腹据えて在庫持つ 4月16日(金)

 Dieciseis de Abril(Viernes)

 今日もかなりのワインが入ってきますね。もう腹を据えています。月曜日にもワインをオーダーしています。店に置けないので、どんどん家に持って帰り、小出しに使っていく。昨日もいつもの常連さんが1箱買い500ドル、ランチでも常連さんが娘の婚約祝いの飲み会で、1箱買いしました。昨日は1500ドルのワインの売り上げです。

 思えば、今売っているフレンチのロゼは、冬場に仕込んだものです。2種類で4ケースずつあります。それまでは違う会社のロゼを買っていましたが、ここは安売りしないのでカットしたわけです。フレンチのロゼなんて、プロバンスならどこもほとんど同じですよ。A社のものは18ドル売り、これBOGOで買ったので原価は10ドル程度。B社のものは14ドル売りで、これもBOGOで買ったので、原価は7ドルです。さらにどちらもメニュー掲載してグラス売りもしているから、利益率は抜群に高い。グラス売りで12ドルなら4杯取れるから、48ドルに化けるわけです。ワインは業者が在庫過多のときとか、理由があって処分したいときを狙いドーンと買うこと、これは鉄則です。

 まもなく終わるであろうワインのワイナリーと卸のセール。これが終わる前に、昨日も書きましたが、買い込んで積み上げる。まあ損しないブランドがあるわけです。定番的なものですね、HallやDuckhornなど永遠に続くであろうそこそこのブランドですね、これらを買い込む。来週もさらに買い込みます。これが今冬に大きな利益を生み出すのです。私は勝つ!

 

懲りないアメリカ、今度はインディアナ州のフェデラルエクスプレスの倉庫で銃撃、8人が死んでいます。

もう沢田研二、「勝手にしやがれ」ですよ。何人死のうが関係ないですね、運が悪かった?その場にいたから?

まあ交通事故で死ぬよりも確率が低いので、これは仕方ない。


ついにヒュンダイもPickupトラックに参入? Santa Cruizだそうです。ちょっとホンダのRidgelineの感じですが、このRidgelineは全然売れていません。SUV仕様ではなく街中仕様なので、Heavy Dutyには通用しないからです。そこがホンダの詰めを甘さです。まあ、そこまで本格的に参入したくない?できない?のでしょう。


昨日は3月の小売りのデータが良かったことで300上げたダウですが、今日も時間前で上げています。今日少し上げると3万4千ドルになります。高値更新です。まあ小売りもかなり良いようです。お金持ったアメリカ人は金を使いまくる。銃を持ったアメリカ人は銃を撃ちまくる、同じ発想ではないか? まあ、アメリカの力というか底力を感じるのですよ。今株やっている人で損してる人はバカか間抜けです、みんな儲けているはずですよ。しかし上に行けば行くほど、下にはしごがなくなっているのが見えなくなるんですよ。日経平均4万円を目指していた89年を知っている我々はそれが怖いわけです。あの時もそうだった。


これがベンツの電気自動車EQSの社内です、2022年モデルですが、これでテスラを潰しに行く? まあベンツでなければ車じゃない、という富裕層はたくさんいるので、流れていくと思います。


前から見てこれです、すっきりしていますね。




 惜しかった大阪、1300人には届かず!もう半分ジョークの世界ですよ、不謹慎ですけどね。1209人は前日の1208人よりも1人多い。13日から連続で1千人超えです。東京も500人台から667人に増えています。しかしこれを外国の数字と比較すると小さいのです、何の心配もいらない。アメリカは死ぬべき人が死んでもう膿は出ています。ここにきてまた「五輪やめろ」の声が上がっています。まん防がゴールデンウイークにかかるようです。これで2年連続で行楽地は火の車になります。

 

先日、コロナで亡くなったNANタイレストランのオーナー、チャーリーです。71歳でした。記事がAJCに出ていて奥さんが送ってくれました。

一緒にゴルフもしたし、ゴルフのチケットももらったし、お互いの店を行き来したし。同じアジア人で友達であり兄弟みたいなものでした。“Anytime he would train anybody that came into the restaurant he would say, ‘We don’t have customers here, we have friends and family,’” Deedee Niyomkul said.そう思いますよ。いつ行っても彼は店に立ち、お客さんと話をしていました。レストランホスピタリティビジネスです。今の私も同じようなことをしている。


最高気温は71度です。さて今日はキャノピーを少し囲います昨夜は肌寒かったので、明日は雨が50%で、64度ですから、ヒーターが必要になります。これが最後かと思いますけどね。

やることがたくさんあって、すべてができなくなった感じですね、ということは日曜日にしわ寄せがくる。店のメンテを怠ってはいけません。正面のシャンデリアのガラスが汚れているのが気になりふき取りたいのですがね、今日できれば幸い。

そんなこんなで、子供のいない私にはレストランが子供なのですよ。育っていますよ、不良にもなっていなし。しかし、目を離すわけにはいかないからメンテするわけです。レストランは野菜や果物と同じかもしれませんね。畑ですよ、放置すれば枝が折れるし、雑草も生えてくるし、肥料も必要になり、伸びていくには支柱も必要、暑い時は水をやり、寒いときは霜から守る。それで実がなっていく。利益とはそういうものではないですか? 

 ワインの小売りが当たって儲けていますよ。しかし売るための工夫と努力は怠っていません、だからお客さんが買ってくれる。勉強もして、ワインの知識、ワイナリーの歴史とかも一通りは読むわけです、それがお客さんとの会話に役立ち、「こいつ、なかなか知っているな、間違いないな」で人を信用するからワインを買ってくれるわけです。単にテーブルに並べて、棚に置いてワインがどんどん売れているわけではありません。人はそこを勘違いするのです。リサーチあって、価格競争力のある仕入れ値であるかも確認します。他の店よりも少しでも安い、それが魅力の1つですが、そうでないものは手を出しません。1年かけて「TAKAには良いワインが安く売られている」が浸透してきたわけで、これを崩すわけにはいかないのです。最近は、カルトワインも手を出しています。1本500ドル以上のカリフォルニアワインです。Bond、Hundrted Acreなどがそうです。もう恐ろしい値段ですが、コレクターみたいなのがいて買うわけです。こちらも必死に勉強しないと追いつけないです。皆さん、最後の寒さに耐えて来週を迎えましょう。きっと良い週末になるでしょう。


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