アメリカの医療はおかしい 10月1日(月)

Octobre Uno (Lunes)
 今日、10月1日はNational Sake Dayです。色いろ調べると赤ワインの日とか白ワインの日まであります。
 従って、これを利用してワンデー・セールです。日本酒はすべて50%OFFです。今時、これくらいのことをやらないとお客さんは来ません。
 ちなみに寿司の日が今年は6月18日でした。これを見過ごしていましたが、うちは11月1日が寿司の日、お客様感謝デーです。これは、日本が11月1日が寿司の日なので、それで合わせています。

 アメリカの医療制度はやはり、おかしい。蜂に刺されて病院にいきました。さていくら? この質問だけでは答えは出ません。どこに行くかで違ってきます。
 先日、私はアメリカで初めてアージェントケアに行ってきました。予約なしで見てくれる病院で、エモリー、ノースサイド、ピドモントなどの大病院がサテライトとして作っていて、便利なように思えます。
 裏庭で畑仕事をしていて、何者かに刺されてしまった。たぶん虫か蜂であろうと思っていて、痛かったのですが放置していました。すると毒が回ったのでしょう。患部が赤くなってそれが拡がっていきました。
 それで仕方ないので、アージェントケアに行ったわけです。保険のカードを見せ、まずは75ドルの支払いです。
 そして、20分で医師に診てもらい、やはり蜂に刺されたそうで、注射ではなく、飲み薬で良いというので、Walgreenにオンラインで薬をオーダーしてもらい取りに行きました、それが50ドル近いものでした。
 それでしばらくするとアージェントケアからの請求書が来ました。これが194ドルです。従って、合計すると蜂に刺されただけで319ドルを払ったことになります。

 仮に、これでERに行っていたら、どうなっていたか? 3千ドルになっていたでしょう。とにかく、医者には行かないこと、これがベストとしか言いようのないのがアメリカです。それゆえ、アメリカ人はたくさんのビタミンを買い込んで、毎日中毒のように服用して、健康管理に努めているということです。

 今年の初めに結石でERに行った話は書いたと思います。請求額は1万ドル超え、保険があってなんとか3千ドルで済みました。実に恐ろしい国です。

 今朝のCBSニュースのトップは
1)北米自由貿易協定にカナダが合意、一部は未解決ながらも、話し合いをする
2)インドネシアの地震と津波、まだ行方不明者が確定しない
3)カバナウ最高裁判事候補の行方
4)バハカリフォルニアを襲うハリケーンRosaでアリゾナなどに大雨の可能性

 日本では、京都医学の本庶特別教授がノーベル賞医学生理学賞を受賞、免疫の分野での功績。今日は物理学賞の受賞者の発表があります。
 一連の貴乃花事件は終わり、貴乃花親方の引退が受理され、力士も移籍し、貴乃花部屋は消滅します。

 最近、よく目にする記事があります。「老後資金」という言葉です。そのポイントは
1)いくら必要なのか
2)どうやって貯めるのか
 この2つです。今週の現代ビジネスには、夫婦2人で4千万円とありますが、少し前の記事では、3千万円でした。これに加え年金の受給があるのですが。
 最近、引退した夫婦の話では、毎月の生活費は5千ドルは必要と言っていました。これには1年に2回の海外旅行が含まれ、そこそこ贅沢な生活をするとしての話かと思います。
 どうやって貯めるのか。それに加え、「いつから貯めるのか」も大事な問題です。早いに越したことはありません。一番良いのは「給料からの天引き、引き出しできない」これです。
 私はもう5年前、いやもう少し前からファイナンシャルプランナーと「60歳引退計画」を作成し、毎月2500ドルを銀行口座から個人年金積立に引き落としされています。それゆえ、贅沢はできない、生活も苦しいですよ。しかし、お金がない中で暮らし、一方でしっかりお金は貯まってきています。目標通りに行けばいい。
 サラリーマンなら、日本版の401Kをしっかり行い、こつこつと長い期間貯めることです。
 自営業者なら、儲かっているときに、ベンツとか買わずに、そのお金を貯蓄に回すこと。贅沢は禁物です。ビジネス、何が起こるか分からないですよ。不測の事態が起きたときにも、そういう資金を回せるようにしましょう。
 ハワイのコンド、購入して早8年かと思いますが、1つは借金がゴールが見えてきました。これを何とか来年末までに返済したいのです。計画では今年の末でしたが、それは無理になりました、ビジネスがイマイチ良くないので。
 しかし、来年の末には、何とかしたいわけです。そしてこれを完済してしまえば、翌年からは、もう1つのコンドの支払いに、今までの分を上乗せして払えますから、現在その2倍ある借金も3年で払い終えることができるのではないかと試算しています。
 それが終われば自宅のローンだけです。これはさらに多いが、加速に加速のウルトラCで返せれば、ここでハワイに移住して余生を過ごすという目標を達成できることになるのです。まあ、すべては店の売り上げ次第です。
 うまくいけば、個人積み立て年金が60歳から引き出せます。それにハワイの家賃収入で、とりえあずの生活はできるわけです。
 63歳までのソーシャルセキュリティの早期受給までの生活をどうするか、3年間は毎月5千ドルを維持できるかと思います。
 迫りくる老後です、すぐに来ます。どうやって生活するのかをしっかり練ることは大事かと思います。親の遺産とかを充てにしないで、自分のお金、自分で積み立てたお金で、どうやって暮らすのか、考えておきましょう。

 
Drier and warm pattern ahead
 今日から10月です、もう90度には戻りません。下も70度から60度の後半になっています。

 地震や火山の爆発、今の地球はなんでもありの「自然災害のデパート」状態です。貯め込んで、老後をエンジョイ。しかしそのころには暑くて楽しめない、また寒くて家にいるしかない。そんなことにならないように、ほどほどに貯め込み、あとは残りの人生をどう生きるのか、考えるべきではないかと思います。
 日本にいると、「70歳まで現役、国を支えるために働く」、みたいな風潮がありますが、アメリカではお金のある人は50歳や40歳の後半で引退しているのです。仕事は第一ではありません、あくまでも「人生のエンジョイするためのツール」であることを認識しましょう。今週も頑張ります! 

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