生まれて初めて餅を作りました!

 お正月が近づいています。 こうなるとやはり、普段は食べない餅も食べたくなるものです。それでBuford Hwy. Famers Marketに行ってみたものの、餅がありません。友人の話ではHマートにもなかったそうです。日系スーパーでは販売されているようですが、まあ「サトウの切り餅」程度だと思います。そういう友人はそれを買ったようです。グロサリーの仕入れ業者に聞いても在庫がないというので、こうなったら自分で作るしかないでしょう。
 実は、ここのところ玄米食ですが、玄米だけではつまらないので、玄米もち米を混入して炊いているのです。そうすると硬さと粘りがなんともマッチしていて食べやすいのです。もち米といっても潰して捏ね突かない限り、餅のようにはなりません。11月にこれまた初めてあんこを炊きました。いつもは缶詰を買う私ですが、美味しい粒あん(あんこといえば正統派は粒あんです、こしあんは素人のあんこです)を作りたいと思い、作ったのです。そしてあんこを作った以上は何か作らねばと思い、おはぎに挑戦しました。そこで登場したのが玄米もち米なのです。普通にルクルーゼの鍋で炊いて、覚ましてあんこを中に入れて作成、形は今一でしたが、デザートとして提供したお客様にはなかなか喜ばれました。そういえば、昔はよくおはぎを食べたものです。亡き母は何かあるとよく作っていました。あんこは中にあって黄な粉で塗してもよし、外を被ってもよし、とにかくあんこ系が好きな私です。そういう40年前の記憶を辿りながら作りました。
 まあ、話はさておき、玄米もち米で作った手作りの餅です。これが元旦の初打ちの打ち上げでお汁粉とお雑煮になります。
 実は餅をつくにあたり、最初は実験的にゴマなどを擂鉢の擂り棒で潰してみたのですが、うまくいきませんでした。そしてクリスマスにたまたま我が家を尋ねてくれた小暮家の幸子さんが、「TAKAさん、うちに餅つき機あるよ」と衝撃的な発言をしてくれまして、それを拝借したのです。それはおそらく昭和の時代に作られたものではないでしょうか? 日立の「力餅」というブランドでした。
米を入れて水を入れると勝手に50分で蒸してくれ、あとはボタンを押せば餅をついてくれます。ペッタンペッタンという音はしないものの、見事に玄米のお餅が完成しました。実は最初の餅に煮大豆を入れて豆餅にしようと企んだのですが、大豆がすべて潰れて消えてしまいました。こういう失敗が次の成功につながります。そしても意を突いている中にあんこをそのまま入れたらどうなるかと実験したかったのですが、これは何者かに阻止されてしまいました。
 これを各方面に配布するので、年末まで毎日餅をつきます。これを読んで「すみません、我が家の分もいただけますか?」という希望があれば、お分けします。ただし、31日にBuckheadのTAKAまで取りに来れる方に限ります。どうぞお問い合わせください。axistaka@msn.com

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