アトランタは暖冬、日本は大寒波 2月5日(火)

Febrero Cinco (Martes)
 先週の大寒波が今度は日本に来るようです。特に北海道は厳しく、札幌でも最高気温が―10度になるようです。東京でも水曜日か土曜日に雪になる可能性が出ています。

 気になるニュース、ヒマラヤの氷河の3分の1がすでにない。実は南極と北極に次いで、「第三の氷河」と呼ばれているそうで、8カ国にまたがり全長3500キロにも及ぶのがヒマラヤの氷河ですが、温暖化の影響でどんどん後退しています。このまま行けば今世紀末に3分の2が消滅するそうです。
 仮に全部溶けると、1.5メートルの海面上昇になるそうで、そうなれば沿岸部は終わりです。そしてそれだけのこと?ではないのです。
 ヒマラヤから氷河や雪が溶け、それが水となりメコン川や揚子江に流れ込むことで、夏場の水の確保ができる=農業用水としての意味大きいのですが、その機能ができないとなると、東南アジアからインドにかけての地域の農業に大きな影響を与えます。
 人口爆発地帯のインドやパキスタン、バングラでコメができないと、飢え死にするだけです。温暖化=海面上昇だけの話ではないということです。

 ウーバーの運転手をパートでなくフルタイムでやるとどうなるのか? CNBCに記事がありました。NYに住む男性のデータですが、NYにはウーバー、リフト、ジュノの3社があります。ウーバーとリフトの手数料は30%ですが、ジュノは16%です。しかしジュノの利用者は少ない。
 ある1日、朝の7時から夕方4時まで働いて、15乗車があり$233を得ています。内訳はリフトが9件で$140、ウーバーが6件で$93でした、平均9-11時間働いているそうで平均$250稼いでいます。これで計算すると$1500を1週間に稼ぎ、年収換算で$72000になるそうです。車のメンテナンスに年間2万ドルはかかるそうです。
 今までで一番稼いだ日は$540だったそうです。日本のタクシーの運転手よりも稼いでいると思います。

 59.7歳、これが日本の社長の平均年齢で、過去最高だそうです。1990年には54歳が平均でした。年商500億円以上の会社では60代の社長が54%も占めています。
 権力の座に居座りたいのか、他にすることがないのか?仕事人間=日本人なのかと思いますが。

 デザート業界に異変? 昨年1-10月の間に52軒の和洋菓子店が倒産しています。2008年から毎年50-60軒の倒産があります。
 そこには、贈答が減ったことがあり、お茶を飲む機会が減ったことがあり、洋菓子にはたまにヒット作品があり、ブームがありますが、和菓子にはヒット作品がないのです。
 私的には、洋菓子は好きですよ、しかし洋菓子=バターに小麦粉そして生クリームです。太らないわけがない。和菓子は小豆=豆類がベースで砂糖も黒糖や三温糖を使い、寒天=食物繊維ですから、糖類を除けば健康に良いわけです。ま、和菓子が好き=年寄りになったということでしょう。

 健康の話題です。牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、タンパク質やカルシウムの供給源になるだけでなく、その含まれる成分に「炎症を抑える」「血管内皮を改善する」「認知機能の低下を抑制する」効果を期待できる成分が含まれることが最近の研究で分かっています。糖尿病や高血圧などの治療に役立てられる可能性があります。ラクトフェリンと呼ばれる鉄結合性のたんぱく質です。
 加齢とともに血管も老いていきます。血管の老化は一般的に男性で40歳、女性は50歳を過ぎると加速し、老化した血管は硬く、狭くなり、動脈硬化の状態になりやすいのです。 動脈硬化は高血糖、高血圧、脂質代謝異常などによって加速し、悪化すると心筋梗塞や脳卒中などを引き起こします。
 乳製品に含まれる「ラクトトリペプチド」は、ヨーグルトなどの発酵乳に含まれる乳由来のアミノ酸が3つ結合したタンパク質で、血圧の上昇を抑える効果があります。また脳の活性化に効果的であることも解明されています。認知症の発症リスクが高い糖尿病患者、高血圧患者、軽度認知障害患者などが「ラクトトリペプチド」を摂取すると効果を期待できます。 
 大事なことは、乳製品を夜に摂ることです。納豆もそうで、納豆=朝飯のご飯のイメージですが、夜に摂った方が効果が大きいのです。ヨーグルトもそうで、寝ている間に胃の中で働いてくれます。
 「車椅子拒否、自分の足で最後まで歩く力を養う!」これをスローガンにしましょう。

 
Possible record warmth this week
 昨日の夕方は暑かったので、ドアを1つ空けて外の空気を入れていました。まさか2月に冷房ではもったいない。自然が一番です。
 今日も日中は半袖で大丈夫です。予想気温が70度から72度に変更になっています。木曜日の75度は2月としては、異例の温かさです。氷河溶けても仕方ない。というか、また寒波がやってくると思います。その繰り返しで春になりますが、地球は狂っています。まあ人類が狂わせたという表現が適切です。
 それでも、車の数は世界中で増え、火力や原子力発電所もどんどん増えていきますから、2015年のパリ議定書を守ろうにも守れないでしょう。
 70歳まで働きなさい、と政府は言うが、あと13年働いてお金を貯めて、さあ「楽しい老後だ遊ぼう」となったときに、本当に老後をエンジョイできる環境が残されているのか? そうだイタリアに行こう!とベニスを想定していたら「すいません、ベニスはすでに海面下になっていて行くことができません。干潮時の2時間だけは入ることができます。」となっていないだろうか? それならパタゴニア?「すいません、パタゴニアの氷河は消えてなくなり、山肌しか見ることができません」それならピラミッド? 「すいません、エジプトは日中暑すぎて、ガザに行くことができません。ナイトツアーはすでに満員です」となっていないだろうか? 
 そんな先の嫌なことばかり想像してどうする?という意見もありましょうが、楽観視して最悪の事態になったら、もっと惨めかもしれません。ある程度は備えておくのが適切なのではないかと。 
 



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