贅沢しなければ自己負担はないでしょう。そして車は1台は支給してくれる。家族がいれば、その生活補助も出る。奥さんの英会話代、週刊誌などの雑誌、1年に1回の帰国費用など手厚く保護されているようなものです。

 もちろん、反論する方もいるでしょう。一番優遇されているのは商社系と金融系じゃないですかね、次いで保険業界じゃないかと私は考えているんですがね。
 当然ながら、あまり優遇されないのはメーカー、そしてそれ以外の業種でしょうね。全く、日本と同じで平均給与の高い会社ほど、優遇されているはずです。

 まあ、こうして米国はさておいて、優秀な人材を取り育てっても育った時点で逃げていくわけです。逃げられないためには、高い給与払うしかないわけです。
 ただ、そうなると駐在員よりも高くなることが考えられ、気分が悪いでしょう。さらには日本の本社がOKでしょう。横並びが得意の日本社会で、外人の中国人が日本人よりも高い給与を取ることは許されない???

 中国は面白いことに2040年に高齢者人口が3億人を超えるそうです。人口比率では21.8%で日本の36.5%よりも低いものの、絶対数の人口が違いますからね、そして少子化政策により、労働人口も減少していく。すでに会社によってはロボットの導入を行い、自動化に向けて動き出しています。

 最終的にはローテク産業からハイテク産業にシフトして行かざるを得ないわけです。それは日本も同じ道を辿った。最初は繊維ものや安物を作る。そしてどんどん技術を習得して電子部品などの単価の高いものへとシフトしていくわけですね。
 次期国家主席になるであろう習近平が過去の実績を元にどこまで改革ができるかがキーとなっています。

 共産党独裁といえば、聞こえは悪いが、国を動かすにはこれほど便利なものはないわけです。国の舵取りで審議する必要もない。野党も与党もないわけで、トップが号令をかけるとその通りになりますからね。もちろん、見えないところで犠牲はあるものの、それに蓋をするのも中国の得意芸ですからね。経済優先、世界のナンバー1になるためには何でもしますよ、彼らは。

 スティーブ・ジョブスの本、「驚異のイノベーション」という本が日本で38万部売れています。その広告に「人生・仕事・世界を変える7つの法則」があります。
  1、大好きなことをする
  2、宇宙に衝撃を与える
  3、頭にカツを入れる
  4、製品を売るな、夢を売れ
  5、1000ものことにノーと言う
  6、めちゃくちゃすごい体験を作る
  7、メッセージの名人になる
この7つを実行すれば、世界の一部を変えることができる!と言っているのです。

 まあ、簡単に言えば、普通のことするな、変わり者であれ、自分を押し通せ、ホラ吹け、みないなことですね。

 1つの博打じゃないですか? そんなに的中率は高くないですよ。ただ、1つ言えることは、自分がやりたいことを紙に書き、それを毎日見て、人に言いふらしていけば、やるしかない。したがって有言は実行となるということだと思うんですがね。

 私なんか、比較的個性が強いと思っているんですが、それで独裁者みたいなところもある。だから人に使われるには気分が悪い。人を使い、飴と鞭を与える。ダメな奴は平気で切る。それもその場で切り捨てる。ブログ書いて世界中の寿司ファンにアピールする。毎週のニューズレターも書いている。つねに情報の押し付けをする。
 この前、ジョンという昔からのお客さんが来て、彼は私のニューズレターを父親に転送しているそうです。その父親はIBMのマーケティングディレクターだそうですが、私の手法に賛辞を送っているそうです。
 ニューズレターでは商品情報を流します。それに加えて必ずといって良いほど健康のトピックスを入れます。モノを売るのも大事ですが、急がば回れで、モノを売らないことも大事ということですね。
 現在、ビジネスは大変好調で、それは長年のブログなどの蓄積の効果でもあります。見知らぬ人がたまに来て、「ブログ見ているよ」と言われることもあります。英語のブログは平均、1人150人が閲覧しているわけで、9人はフォロワーになっていますからね。
 これで今年本を出していくと、さらにパワーアップしますよ。

 今、成功しているビジネスの多くはネットを巧く使っています。フェイスブックで商品情報を流す人もいる。ツイッターでも同じことができ、ブログも同様です。これは業種を問わずできることです。ただ、問題は継続していかないと意味がないということです。そして、それは並大抵のことではありませんね。毎日、写真を撮ってそれにコメントして掲載するわけです。ただ、それで金儲けできるならやらんといかんでしょう。

 もう1つ、これは役立っていますし、便利になったのがオープンテーブルです。オンラインの予約システムですが、ようやく昨年の12月から導入しました。
 やってみると実に便利です。予約がテキストで送られてきます。それは再確認でお客さんに連絡する必要がないのです。この人件費は大きいし、手間が省けます。1人平均5件、週末は10件近くがオープンテーブルから来ます。
 最初の12月にかかって経費は175ドルでしたかね。安いものです、これで予約がどんどん入ってくるのであればね。お客さんも便利でしょう。そして書き込みもあるようで、これによっても店の評価が下されます。

 こうしていろいろなツールを使いながら、ビジネスをやっているわけです。すでに10年前、20年前とは全く違うビジネスマーケティングをやっていますね。このIT化というか世の中の流れに乗っていかないと置いていかれますね、それはビジネスの死を示すものです。流れは常に早い、乗り遅れることもできないですね、頑張りましょう。




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