マット・クーチャー 優勝に寄せて

日曜日のプレイヤーズ最終戦を制したのはジョージア・テック出身のマット・クーチャー(33)でした。昨年確か1回だけ勝っていますが、トップ10には顔を出していたものの、なかなか勝てませんでした。マスターズも最終日に一時1位タイでしたが、勝てなかったんですよね。
 私は身内のように大変嬉しく思い、また彼のことを誇りに思います。それはPGAツアー選手の中で親しいプレイヤーの1人だからですかね。

 そんな彼に最初に会ったのはもう4-5年も前のことです。ベルト屋のボブの紹介ですが、「すごい良い選手なんだよ、連れてくる」がきっかけでした。奥さんのシビィと一緒に来て、寿司屋に来て魚を食べないということで、肉を出したのを覚えています。

 当時の彼は学生チャンピオンという看板を背負ってPGAに入ったものの、振るわず格下のネーションワイドツアーに落ち、そこで成績を上げてPGAに戻ってきたばかりのころでした。PGAではデビューしてすぐにホンダ・クラシックで優勝をしていますが、その後は勝ちに恵まれず、不振に陥って下のツアーに落とされているわけです。良いときも悪いときも知っている男なんですね。
 
 

 そしてその年のベルサウス・クラックに応援に行ったのが始まりでしたかね。確かあの時は3位ぐらいで終え、ザック・ジョンソンが勝ったと記憶しています。

 同年の8月に彼の誕生日パーティを店で開いてくれ、20名近い人を招待していましたかね。実はその中にはあのD・ドーマン氏もいたそうですが、当時の私は全く知りませんでした。だいたい、それからアトランタにいるときには2,3ヶ月に1回は来てくれていましたが、シーアイランドに移ってからはさすがに回数が減りました。

 3年前からですかね、マスターズの月曜日に選手の家を訪ねるようになったのは。一昨年はクーチャーの家には行かなかったと思いますが、昨年は差し入れを持っていき、雑談して帰りました。そして日曜日のプレイ前に1番ホールの手前のパター練習場でかならず挨拶をして「頑張れよ」というのが私の恒例行事になっています。

 彼の性格はあのままです。いつもニコニコのスマイルゴルファーですかね。パーティのときの招待客への気配りも見せてもらいました。昨年はスチュワート・シンクを連れてきました。きっと、今年も8月の誕生日あたりに休暇を取りアトランタに来て私の店でパーティを開くのではないかと期待しています。

 マスターズの時には、しっかりとブリジストンの帽子を被り応援しましたが、先の組にポールターがいたので心象を悪くすると思い、その帽子は彼の前では被りませんでした。なかなかこの辺りが大変で、キングコブラの帽子も被れば良かったんですけどね。

 ボブはすぐにお祝いのテキストを送ったようですが、機会があれば「おめでとう」の一言を言いたいところです。これで波に乗ることでしょうし、9月のフェデックスカップはすでに当確ですから、また応援できると思います。雨で自分のゴルフは流れたものの、良い1日でした。



Comments

Popular posts from this blog

実録 詐欺物語

ハワイ島は超金持ちのお忍び場所

すでに暇モード 5月26日(金)