なかなか飲めないお酒たち


こんな物もらってどうしましょうか? といった感じです。
まずは、左の酒、言わずと知れたドンペリですが、Costcoなどで売っているものとはラベルが違います。これは黒ラベルで、これをエノテークと呼ぶそうです。
エノテークは、最も古くて貴重なヴィンテージが眠る「エノテーク」と呼ばれるセラーに貯蔵された、ごく限られたヴィンテージだけが選ばれる大変希少な商品です。その限られたヴィンテージは、セラーの中で、段階的に豊かさを迎える熟成のピーク「プレニテュード」に達して、進化していきます。そしてセラーでの時を過ごす間に、二度目の熟成ピーク「セカンド・プレニテュード」に到達しました。アメリカでの価格は450ドルぐらいなんですが(日本だと3万5千円程度です)、これをお客さんに頂きました。このお客さん「お金に糸目はつけない」方なのですが、何かでシャンペンの話をしていて、私が「ドンペリなんて美味いもんじゃないですよ。 ポル・ロジェの方が少量生産で美味いと思う」と言ったら、「君は美味しいドンペリを飲んだことがないんだろう。今度もって来るから飲みなさい」と言われ本当に持ってきたのです。
ドンペリについていろいろ調べましたが、なかなか面白いですね。 高いものは1971年のプラチナラベルのマグナムというのがあって、ロゼで2000ドル近い値段です。 たぶん、彼はこれも持っているんでしょうねえ。
さて、これを感謝祭の日に、友達の家に招待されているのでそこで開けます。あーもったいない。
そして右は私のお気に入り、Paul Hobbs のピノ・ノワールなんですが、いつもとは違い、 Lindsay Estateです。Lindsayは、Pualのおばあさんの名前だそうで、特別なエステートから作られた少量生産のPinot Noirはきっと美味しいでしょう。 ここからは2回目のリリースで、かなりのレア物です。
Paul Hobbsはワインつくりの天才みたいな人で、かつてオーパスワンの醸造責任ものでした。 といっても分からないでしょうから、もう少し簡単に言えば、シャネルのデザインをしていたカール・ラガーフェルドみたいなものです。 世界の最高峰の仕事先のチーフだったということです。
 仕入先に6本しか入ってこなかったとか言っていたので、全部買いました。TAKAの店でも売っていますが、価格は160ドルです。最高のピノ・ノワールだと思いますが、これもドンペリと同じ日に開けます。
まあまあ、1年に1回の贅沢ですかねえ? 

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