下落するUSドル

 ここ1ヶ月でUSドルはかなり下落しています。8月末に1ドルは94円程度でしたが、今は90円の後半です。ユーロに対しても同じで円ほど下落はないものの、右肩下がりを示しています。 インドネシアルピアに対しては、これまで強かったのです。かつては1ドル=200でしたが、最近は100を維持、それが直近では80まで落ちているそうです。
 いよいよ、USドルの崩壊が始まったといえそうです。というか崩壊ではなく、静かなる終焉なのではないでしょうか? 今でも国力としては世界一ですが、それを維持できるのも時間の問題となってきました。 自動車の販売数はやがて中国とインドに抜かれる。あらゆる数字をもっても抜かれてしまうのです。これは仕方のないことで、世界はこうして巡り巡っているのです。堕ちる国あれば騰がる国があります。かつてはギリシアが、そしてローマがドイツが、英国が、、、、と世界のリーダーは常に変わっていくものなのです。そして今度は順番がアジアに回ってきています。
 ただ、私たちは「あーそうなんだ、お終いか」で終わるわけには行きませんから、下落するUSドル=私たちの手持ち資金が減るということでもあり、ユーロや円、そしてゴールドなどに換金または切り替えをして資産の保全をしないといけません。
 かつてこんな話を聞いたことがあります。 メキシコでは給与を受け取るとすぐにドルに換える。その炉夕はペソを持っていても価値が下がるので価値の下がらない(逆に上がる)USドルに交換する。そうすればインフレにも強いし損もしない。
 これを米国に置き換えてみてはどうでしょう。今後USドルは下落を続けて行きますから、日本円に換えるとか、作戦を練らないと行けませんね。
年内に80円台のボックス圏で落ち着くのは間違いありません。これまで100円切ったら大変とか言っていましたが、今は90円の前半ですね。喉元過ぎればですかねえ。

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