常陸野ビールの新製品から学ぶ



アメリカでなぜか爆発的に売れている常陸野ビールです。このフクロウのマークはもうアメリカのビール好きの間では有名です。
今回はNipponiaという名前のビールが入ってきました。

ところで、日経ビジネスを読んでいる方ならご存知ですね、「日本が世界に誇れる商品100」に入っていたのが常陸野のビールです。

こうして考えると、「円高で苦しい、海外に出るしかない」と、多くの日本人がアホなことを言っていると思いませんか?
常陸野ビールは栃木の木内酒造が作っていますが、生産を拡大しているんですね。円高なんて関係ないですね、海外に出る必要もないわけです。
まず、円高など為替に左右されるようなものを作っているのが間違いだと認識するべきですね。為替が円高になれば値上げすれば良いわけです。それさえもできないような価格競争にさらされるような商品を作っていてはダメということですね。

社名の木内酒造から気づきませんか? おそらく、かつては酒蔵だったんじゃないですか?ということは斜陽産業だったわけですね。
かつては日本に4千でしたか、酒蔵がありましたが、日本酒離れでどんどん衰退し、今では1600程度しか残っていないわけですね。全盛期の半分もないわけです。そこで廃業するのか新規事業に出ていくのかが正しいのかですね。
木内酒造はビールに賭けたんじゃないですかね。そしてそれが当たったから会社がまだあるわけでしょう。
「業界がもうダメだから」という言い訳もたまに聞きますけどね。この木内の例で考えると、「他が潰れてなくなってもうちは大丈夫」という柱を作らんといかんということですかね。
そして時代の流れに対して変化していかないと、潰れるという教訓でもあると思います。

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