天気は良いのに暇で 10月21日(水)

Veienteuno de Octobre (Miercoles)

 ランチもディナーも暇な1日でした。最高の天気ですけどね、なかなか思うようにいきません。しかしながらワインの特需があり、売り上げは確保しているから不思議です。しかし、それは昨日使ったので今日は頑張らないといけない。

 どうもコロナの影響で物流費が高騰しているようです。日本からのコンテナの価格が2倍?今年6月の時点で2755ドル。これが9月9日の情報では、4538ドルで、この価格は2015年の3月以来となるそうです。このデータを取っているのは「日本海事新聞ニュース」というサイトですが、こんなのがあるんですね。この原因としては、7月の時点で前年の実績を上回ったこと(需要があれば上がるから)、3-6月は船の輸送を間引きするなどしてコロナ対応していましたが、それも終わったということです。上がっているのは北米だけでなくアジアも同じ傾向だそうです。

 米国内のトラック輸送も値段が高騰しています。これを受けて物の値段が上がりつつあります。業者によっては「新米の値段がかなり上がる」としています。米の大半はカリフォルニアのサクラメント郊外で作られていますが、これがどれだけの山火事や高温の影響を受け、生産がどの程度落ち込んでいるのかは不明です。これについてGoogleしたものの、検索できず。かつては50パウンドで40ドル台だった米は現在最高級のコシヒカリ(短粒米)で65ドル程度です。これが80ドルとかになるのか。ここ2年のカリフォルニア米は大変、ドライで翌日になるとパサパサです。水分量を最近は増やして炊いています。日本の食料品もどんどん上がる傾向にあります。特に海産物は厳しい。まさご(オレンジの魚卵)は30%上がりました。魚、カッペリンが獲れないからです。イカはもう高いままです。これからますます上がっていくのは間違いありません。値上げするしかありませんが、それについてくるお客さんがいないとこれまた客離れを起こします。

 下がるものもあります。サンフランシスコ市では家賃が下がっています。9月のデータですが前年比で31%も下げています。サンフランシスコ市の1BRの家賃は2014年以降で初めて3000ドルを下回ったそうです。従業員のリモート勤務により、会社に近い場所に住む必要がなくなり、郊外に引っ越した人が増えたことが原因だそうです。

 ANAの21年3月期の決算予測が出ました。5000億円程度の赤字になるようです。従業員の給与3割カット、早期退職、バイトOKなど、試行錯誤が始まります。しかしこの5000億円はでりたの1四半期分の赤字程度でしかありません。いかにデルタが大きいか分かるでしょう。

 



すでにバイデンで決まり? 自動車業界はガソリン車のさらなる規制強化、そして電気自動車の普及にシフトするようです。




 



さらに良い天気が続きます。これが少なからず赤ワインの売り上げに影響していると私は考えています。



 私は大抵、ビールかワインを飲んで帰りますが、ここ最近は赤を飲みません。やはり気分は白かビールになっています。気温の高さではないかと考えます。従って、今週はワインの仕入れは補充程度でしかありません。今買っているのはSeltzerです。High Noonというブランドが一番売れるので、5ケース買います。そして金曜日にも5ケース買います。これはまとめ買いがあり、1人が1パックでなく2パックとか3パック買っていくのです。家で簡単に飲めるカクテル、これはアメリカ人の心を掴んでいますね。まあ言うなれば「大人のスプライト」でしょう。しかしこれを売っても単価が安いのであまり売り上げ貢献はありません、利益貢献もありません。やはりワインです。単価が高い、そしてそこそこの利益もある。

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